人の体は大人では体重の60%、子供では70%が水分で占められています。

この水分には電解質や血液も含まれてバランスをとることで健康が保たれています。
脱水になり水分やミネラルが足りなくなると、色々な症状が起こり、放置すると死に至ることもあるのです。

脱水の症状と程度

2016-09-19b

脱水になる原因は、多量の汗、発熱、下痢、嘔吐、病気などがあります。
脱水は、どれだけ身体から水分や電解質が出ていき、身体に補給されていないかによります。

風邪で熱がでて、嘔吐や下痢が続いて水分も取れない状態が続くと、
脱水になり放置すると危険な状態にもなります。

脱水に程度は次の様に分けられています。

体重の3%
喉の渇き、唇の乾燥(初期)
体重の4%
体温上昇、尿量減少、濃縮尿(軽度)
体重の5%
頭痛、身体のほてり(中度)
体重の6〜7%
めまい、チアノーゼ、乏尿、手足のしびれ(中度)
体重の8〜10%
けいれん、意識障害(重度)
体重の11〜14%
皮膚の乾燥、嚥下困難(重度)
体重の15〜19%
排尿痛、眼のかすみ、昏睡(危険)
体重の20%以上
無尿、死亡

脱水初期では、水分の補給で改善されます。
軽度から電解質の補給も必要になります。
めまいの症状がでてくるようになると、病院での治療を受けた方が良い段階です。

放置すると脱水が進行してしまい、昏睡状態になってしまいます。

翌日の症状

脱水が改善したあとも、身体不安定な状態です。
安静に過ごすのが一番です。

倦怠感、脱力感、食欲低下の症状は残ります。
脱水症状がでて、
病院で治療を受けずに水分と安静のみで過ごしていた場合は、
完全に電解質のバランスが補正されていない状態も考えられます。
脱水によって、脳細胞が萎縮して中枢神経機能不全になり、
しびれ、痙攣、昏睡などの状態が起きます。

病院で治療をうけても身体は不安定な状態で回復していないので、
その後の発汗、排尿、入浴、活動状態などで、
再びバランスが壊れてしまうと翌日になっても症状が出る場合があります。

手足のしびれの他に、話しにくい感じ、
片側だけ痺れるなどの症状がある場合は、危険です。
脱水が原因で、脳梗塞を発症した可能性があります。
すぐに救急車で受診してください。

脱水の時の対処法、悪化させない方法

脱水は身体の水分が少なくなることが原因です。
けれど、水分を補給すれば良いという訳ではありません。

スポーツの時の水分補給の場合は、水分のみでも大丈夫です。
けれども、大量の汗、下痢、嘔吐、発熱などの場合は
身体の中の電解質のバランスも乱れているので、
水だけ一度に大量に補給すると意識障害を起こすことがあります。

大量の汗をかいた場合は、
スポーツドリンクで水分補給をすることが必要になります。
こむら返りを起こすときは、電解質のバランスが乱れているサインです。

下痢、嘔吐が続くと水分と一緒に、電解質も流れていきます。
電解質のバランスが乱れて下痢、嘔吐が治らないときもあります。

下痢おう吐の治療をして、電解質の補正をすることが必要です。
口からスポーツドリンクなど飲めないときは、点滴治療が必要になります。

糖尿病、高血圧のある方は、塩分、糖分がふくまれているので、
スポーツドリンクは一度に大量に飲まずに少しずつ飲むようにしてください。

脱水症状の水分補給には所さんのCMでやっている
経口補水液が効率よく失われた水分や栄養分などを補給できます。

  • 先月に熱中症で気絶しかけ、下痢が続くようになってから毎日2本ずつ飲むようにしてます。
    お陰様で病院の先生にも点滴が必要と言われなくなりました。

  • 昨年、熱中症になりかけてから愛飲しています。
    普段は塩気を感じますが、暑くて汗を大量にかいたときは甘く感じます。とても不思議です。熱中症のバロメーターとしても愛飲してます。

まとめ

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子どもは、身体の水分量が多いために、
すぐに脱水になり危険な状態になります。

老人も喉の渇きを感じなくなり、
水分をあまり摂らなくなってしまい脱水になってしまうことがよくあります。

喉が渇いたと感じるときは、身体の中では脱水の初期の症状になります。
喉の渇きを感じる前に水分を摂る習慣をつけるのが大事ですね。