化粧品売場では、「美白」とか「保湿」などのポスターやPOPが目立ちますよね。
女子にとって、やはり透明感のある白い肌は憧れです!
美白化粧品は様々なメーカーから出ていますが、
数年前にこの美白化粧品でトラブルが起こったことを覚えていらっしゃいますか?
そして今、売場に並んでいる美白化粧品はすべて安全なのでしょうか?
実は、海外ではもうすでに使用禁止になっている成分が含まれている美白化粧品もあるのです!
今回は、美白化粧品に使用されている成分について調べてみました。
美白化粧品に含まれるハイドロキノンが危険あり?
美白化粧品に含まれているハイドロキノンという成分は
肌の漂白剤と言われるほど高い美白効果があると言われています。
シミを薄くする効果がある美白成分ですが、その分、肌への刺激も強いのです。
そのため、赤みや湿疹などの副作用が生じる可能性もあります。
実際に被害があった「ロドデノール」
2013年にカネボウ化粧品が商品の自主回収を行いました。
カネボウ化粧品が開発した「ロドデノール」という美白成分が原因で
白斑という病気を引き起こしてしまったのです。
被害者は2万人以上と言われています。
私、2013年のカネボウ白斑事件の被害者なのですが、今更こんな冊子が届いた。和解のときに「今後一切関わりたくないので資料等は不要」って伝えたような…
世間はもう事件を忘れただろうし、私もよく見ないと分からない程度に回復したけど、今も白斑被害に苦しんでる人がいると思うと、胸が痛い。 pic.twitter.com/0g2kdfWB51— garakutamju (@garakutamju) May 20, 2017
もう4年になりますが、このニュースの衝撃は忘れられません。
資生堂の美白化粧品「HAKU」は安全
資生堂の美白美容液ではHAKUが有名です。
HAKUにはトラネキサム酸という成分が配合されています。
このトラネキサム酸は皮膚科でも処方されていますので、安全な成分だと言えるでしょう。
資生堂HAKU一本使い切って二本目に入ったんだけど確かに肌の透明感出てきてる。シミソバカスは消えてはない。全体的に肌が元気でトラブルが減った。基礎化粧品は以前と変わらずエリクシールホワイト。美白美容液探してるならHAKUがとりあえずおすすめかな。
— Ti (@2titanium2) May 16, 2017
透明感のあるお肌になりたいですね!
ハイドロキノン配合の美白化粧品は危険かも!
ハイドロキノンという美白成分は日本では使用されていますが、
発がん性の疑いがあるためヨーロッパでは使用禁止になっています。
このハイドロキノン配合の美白化粧品で有名なものは、
オバジの「ブライトニングナイトセラム」や、エピステームの「HQレーザークリア」などです。
こちらの記事でもハイドロキノンについて詳しく説明しています。
被害が出た場合の対処法
化粧品を使用して皮膚トラブルが起こった場合は、まずメーカーに連絡します。
その後、その化粧品を持って皮膚科を受診しましょう。
パッチテストなどを行い、軟膏などのお薬を処方してくれます。
その後、診療結果をメーカーに報告しましょう。
肌荒れが究極に悪化して化粧水すら受け付けないので皮膚科変えたら化粧品のパッチテストしてくれたんだけど、かゆい。テープがかゆいのか化粧品に反応してるのかわかんないけどかゆい! pic.twitter.com/djtNWvTrqh
— ホタル@久我くんがぁぁぁぁ (@semiutai) May 11, 2017
パッチテスト自体も大変そうですね…。
お肌に優しい「サエルホワイトニングクリーム」
ディセンシア サエルホワイトニングクリーム クリアリスト
- このクリームは肌トラブルなく吹き出物もできないし、乾燥も防いでくれるのでリピートしています
- 使って1年半くらいになりますが肌が荒れたことはありません
- 潤い感は、丁度良いと思ったんですけど、あまり美白の効果が感じられないです
@コスメレビュー 2017/6/3
美白の効果については個人差があるようですが、
保湿効果が高く肌トラブルが少ないという感想が多い美白クリームです。
日焼け対策をして美白をキープ!
まずは日焼けしないように気を付けましょう。
暑い時期は日焼け止めクリームをこまめに塗りなおすことが必要です。
そして、しっかり洗顔をして保湿効果の高い基礎化粧品でお手入れしましょう。
乾燥はシワやシミの原因になりますので肌に潤いをたくさん与えてあげましょうね。
お家にあるものでパックできます。
簡単なので試してみてくださいね!
まとめ
- ハイドロキノンには湿疹などの副作用を起こす可能性がある
- 過去にカネボウ化粧品のロドデノールという成分で白斑被害が起こってしまった
- 資生堂のHAKUに含まれているトラネキサム酸は安全性が高い
- 化粧品を使用して皮膚トラブルが起こった場合には、メーカーに連絡してから皮膚科を受診する
- 美白を保つために、基礎化粧品やパックなどで肌の保湿をする
今回の内容をまとめるとこのようになります。
化粧品だけではなく、素材や食品などでもオーガニックを好む方が増えているような気がします。
やはり、自然なものが身体に馴染みやすいのかもしれませんね。