あなたは、アデノウイルスという存在を知っていますか?

実は結膜炎や肺炎の原因にもなってしまうウイルス・・・
そんなアデノウイルスに大人が感染してしまった場合、
潜伏期間はいったいどれぐらいなのでしょうか?

今回は、アデノウイルスとはどのようなウイルスなのか、
潜伏期間や感染経路などについて 紹介していきます!

アデノウイルスとはいったいどんなウイルス?

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インフルエンザウイルスはとても有名なウイルスなのですが、
インフルエンザの次に人の体内から検出される頻度が高いのがアデノウイルスだと言われています。

アデノウイルスインフルエンザウイルスと同じく、
風邪とよく似た症状が発症することが多いのですが、
インフルエンザウイルスと最も違うところは、
寄生する宿主から合成するタンパク質膜(エンペローブ)を持たず、
アルコールでは消毒しきれないという特徴を持つウイルスだということなのです。

アデノウイルスは次亜塩素酸で消毒が可能です。

キッチンハイターなども次亜塩素酸なので薄めて拭き取り消毒しましょう。

また、1年中感染してしまう危険性の高いウイルスで、
症状は呼吸器系の症状だけでなく、
眼の症状や消化器の症状などと幅広く、
それぞれの症状によってアデノウイルスの型が違います。
https://twitter.com/TsunaLevi1225/status/758361510469001216

アデノウイルスの潜伏期間と感染経路は?

アデノウイルス潜伏期間は、
ウイルスに感染してからだいたい5日〜7日ぐらいと言われており、
ノロウイルス1日〜2日と比べると長い間感染状態が続くことになります。

アデノウイルスの感染経路は、
便などの排泄物に触ること以外にも感染者との直接接触や飛沫感染などもあり、

非常に感染力の強いウイルスであると言えるでしょう。
ウイルスが強いためにドアノブ・蛇口・つり革など
どこにでもついてとどまっているために手からの感染にも注意が必要です。
その手で直接目を触ると目からも感染してしまします。

したがって、自分の感染に潜伏期間中は気が付かず、
知らないうちにまわりに感染を広めてしまう恐れのあるとても厄介なウイルスなのです。

子供の場合は学校生活やプールなどの場所で感染者がいれば流行することがあります。
6月頃から夏にかけてはプールで感染者の便や唾液などに
直接触れてしまうことで感染することが多いためにプール熱とも呼ばれます。
大人は子供を看病する過程で二次感染することが多いようです。

非常に感染力が強く症状が治まった後もウイルスが便からは1か月程度、
飛沫からは2週間程度に出るのがこのウイルスの特徴的なところで、
完治したと思っても二次感染を防ぐためにマスクやトイレの後の念入りな手洗いは欠かせません。

飛沫感染だけでなく、飛沫が飛んだところへの接触感染にも十分な注意が必要です。

アデノウイルスの症状大人と子供では違う症状からのことが多い?

アデノウイルスは別名プール熱とも呼ばれ子供がプールで感染することが多く、
その場合目や口からの感染になり直接目にウイルスが入ることで目の症状からの発症となることが多いです。

一方大人は直接ではなく感染者の飛沫などを触ったりすることによる感染が多く、
喉の痛みからはじまり咳が出るようになります。

最初に目に症状が出にくいことで他の病気と間違えることもあります。
そして大人には免疫力がある場合が多いので発症はしにくいけれど、
発症すれば重症化することも多いので気をつける必要があります。

風邪のような症状で治まることもありますがその時の
自分の体力やウイルスの強さ・型によっては逆に症状が重くなる場合があるので
風邪のような症状で始まっても様子がおかしく感じたときは
重症化する前に風邪や胃腸炎ではなくアデノウイルスを疑って診察してください。

アデノウイルス感染症の中でも結膜炎と肺炎は要注意!?

