あかぎれ」古典的な皮膚のトラブルですね。
あかぎれ、“かあさんが〜夜なべをして・・・・”の歌に出てきますよね。

あかぎれは、肌の潤いがなくなった時に皮膚が裂け、
パックリと傷口を開けてしまうもので中には傷が深くあき、
傷口の周りが赤く晴れ上がり熱を持つ場合もあります。
悪化すると化膿し重症化します。

最近は聞かれなくなったあかぎれ

2015-10-27b

最近はあまり聞かれなくなったあかぎれですが、
職業や体質によっては悩みの深い病気の一つです。

あかぎれの原因は大きく言って4つあると言われています。
一つは手の水分不足、二つめは皮脂不足、
三つめの栄養の不足、そして血行不良です。

冬場になって、乾燥によって手の水分が不足します。
また、冬場は身体全体の新陳代謝が落ち
手に分泌される汗や油分も不足することから、
肌の潤いが薄れパクとあかぎれができてしまいます。

このほか、主婦には欠かせない水仕事で
いっそう手荒れがひどくなる季節です。


あかぎれの対策としてメンソレータム

黙っていても手の潤いが奪われる季節ですから、
潤いを与えるハンドクリームは欠かせません。

ハンドクリームといえば、思い浮かぶものにメンソレータムがあります。

メンソレータムといえば女の子のナースが缶のフタに描かれている、
古典的な塗り薬、軟膏ですね。

1894年にアメリカで開発された薬で、
メンソールとワセリンの別名「ペトロレータム」から名を取って
メンソレータムとして販売されました。

日本には1920年(大正9年)に輸入・販売されました。
ですからもう少しで100年を迎えるという歴史あるお薬ですね。
現在、日本でメンソレータムは
目薬で有名なロート製薬によって製造・販売されています。

メンソレータムと名の付く薬

メンソレータムと名が付いて市販されているお薬は次のようなものがあります。

メンソレータム軟膏C
メンソレータム皮フ軟化クリーム
メンソレータムディカルビタミンクリーム
メンソレータム薬用リップジェリー
メンソレータム薬用リップスティック
メンソレータム薬用リップナチュラル
メンソレータムディカルリップb
メンソレータムディカルリップnc
メンソレータム薬用シェービングクリーム

このほかにも制汗剤は日焼け止めなども販売されました。

同じようなものとして

「メンソレータム」と似たもの(同じ)ものとして、
当初アメリから輸入販売を手がけた、
近江兄弟商会が製造・販売をしている「メンターム」もあります。

内容はメンソールとワセリンで同じですが、
ロート製薬のメンソレータムが黄ワセリンに対して
近江兄弟社のメンターム白ワセリンと使用しています。

パッケージも類似しており、白地にグリーンと青で描かれています。
メンソレータムがリトルナースに対してメンタームは
メンタームキッド(はちまきにとりの羽をさしたような男の子)となっています。

デザインは同一人物だそうです。

進歩するメンソレータム

新しく出されたハンドクリームには
あのツーンとくるメンソールの香りが弱まっていますが、
塗りやすく配分された薬効も加わり効き目が強化されています。

主なものとして、抗炎症作用、殺菌成分が加えられたり、
肌の再生を促すビタミンAやビタミンEを配合したもの、
角質を柔らかくする尿素が入ったものなど、
あかぎれの症状にあわせて使用すると良いでしょう。

なるべく、肌荒れ、ひびを起こさない段階での使用。
予防が大切です。水仕事の前後に使用して水分、油分が手から失われないように。

また足、特に踵ですが、余計な角質を取ると同時に軟膏による、
油脂、栄養の補給をしてつるつるにしておきたいものです。

血行も大事、べたべたの・・・

2015-10-27c

メンソレータムは塗りにくいべたべたするのが難点ではなく、
良く手や指を良く動かして塗り込まなくてはならないのが、
手指のマッサージ効果やストレッチ効果をもたらし、
血行をよくするといった効果を出しているのかもしれませんね。

スリスリ、モミモミ今日もやってみましょう。
肩こりや、前腕のリラックス効果がメントールの香りとともに得られますよ。