「カシスオレンジ」「カシスソーダ」は知らない人はいないくらいの定番カクテルですが、
この「カシス」がどんな果物か知っている人は多くないようです。
このカシス、実は抜け毛や疲れ目など、美容健康に良い果物なのだとか。
今回は、カシスについて詳しくご説明します。
カシスってどんな果物?
カシスは、日本語ではクロスグリと呼ばれる黒っぽい小さなツブツブの果実です。
日本ではカシスを使ったリキュールやジャムがおなじみですね。
栄養価として特筆すべき点は、ビタミンCとポリフェノールが豊富ということ。
ビタミンCもポリフェノールも抗酸化作用の強い成分として知られていますが、
カシスに含まれるポリフェノールの一つ、アントシアニンは「カシスアントシアニン」と呼ばれていて、特に強い抗酸化作用を持つのだそうです。
このため、カシスはアンチエイジングや様々な病気の予防に効果があるとされ、
今では食べるだけではなくサプリメントなどに活用されています。
カシスは疲れ目に効く!
カシスと言えばあの濃い紫色が特徴的ですが、これは先ほどお話ししたカシスアントシアニンの色素です。
このアントシアニンは、ブルーベリーにも含まれ、目に良い成分として知られていますよね。
カシスアントシアニンは抗酸化作用、つまり活性酸素を除去する能力に優れていますが、
この成分が紫外線を浴びることで発生した活性酸素に働いてくれるのです。
そして、視力に関わる「ロドプシン」という物質の再合成を促す効果もあるそうです。
このため、カシスは目の老化防止や疲れ目などに効果的と言えるのですね。
カシスアントシアニンは他の果物よりも抗酸化作用に優れているため、
疲れ目が気になる方はカシスそのものを食べたり、サプリメントで効率よく摂取すると良さそうです。
抗酸化作用を期待するなら、紫外線を浴びる前、つまり朝に摂取するのがおすすめです。
抗酸化作用についてはこちらの記事もご参考に!
カシスは血行を良くするため、抜け毛や冷えにも効果がある
カシスが目に良いのはあの色味から想像が付きますが、他にも血行を良くする作用があると言われています。
これは、カシスのポリフェノールに末梢神経を拡張する働きがあるためです。
血行が良くなるということは、冷え性の改善が期待できますよね。
でも、それだけではありません。
頭部の血行が良くなることで毛根に栄養が行き渡るようになり、抜け毛を防止する働きもあるのです。
さらに、血行不良により起こる目の下のクマ、肩こりや疲労回復にも効果を発揮すると言われています。
これらの効果を得るためには、やはりカシスを食べて、口から栄養摂取すること。
カシスの血管拡張効果は持続性があるそうなので、朝だけではなく夜にリキュールを飲んでも良さそうですね。
摂り入れやすいカシス製品は
日本ではカシスの栽培が盛んではないので、生カシスを手に入れるのはとても難しいです。
でも、冷凍品なら輸入食材を置いているお店や、製菓材料店に置いているので入手しやすいですね。
冷凍品はそのままスムージーに入れたり料理やお菓子に使うなど様々な活用法があります。
ドライフルーツの専門店には、レーズンのように干したカシスを置いていますよ。
これなら、そのまま食べやすいですね。
また、カシスそのものよりも摂取できる量は少なくなりますが、ジャムやお酒は手頃な価格で手に入れやすいですね。
もし、味わう必要は無いので、カシスの栄養だけを取り入れたい!ということなら、やはりサプリメントがおすすめです。
気になる方は是非試してみて下さいね。
カシス物は今度製菓屋さんに買いに行くとして、結局サプリ注文して飲んでみたけど、効いてる気がする。クマの色が薄くなったように感じる。くぼんでしまっている部分は顔筋トレーニングするべし、だな。
— ひーこら (@heacola) November 13, 2016
ここんとこ睡眠時間がいつもの半分程度であるのだが、カシスのサプリ飲み出してから、クマ出来にくい気がする。メリ♀様にも効いてますように。私の睡眠不足は吹出物の嵐で比例してるんだが。
— myon** (@0922myon) July 9, 2014
まとめ
いかがでしたでしょうか。
知っているようであまり知られていない、カシスの健康効果についてお話ししました。
このように、スゴイ効果があるカシスですが、それ以前に食べて美味しいというのがカシスの嬉しいところです。
カシスを使ったアイスやケーキは特別な感じがするデザートですし、
カシスジャムはバターと一緒にパンに塗るととっても美味しいですよね。
もちろん、お酒としてのカシスも、女子に人気のカクテルによく使われています。
↑この動画のように、実はカシスオレンジは簡単に作れるのです。
お酒好きな人は是非作ってみて下さいね!
美味しいだけではなくて、美容や健康にも良いカシスを、どんどん取り入れていきたいですね。