おへその中に溜まった黒い物体、通称へそのごま
「おへそのごまは、取ったらお腹が痛くなるから取っちゃダメ」
なんて、子供の頃に言われた記憶、ありませんか?

実際、おへそはデリケートな部分なので、
無闇に指先でほじってしまうのは厳禁。

しかし、へそのごまにはブトウ球菌が潜んでいるので、
正しいお手入れの仕方を学んで、清潔に保つことが大切です。

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へそのごまの正体

2016-05-19b

おへそに溜まった、黒い物体の正体。
へそのごまと呼ばれますが、勿論胡麻ではなく、身体のアカ・皮脂・汗・石鹸カス等のゴミ。

これらがおへそに溜まって混ざり、
固まることで、黒いごま粒状の物体になっているんです。

毎日身体は洗っても、おへその中までは、お手入れも見落としがち。
窪んでいるので、見えにくいうえに掃除もしにくいんですよね。

おへその汚れを長年放置した結果、
黒い塊になってしまったのが、へそのごま。

へそのごまが食中毒を招く

へそのごまには食中毒の原因になる、黄色ブドウ球菌が常在しています。

黄色ブドウ球菌は、人の皮膚に住む細菌。
皮膚の中でも、湿った部分を好む性質を持つので、
体温や汗で、蒸れて湿り気を帯びやすいへその中に繁殖しやすいんです。

大人でしたら、へそのごまが口に入る恐れも少なく、
へそのごまが原因で食中毒を起こす可能性は低いのですが、
多くの幼い子供には、指を舐める癖が。

子供がおへそを触った後に指を舐めると、ブドウ球菌が体内に侵入、
食中毒を起こす心配があるので、おへそのごまを触らないよう、
親御さんが、へそのごまを取るとお腹が痛くなるなどと言い聞かせたのでしょうね。

へそのごまを放置することによる、病気の可能性

前述した通り、へそのごまの正体はゴミですから、
それ自体が身体に害を及ぼすことは無いです。

しかし、・・・へそのごまを溜めたままにしておくと、
皮膚の傷から、ごまに含まれる雑菌が侵入し、臍炎(さいえん)を起こしやすいんです。

臍炎の主な症状は、痛み・湿疹・腫れ・化膿等。
へそのごまが強烈に臭う方は、ご注意。
臍炎が原因で、悪臭を放っている可能性があります。

おへその炎症を見つけたら、直ぐに皮膚科を受診してください。

無理矢理掻き出すのは厳禁

ここまで読んで、
へそのごまが気になって取りたくなったあなた。
指先や爪で、無闇にほじくるのは厳禁です!


世間でも、無闇にへそのごまを取ってしまい、
痛くなってしまった方達が・・・

おへその皮膚はとても薄く、
その下は、腸を包む大切な膜、腹膜なんです。
へそのごまを取りたいがために力を入れすぎてしまうと、
腹膜が傷つき、痛くなってしまうんですね。

へその掃除の仕方

おへそは、とてもデリケート。
正しいお手入れ方法を知って、丁寧に行うことが大切。

へそのごま掃除のために必要な道具は、オイルと綿棒!

一本ずつ包装されているものは清潔で嬉しいですね(*^^*)

オイルは、オリーブオイル、ベビーオイル、クレンジングオイル等。
あなたの身近にあるオイルをお使いください。

オイルをへそのごまにさすと、段々ごまが溶けてくるので、
溶けたへそのごまを綿棒で優しくこすって取り除きましょう。
あくまで優しく、おへそに傷をつけないように。

入浴時に定期的にお手入れをして、
おへそに汚れが溜まらないようにすることも忘れずに。
石鹸を含ませたタオルを指に巻き、おへそに入れて、くるくると回す。
これが、普段からのおへそのお手入れ方法です。
頻度としては、週に2〜3回でOK!

まとめ

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「おへそのごまは取っちゃダメ。」
幼い頃の教訓を信じて、へそのごまを触らないようにしていたあなた。

その教えは親御さんの愛故ですが、
本当は、へそのごまは溜まらないよう清潔に保つ必要があること、ご理解いただけましたか?

食中毒の原因になる、ブドウ球菌が身体に潜んでいたなんて・・・
滅多に口に入れることはないとはいえ、ちょっと怖くなっちゃいますよね。

おへそはデリケートなので、無理にほじって傷はつけないように。
日頃からこまめにお掃除してへそのごまの溜まらない、
清潔なおへそを保つように意識しましょう!