みなさん腸炎ビブリオって聞いたことありますか?
腸炎ビブリオとは夏場に多く発生する食中毒を引き起こす菌のことです。

6〜10月に増殖スピードが高まるため、かかったことがある方も多いのでは無いでしょうか?
腸炎ビブリオを発症してしまった場合
酷い腹痛に襲われとても辛いので極力発症してしまわないように予防したいですよね。

そこで今回は腸炎ビブリオの発生源についてまとめていきたいと思います。

身近に潜む腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオとは、気温が15度以上、海水温が20度以上になると増殖スピードが高まるため、
夏に捕った海の生き物に付いていることが多いようです。

6〜10月頃に多く増殖するため、この時期に腸炎ビブリオを発症してしまう人が増加します。


ウニほたてはもちろん、アジイカ
などどんな海水中の生き物にも付着しているので食べる時には注意しましょう。

その他にもわかめきくらげなどの海藻にも付着していることもあるため、
海藻サラダなど生で食べる時には十分に気を付けて調理をするようにしましょう。

予防する方法ですが、まず常温での放置に気をつけましょう。
常温で放置した場合、冷蔵庫内と比べ食中毒を起こす菌が速いスピードで増殖してしまいます。

腸炎ビブリオも例外ではなく、なんなら他の食中毒の菌よりも増殖するスピードが2倍と速いため、
夏場の常温であれば1時間程度で食中毒を起こすのに十分な程に菌が増殖してしまいます。

腸炎ビブリオとは塩分濃度2~7%の塩水の中が生息源なのだそうで、
調理前に真水でしっかり洗うことで死滅していき、食中毒を防ぐことができるようです。

死滅しきらなくても、低温や高温に弱いため冷蔵庫の中にいれたり、
加熱することによって増殖を防ぐことが出来ます。
腸炎ビブリオは4度以下の温度では増殖しないと言われています。

ただし加熱してから放置していると冷めて来て常温程度になってしまい、
菌の増殖スピードを速めてしまう原因になりますので、加熱調理後は極力早めに食べるようにしましょう。


調理に使用したまな板や包丁は洗浄し、消毒後しっかり乾燥させましょう。
使用後にしっかり洗浄せずに使用した場合、
他の食材に二次汚染してしまい、食中毒の可能性を高めてしまいます。

救急でも病院へ行くべき?

腸炎ビブリオを発症してしまったらあまりにも酷い腹痛なので、
時間外でも病院にかかった方が良いのか迷いますよね。

大抵の場合は直ちに病院に行かなければならないわけではないそうです。

ビオフェルミンなどの整腸剤は市販でも買えるので、
ビオフェルミンを飲んで様子を見てみてもいいかもしれません。

しかし、個人差があるのでおかしいと思ったら迷わず病院へ行くことをおすすめします。
腸炎ビブリオの治療法ですが、大抵の場合は抗生物質や整腸剤を処方されます。

抗生物質はクラビットという薬が処方されますが、
副作用で下痢の症状が現れることもありますので、
腸炎ビブリオによる下痢なども含め脱水症状にならないよう水分補給には十分に気をつけましょう。

クラビットのその他の副作用は頭痛めまい吐き気発疹胃の不快感などがあげられます。
脱水症状が酷ければ点滴をすることもあるようです。

激しい腹痛を伴う場合には鎮痙剤を処方してくれる場合もあるようなので
我慢せずに症状をしっかり伝えるようにしましょう。

医師の指示通りに服薬し、おとなしく安静にしていれば2〜3日程度で症状は良くなります。
腸炎ビブリオは病院で検査をすることで判断することができますが、
結果が分かるまでに数日かかってしまうので、それまでに症状が治っている場合も多いそうです。

下痢が酷いからと下痢止めを飲んでしまうと、
菌の排出が妨げられてしまい治りが遅くなってしまうこともあるようなので
自己判断で下痢止めを飲むのは控えるようにしましょう。

こちらの記事でも腸炎ビブリオについて詳しく説明しています。

まとめ

  • 腸炎ビブリオは6月〜10月に多く発生する
  • 予防するには4度以下で保存し、常温放置二次汚染に気をつける
  • 腸炎ビブリオは真水に弱く、水道水で洗うと大半が死滅する
  • 治療法はクラビットや整腸剤の投与
  • 下痢止めを飲んではいけない
  • 嘔吐、下痢、激しい腹痛、軽い発熱の症状がある

今回はこれらについてまとめさせていただきました。

腸炎ビブリオを増殖させないよう、買ったものはすぐに冷蔵庫にいれたり、
水道水で洗ったりなど予防するようにしましょう。

発症してしまったら、酷くなると時期の関係もあって熱中症になってしまったり、
脱水症状によって脳梗塞になってしまうこともあるようなので、
治療する上で水分補給が一番大事になってきます。

体力も落ちているので症状が落ち着くまでは大人しく安静にしていましょう。