ココアは少し前までカロリーの高い飲み物として敬遠されがちだったのですが、
今では健康飲料の代表とも言われています。

そこで、ココアには肌の損傷も回復させるという効能があるようなのですが、本当なのでしょうか。
ここではココアの効能として美肌やダイエット、冷えなどについていろいろと紹介していきます。

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ココアとは?

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ココアの原料はチョコレートと同じ「カカオ」です。カカオは学名を
「テオブロ・カカオ」と言われていて、テオブロとはギリシャ語で「紙の食べ物」という意味です。

大きな実(カカオポッド)の中に20~40個の白い果肉が詰まっていて、
その中にカカオ豆が入っているのです。
カカオ豆はこの白い果肉「プルパ」によって醗酵され、カカオ独特の苦味やコクが生まれます。

発酵した後、乾燥して焙煎することによってココア特有の香りが生まれるのです。

そして、圧搾したカカオマスから脂肪分(ココアバター)の一部を取り除き、
塊(ココア ケーキ)を作り、これを再び細かく粉砕してココアパウダーがつくられるのです。

美容と健康の源であるココアの5大成分とは?


参照:http://item.rakuten.co.jp/

これまでに確認されているココアの有効成分は、
「カカオポリフェノール」、「テオブロミン」、「食物繊維(リグニンなど)」、
「遊離脂肪酸(FFA)」、「ミネラル」の5つです。
ここではそれぞれの働きについて紹介していきます。

カカオポリフェノール

カカオポリフェノールはココアの苦味成分で、活性酸素を退治する抗酸化物質です。
活性酸素は細胞を傷つけてしまうので、病気や老化の原因といわれているのです。

ココアのカカオポリフェノールの抗酸化力はとても高く、
赤ワインの2倍紅茶の4~5倍とも言われています。

テオブロミン

テオブロミンは、ココアの第2の苦味成分で、カカオ豆特有の成分です。
学名のテオブロマ・カカオが名前の由来です。
テオブロミンはカフェインに似た物質で、利尿作用
血管を拡張させて血流量を上げて、体温を上昇させる働きがあるのです。

また、脳内物質のセロトニンに働きかけてリラックスさせる効果もあるともいわれています。
さらに最近では咳止めにも効果的だということも確認されています。
ちなみに、イヌにチョコレートを食べさせてはいけないのは、
このテオブロミン中毒の恐れがあるからです。

食物繊維リグニン

ココアの成分の半分ぐらいが食物繊維で、そのほとんどがリグニンです。
リグニンには、便通の促進コレステロール値を低下させる作用血圧を低下させる作用などがあります。

遊離脂肪酸(FFA)

遊離脂肪酸(FFA)は、ココア特有の成分で、食中毒の原因である
O−157などの増殖を抑える作用があります。
また、胃潰瘍の原因である「ピロリ菌」の殺菌効果もあると確認されました。

ミネラル

カカオにはカルシウム、鉄分、マグネシウム、
亜鉛などのミネラルがバランスよく含まれていて、
これらが細胞の代謝機能をアップしてくれます。

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ココアの美肌やダイエットなど美容と健康に嬉しい効果・効能とは?

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ここでは、ココアの美容健康に嬉しい効果・効能についていろいろと紹介していきます。

肌の損傷を回復する

「ココアを飲んでいる患者の傷の治りは早い。
それなら、紫外線で傷ついた肌にも効果があるのではないか」
ということでマウスを使った実験が行われて、
ココアを摂取したマウスの方がココアを摂取しなかったマウスより
20−30%ぐらい肌の回復が早いことが確認されています。

これはミネラル成分やポリフェノールが関係しているのではないかと考えられていて、
メカニズムについてはまだ研究中なのですが、
今現在ココアを摂取すると肌の炎症物質であるNOの生産を抑制することがわかっています。

便通の改善

ココアは、食物繊維のリグニンをたくさん含んでいます。
便秘の人にココアを飲んでもらったところ、数日後から規則正しい排便が増え、
1週間ほどで便が臭わなくなっているということが報告されています。

ピロリ菌に対する効果

ココアは普通に飲むことでもピロリ菌に対して殺菌効果があり、
マウスの実験ではピロリ菌の胃内定着が強く抑制されることが確認されています。
この殺菌成分は遊離不飽和脂肪酸であり、
この殺菌のメカニズムは細胞膜の透過性を高めることによるものだと考えられています。

そして、胃にピロリ菌がいる人を対象とした臨床試験の結果、
ココアを摂取したグループでは1ヶ月後にピロリ菌の活動が約15%低下したそうです。
また、胃・十二指腸潰瘍患者を対象とした臨床試験の結果では、
ココアを摂取したグループでは除菌率が向上するという傾向が確認されたそうです。

冷えの解消

ポリフェノールやテオブロミンの毛細血管を拡張する作用により、
血行が良くなって代謝が活発になり、冷えが解消されるのです。
70−75℃のココア、お湯、コーヒー、緑茶を100ml飲んだ後に
手足の表面温度をサーモグラフィーで測定し比較した結果、
ココアは他の飲み物に比べて表面温度の上昇幅が大きく
その効果は約1時間継続したということが報告されています。

リラックス効果

ココアに含まれるテオブロミンが癒し物質であるセロトニンを誘導し、
リラックス効果を得ることができます。

また、ココアの香りにもリラックス効果があるのです。

まとめ

最後になりますが、ココアには美容と健康に嬉しい効能がいろいろとあり、
1日1−2杯のココアでこれらの効果を十分に期待できるのです。

ですから、1日の始まりとして、ぜひ1杯のココアから始めてみてはいかがでしょうか。