子供が下痢をした・・・そんな時はアデノウイルスの感染による胃腸炎の恐れがあります。

あまり耳にする機会がないアデノウイルスという言葉なのですが、
実はさまざまな病気を引き起こす原因にもなってしまうウイルスで、要注意なのです。

そこで、今回はアデノウイルス感染症による下痢についてと
治療法や診断方法、予防法について紹介していきます!

アデノウイルスの症状で子供が下痢とは、いったいどういうこと?

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アデノウィルス40、41型の感染による胃腸炎になってしまうと、
下痢や嘔吐、吐き気、不快、微熱、腹痛などの症状が見られることが多くあり、
これらはロタウイルスによる胃腸炎の症状と似ています。


下痢は乳児や幼児のような子供らによく見られる症状で、
アデノウィルス感染症で乳幼児は重症化してしまう恐れがあります。
感染したとしても無症状の場合もあるのでよく観察するようにしましょう。

アデノウイルス40、41型の潜伏期間は3日~10日ぐらいで、
感染経路としては患者あるいはもう症状のない感染者の下痢の便の中に
出てきたウイルスが口から入ることで感染してしまうのです。

他には、感染者の気道からの飛沫などにより感染してしまうことも十分にありえます。

また、アデノウィルスによるプール熱(咽頭結膜熱)の場合も下痢の症状が出ることがあり、
ウィルスによる感染のため、抗生剤は全く効果がありません。
プール熱は発熱期間が長く、特に子供などの場合では5日ぐらい続くこともあり、
発熱以外には頭痛や吐き気、腹痛、下痢などを伴うこともあります。

アデノウイルスの治療法や診断方法とは?

アデノウイルス感染症の治療法についてなのですが、特効薬というものはありません。
よって、体内にウイルスに対する免疫ができるまで待つしかないのです。

ですが、待つだけではやはりつらいと思うので、アデノウィルスの治療には対症療法を行います。
高熱で痛みのあるときなどは、解熱鎮痛剤の内服や坐薬を用います。
眼の痛みや赤みが強いときには、細菌などによる二次感染を予防する
抗生剤や炎症を抑える目的で抗炎症剤(ステロイド剤)の目薬を用います。

脱水や食欲低下に対しては、点滴を行うという治療があります。

アデノウィルスに感染しているかどうかの診断については、病院で簡単に行うことができます。
診断方法は、臨床症状と流行状況よるもので、
病気の原因であるウイルスの検索には、咽頭ぬぐい液、
結膜擦過検体を用いた迅速診断キットで確実に診断することができます。

診断については、10分ぐらいで完了するものもあります。

また、アデノウィルス感染症の場合で病型によっては出席停止対象になるものがあり、
出席停止の対象としては、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎です。
アデノウィルスの排菌は、眼・咽頭からは2週間、糞便へは 3 ~4週間と長期間にわたります。
よって、出席停止でまわりへの感染を完全に防ぐことは難しいのですが、
主な症状がおさまってから2日が経過するまでは出席停止となります。

アデノウイルス感染症を予防するにはどうすれば良いの?

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アデノウィルス感染症の予防法として、まずは外出先から帰宅した時や食事をする前、
トイレの後などは必ず手を洗う(手首まできちんと洗う)ようにして、
洗ったあとは乾いた清潔なタオルできちんと水分を拭き取るようにしましょう。
濡れた手で、髪や服、回りのものをベタベタと絶対に触らないようにしましょう。

手を洗い、しっかりと拭いた後に除菌もすると
より、予防効果があがりますよ。

お子様にも使えますし、薄めてうがい薬にもなるので
これ一本あれば徹底的なウイルス対策ができちゃうので一石二鳥です(*^^*)

手洗いをきちんと習慣にするだけでも、アデノウイルスの予防につながるので、
子供だけではなく、大人もちゃんと実践するようにしましょう。


次に、アデノウィルス感染症を予防するという目的では十分に休養を取り、
栄養のバランスがとれた食事を心がけることも大切になってきます。

粘膜や皮膚は、ウイルスや花粉などの異物 を撃退する一次防衛ラインで、
感染症はそのほとんどが粘膜から感染します。
したがって、粘膜を強化することがとても大事になってきます。

粘膜を強化する材料となるたんぱく質や免疫細胞を強化する
ビタミンA・C・Eを積極的に摂取するようにしましょう。
そして、腸の働きを活発にする乳酸菌や食物繊維なども意識して摂るようにしましょう。

また、真夏の日焼けは肌を乾燥させてしまい免疫力を低下させるので注意しましょう。

アデノウィルス感染症はプール熱とも呼ばれることがあるぐらいなので、
プールで泳いだあとはちゃんとシャワーを浴び、
しっかりと目を洗いうがいをするようにしましょう。
アデノウィルス感染症以外の感染症を予防するという意味でも、
タオルなどを共用することはやめましょう。

まとめ

最後になりますが、アデノウイルス感染症の予防はやはり手洗いが基本になってきます。
手洗いは、アデノウイルスに限らず病気の予防の基本なので、
きちんと習慣にして元気よく健康的な毎日を送りましょう。