「そんな薬があるなんて!」
汗かくと化粧が崩れちゃう!
なんてことがこれから暖かくなる時期に多くなってきますよね。
においも気になるし、日中ハラハラしてしまうことありませんか?
制汗スプレーや脇パットをしても気休め程度にしかならない!
そういうあなた!汗を止める薬、実はあるんです!飲み薬も塗り薬もあります。
ここでは汗を止めるという薬について説明したいと思います。
どうして大量に汗がでるの?
多汗症は精神面に関係なく、交感神経が敏感なために汗がでやすいとされています。
リラックスしている状態でも汗が出てしまう。そんな症状がみられます。
危険な病気のサイン!?
女性で更年期障害の症状の一つにカッと汗をかきすぐにひくというのがあります。
これはエストロゲンというホルモンが減少するためにおこる症状です。
また、甲状腺機能亢進症の症状にもあります。
この病気になると基礎代謝が異常に高まり、全身から大量の汗が出てきてしまいます。
病気の場合は汗の他に症状が出るので、
変だなと思ったら一度病院へ相談してみてはどうでしょうか。
汗を止める薬って?
塗り薬
最近どんどん新しい制汗剤がでてきましたね。でも効果はイマイチ…;つД`)
なんてことないですか?
汗を抑えることに効果的なのはクロルヒドロキシアルミニウムです。
この成分配合の制汗クリームだと「テサラン」が人気です。
手汗対策と書いてますがクロルヒドロキシアルミニウム配合で他の部位にもちゃんと効きます。
と言うかぶっちゃけ汗を止める成分自体は一緒なので、
手汗・足汗・脇汗系のクリームはだいたい同じ物です(笑)
塗り薬は塗り直しが面倒ですが、こちらは効果が72時間続くので1日1回で大丈夫です。
日頃から塗っていれば手汗の予防ができると言う珍しいタイプですね
定期購入じゃなく1個でも買えて、返金保証があるので試してみてもよさそうですね。
飲み薬
飲み薬で汗が止まるなんて驚きですよね!
飲み薬は個人輸入で手に入れることができますが、
初めは病院で処方してもらうことをオススメします。保険がききますしね!
(1) プロパンテリン臭化物(プロ・バンサイン錠)
主な作用は内臓の平滑筋のけいれんや胃酸の分泌を抑えます。
胃炎や下痢、胆石などによる腹痛に効きます。
アセチルコリンが消化器官系臓器の働きを強めるので、
そのアセチルコリンを抑えることで消化器官系臓器の異常な収縮が抑えられるのです。
一見汗とは関係ないように見えますが、
アセチルコリンは汗腺を刺激して汗を出させる物質です。
だからこのアセチルコリンを抑えるプロパンテリン臭化物は
汗をも抑えてくれるというわけなんです!納得ですね(*’▽’)
しかし、緑内障や排尿障害がある、重い心疾患、細菌性下痢症などがあると服用できません。
飲み合わせでも安定剤や抗うつ薬、風邪薬などと一緒に服用してはいけません。
副作用は口の渇きを訴える人が多いです。
他には便秘、尿が出にくくなる、目がかすむなどがあり人によっては
副作用が強く出てしまう場合があるので注意しましょう。
(2) グランダキシン
主な作用は自律神経の調子を整えます。
自律神経の乱れで多汗症になっている場合があります。
汗が異常に出てしまうのは交感神経が優位になってしまうことで起こるので、
自律神経を整えることで汗が正常になるというわけです。
このお薬でも緑内障や筋無力症があると服用できません。
副作用は眠気、めまい、口の渇き、便秘などが挙げられます。
また依存性が低いとされますが全くないわけではないので正しく服用することが絶対です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
塗り薬や飲み薬、汗を抑える薬はあったんですね!
塗り薬は塗ったところのみ汗を抑えてくれますが、薬は全体的に止まります。
体温を下げるために汗が出ているので夏場は熱中症などに気を付けましょう!
たくさん汗かく時期だからって薬の使い過ぎは危険ですよ(; ・`д・´)
飲み薬は病院で処方してもらえますが、もともとの使用は汗を抑えるためではありません。
ですので「汗を抑えたいから薬をください」
と言っても処方してくれないかもしれません。
また、上でも述べたように病気のサインであるかもしれませんので
一度病院で受診されることをオススメします。