辛い花粉症の季節がやってきました。
毎日頭痛はするし、鼻もむずむずしてどうしようもない時は薬に頼りますよね。
なかでも人気のあるアレグラは花粉シーズンになるより前から継続して飲まないと効果がでないので
出費がかさみます。
この記事ではアレグラよりやすく手に入るアレグラのジェネリックが効くか効かないか、そして、
いま花粉症に効果的だと注目されているお茶のパワーを紹介したいと思います。
ジェネリックとは?
新しい薬品が開発されるためには相当な金銭的、時間的投資とたくさんの人の手がかかります。
しかし、新薬が開発されてから約20年以上経つと特許が切れて、
主成分が同じ類似品を開発した会社以外が作れるようになります。
ジェネリックとは、ある薬が開発されてから新薬と有効成分が同じで、
同じ効果や安全性が保証された医薬品のことをいいます。
新薬との効果の違いは?
主成分が同じでもその成分をコーティングするために使われている添加物や
製剤特許が切れていなければ、錠剤やカプセルのような薬の剤形を先発医薬品と同じにはできません。
ですから効き方に差が出てくるのです。
例えば、胃で効果を発揮する成分が胃で溶けるカプセルの中に入っていたとします。
しかし、このカプセルの製剤特許が取れないとなると似たような作用をする異なるカプセルで代用しなければいけません。
すると同じ胃で溶けるものだったとしても溶けるのにかかる時間などが異なってたりします。
これが効果の違いを生むのです。
アレグラの効果についてはこちらの記事もご参考に!
アレグラのジェネリック
アレグラは2000年に厚生省から製造承認されました。
そして、ジェネリック品は2012年に製造・販売が始まりました。
そのアレグラのジェネリックとしてFexadyne(フェクサダイン)があります。
これは抗ヒスタミン系の花粉症改善薬でヒスタミンはアレルギー症状を引き起こす原因となる物質です。
アレグラ含めこの薬は第二世代のヒスタミン薬と言われ、
「フェキソフェナジン塩酸塩」を配合した鼻炎薬です。
第一世代と比較すると強い眠気が抑えられています。
お医者さんや薬剤師さんからの支持が熱いお薬なのです。
【医師・薬剤師に人気の花粉症薬ランキング】
1位 フェキソフェナジン(アレグラ)
眠気などの副作用がほぼ皆無。多くの医師が服用。2位 レボセチリジン(ザイザル)
効き目が強く、副作用が軽い。3位 エピナスチン(アレジオン10)
軽い眠気、即効性あり。— 花粉つらい子 (@kafunfollow) March 16, 2017
花粉症に悩まされている人は毎日アレグラを飲まなければいけない人もいると思います。
アレグラは一粒(60㎎)70円ですから、月に2500円くらいの出費となりますね。
ドラッグストアでも購入が可能ですよね。
一方で個人輸入のアレグラ・ジェネリックなら6分の1の値段で済みます。
お医者様から用法容量を聞けない上、
本家アレグラとは剤形に使用されている成分が違う可能性があるので、
ちょっと躊躇しますが月420円くらいで済むのなら購入を検討してもいいですね。
そんな方々のために飲み方と注意事項を紹介しておきますね。
この通りに飲んだのに問題が起きても、責任は取れませんので悪しからず…
フェクサダインは120㎎が出回っているようなので半分に割って朝と夜の二回、
割った半分を服用するのが良いみたいです。
シーズンの1か月くらい前から飲んでいればより良いそうですね。
グレープフルーツなどのかんきつ類と飲むと効果が減弱するそうです!
薬以外の花粉症の予防方法は?
エピガロカテキンが豊富に含まれる緑茶を飲みましょう。
エピガロカテキンとは、ためしてガッテン!!でも特集された物質で、
マクロファージを活性化させる事がわかっています。
- マクロファージとは
- 免疫細胞の一種です。異物が体内に侵入すると取り込んで除去し、
さらに体内に入った異物の情報を収集して経験値を積むことで、
以後の異物侵入に対して迅速に反応できるように進化していきます。異物への免疫の過剰反応=アレルギー反応
なので、体内に入ってきた異物を免疫が反応する前に迅速に除去することで、
アレルギー反応を抑制してくれるという事です。
つまりエピガロカテキンは、免疫細胞の働きを良くしてアレルギー反応を抑えてくれるのです。
ですが、エピガロカテキンは急須で沸かす通常のお茶では茶がらに栄養素の多くが残ってしまう上、
沸かしたお茶ではエピガロカテキンは効果的に抽出されず有効成分を十分に摂取することができません。
しかし、エピガロカテキンを余す事なく摂取できるお茶がありました!
白井田七茶は、緑茶と和漢の王様といわれている田七人参を粉末状に加工したお茶で、
水に溶かすだけでいいのでエピガロカテキンと田七人参の成分をそのまま飲む事ができます。
マクロファージを活性化させて異物を除去し、
抗炎症効果で鼻炎の原因となる炎症を和らげ、お茶の排出作用で体の水分の巡りを良くしてくれます。
これなら鼻水やむくみといった、体の水分系の不調によく効きそうですね。
お湯やお水に溶かすだけなので毎日の習慣にとり入れましょう!
まとめ
ジェネリックにすれば安くアレグラと同じ成分のお薬が買えるので前もって飲んでおけますね。
しかし、お薬だけに頼るのではなく、体の中から免疫を高めて異物に強い体にしていくことも重要です。
そのためにはエピガロカテキンの入った緑茶を飲む事が効果的といえます。
アレグラを飲んで対策をしつつ、毎日の習慣に緑茶を取り入れて花粉に負けない体を作っていく事が
大切ですね^^!