アデノウイルス感染症にはウイルスの型によっていくつかの病気があるのですが、
中でも感染力と発病率がとても高いのが流行性の結膜炎肺炎です。
特に症状が激しいので注意することが必要です。

流行性結膜炎

流行性結膜炎を引き起こすのは主に8型・19型・37型のアデノウイルスなのですが、
この病気にかかると一度に両目とも発病してしまう恐れが高いことが知られています。

症状としては、眼部の激しい痛みやかゆみ、涙目、充血などに加え、
大量の目やにが生じ、まぶたが腫れて熱を出すこともあります。

また、不用意に患部に触れることで複合感染を引き起こしてしまう可能性もあるので、
症状がおさまるまでは眼帯をして、手で直接触れることは避けるようにしましょう。

新型のウイルスの53型・54型・56型流行性結膜炎を起こしますが、他の症状は出にくくなっています。

肺炎

肺炎を引き起こすアデノウイルスにはいくつかの型があるのですが、
要注意なのは3型・7型のウイルスによるものです。
なぜかというと、このタイプは重症化してしまうリスクが高いからなのです。

肺炎が重症化してしまうと髄膜炎を起こしやすくなります。
髄膜炎とは、脊髄にある髄膜という組織が炎症を引き起こすもので、
生きていくために重要な神経束の機能を狂わせてしまうのです。

具体的には髄膜炎が長引くことで麻痺や意識消失、
痙攣発作などの重篤な症状に陥り、
後遺症として何らかの障害が残ってしまう危険性が高まることや
最悪の場合死に至ることなど、本当に怖い病気なのです。

ある調査によると、ここ最近日本人の死亡原因として肺炎が急上昇しているようです。
風邪で熱っぽいとか喉が痛くて食べ物が飲み込めないという症状が出たら、
風邪と甘く考えず、早めに病院へ行って診察してもらうようにしましょう。

膀胱炎

この11型のウイルスに感染すると目でみてはっきりわかる血尿が出ます。
痛みも伴い心配になりますが症状は数日で治まります。
膀胱炎の症状が辛い場合には長引かせないためにもすぐに受診して
膀胱炎の治療しないとむくみや他の症状が出てきてしまうことがあるので注意が必要です。

胃腸炎

31型・40型・41型のウイルスに感染すると胃腸炎の症状が出ます。
嘔吐・下痢が症状として出ますが乳幼児の感染が多く見られます。
他の発熱などの症状は重くでることはありませんが、脱水には充分な注意が必要になります。

食事が摂りにくい場合は病院での点滴など体を衰弱させないように気をつけます。

アデノウイルスに大人が感染してしまった場合、どうすれば良いの?

アデノウイルスはとても感染力の強いウイルスなのですが、
発症しても一部の重症化するケース以外は、
時間の経過と共に自然治癒することが知られています。

また、アデノウイルスに対して効き目のあるワクチンや抗生剤は
今現在まだ開発されていないため、基本的には安静にして
他人との接触をなるべく避けるということが感染を拡大させないためにも大切になってきます。

アデノウイルス感染症抗生剤が効かないとされているのですが、
治療するときには抗生剤が処方されることもあります。
これは発病時に免疫力が落ちることで起こる他のウイルスによる
複合感染を防ぐという目的で投与されます。

風邪と間違えるような症状の時でもまわりで子供の流行がある場合には
アデノウイルスを疑い病院で診察してもらわないと自分がまわりにうつしてしまうことになります。

軽く目に症状がでているだけの場合もうつさない心がけが必要になります。
子供と違って無理ができてしまうので高熱の出ない場合があります。
そのような時にもしっかりと初期に完治しないとウイルスによる病気なので自分も症状が進むことになります。

大人の場合は免疫力がしっかりとしているので、初期段階での複合感染を防いで、
現在発病している症状を抑える治療を
きちんと行いながら自然に治癒することを待つことになります。

回復までに目の症状の充血・目ヤニは1週間から10日程、
発熱やのどの炎症や痛みは3日から7日程で症状が治まります。
大人は高熱が出ると症状が重くなるために回復までに子供よりも時間がかかります。
症状の重さによっても違いがありますがアデノウイルスの症状だけで

重症化しなければ10日前後で回復してくるようです。
大人の場合無理をして完治する前に社会生活に戻ることで完治まで長引くことがあります。

感染したら子供の場合でも症状が治まってから2日は登園・登校禁止と病院で言われると思います。

大人もそうできればいいのですが症状が治まって
会社などに出社したい場合はうつすかもしれないことを相談してみることもうつさないためには必要になります。

まとめ

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最後になりますが、アデノウイルスに大人が感染してしまった場合の
潜伏期間は約5〜7日ぐらいで、発症してしまったら複合感染など
重症化しないよう絶対安静にするようにしましょう。

アデノウイルスに子供が感染してしまった場合、こちらをぜひ参考にしてください!