腸内フローラは、簡単に言えば「腸内細菌の集まり」のことです。

ここ最近、腸内フローラの解明が進んでいて、肥満や性格、しわ、
糖尿病などに関係があるといわれていて、
医療界に革命を起こす可能性を秘めているということです。

今回は腸内フローラの肥満や性格、しわ、糖尿病との関係性について詳しく紹介していきます!

<Sponsored Link>

腸内フローラが原因で肥満!?

shutterstock_74941042

腸内フローラは、美肌がんダイエットうつ糖尿病
アレルギー薄毛に加えて、性格にも大きく関係しているという
驚きのパワーが秘められているそうです。

腸内フローラは簡単に言えば「腸内細菌の集まり」と言いましたが、
400種類以上の腸内細菌の中で1人あたり200種類
100兆個が腸の中で共存しているそうです。
腸内細菌は人間の生命活動においていろいろと有益な物質を作っていて、生命活動をサポートしています。

例えば、特定の腸内細菌が出す「短鎖脂肪酸」は体に脂肪が蓄積するのを抑える働きがあり、
その菌が十分に存在していれば、ダイエットに効果があるということになります。

肥満の人の便と痩せている人の便を別々のマウスに移植し、
経過を観察したところ肥満の人の便を移植したマウスは体重が増加し、
痩せている人の便を移植したマウスは変わらなかったという実験結果が報告されているようです。

腸内フローラは臆病な性格にも関係している!?

腸内フローラと「性格」の関係についても、とても興味深いものがあります。

腸は「第2の脳」と言われていて、それぐらい自律神経に深く関係している器官で、
神経細胞の数は脳についで2番目に多く存在しているのですが、
性格とはまた少し違うのではないかと考えてしまいますよね。

そんな中、活動的なマウスと臆病なマウスの腸内フローラを入れ替えてみたら、
活動的なマウスは臆病に、臆病なマウスは活動的に変化した
という実験結果が報告されているようです。
具体的な腸内細菌やその産生物質はまだ明らかになっていないようなのですが、
社交的な性格な人の便を移植すると社交的になる可能性があるかもしれないのです。

腸内フローラは気になるしわとも関係している!?

18-2

便秘になると、肌が荒れてしまうということはよく知られているのですが、
しわも腸内フローラと関係があるようです。
しかも、すでにあるシワの深さが浅くなるという実験結果が報告されています。

大豆が腸内細菌によって分解されてできる物質にエクオールというものがあります。
これは女性ホルモンに似た物質で、肌のハリに関係するコラーゲンを作り出している
繊維芽細胞」を活発にする働きがあるとされています。

ある実験でこのエクオールを女性に飲んでもらってから
シワの深さの変化を調査したところ、
しわの深さが浅くなったという結果が出ているようです。

腸内フローラをよくするにはどうすればよいの?

便を移植する

以上のように腸内フローラがすごいパワーを秘めていることは
理解することができたと思うのですが、
実際に腸内フローラ良くするためにはどうすればいいでしょうか?

まず1つは、よい働きをする腸内フローラを移植(便微生物移植)することです。
実際、欧米では腸内フローラの移植が行われているようです。
要するに、便を移植するということです。

特定の腸内細菌だけが増えてしまいいろいろな症状が出てしまう
という難病の患者や何をしても治らなかったという患者に健康な人の便を移植したところ、
すっかり症状がよくなったという事例はあるようです。

ただ、この便を移植するということは、日本ではまだ臨床試験が進められている段階なので、
日本で便を移植することができるのはまだ少し先になりそうです。

良い腸内細菌を増やす

便を移植すること以外では、腸内細菌のえさとなる食物繊維を摂ることがあります。
食物繊維を多く含む食品として、ごぼうやたまねぎ、アスパラガスなどの野菜
納豆や大豆などの豆類が挙げられます。

食物繊維には水溶性不溶性のものがあり、特に水溶性の食物繊維は
脂肪の蓄積を抑える「短鎖脂肪酸」を出す腸内細菌がエサとして好むと言われています。

水溶性の食物繊維は、昆布やめかぶ、寒天など海藻類に豊富に含まれています。
特に寒天は約8割が食物繊維と言われていて、カロリーも少なく満腹感も得られるのでおススメです。

寒天はテレビのダイエット特集などでも度々話題になりますよね。
味がないことから、どんな料理にも使いやすいです。

また、ごぼう納豆は水溶性も不溶性の食物繊維が豊富に含まれているので、
バランスが良くこれらもおススメです。

まとめ

最後になりますが、腸内フローラは肥満や性格、しわ、
糖尿病との大きく関係しているようです。

ですが、まだ日本では便の移植、つまり便微生物移植ができるまでには
時間がかかりそうなので、今は積極的に食物繊維を摂るようにして腸内フローラ、
つまり腸内細菌を元気にして、便を移植することができる日が来るのを待つようにしましょう。

まだまだ腸内フローラについては解明されていない部分が多いようで、
太りにくくする菌やシワを減らす菌、糖尿病になりにくくなる菌、
うつになりにく菌、花粉症やアトピーを抑える菌、薄毛を抑えるなど
夢のような腸内フローラの研究が進んでさらにいろいろな働きが見つかることを期待しましょう。