伝染性膿痂疹(別名:とびひ)と丹毒は、どちらも皮膚感染症ですが、
見た目はよく似ているため私たちから見たら区別がつかないかもしれません。

この2つの皮膚感染症にはどのような違いがあるのか
そして一般的に皮膚のトラブルに使うステロイドは効果があるのか、
はたまた使用しない方が良いのか…

そんな疑問を解決していきましょう!

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伝染性膿痂疹と丹毒の症状と原因について

まずは、いくつかの項目に分けて2つの感染症を比較してきます。
動画ではこちらが分かりやすいですよ。

概念

伝染性膿痂疹
→黄色ブドウ球菌・連鎖球菌が表皮浅層に感染することで、水疱あるいは膿疱をつくる化膿性病変のこと。

丹毒
→連鎖球菌の感染により発症する、真皮の化膿性炎症のこと。

原因

伝染性膿痂疹
→黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌が傷口から侵入することで感染します。

丹毒
→化膿レンサ球菌が皮膚の表面から真皮内に入って炎症反応を起こすことで発症します。

症状

伝染性膿痂疹
→水ぶくれができるものとかさぶたができるものの2種類。
水ぶくれは膿みを持つようになり、破れると皮膚がめくれ、ただれてしまうこともあるんです。
痒いかもしれませんが、できるだけかかないように!

かさぶたができるものは、膿みを持った水ぶくれが厚いかさぶたになります。
痛みを伴うことも。

丹毒
→高熱や倦怠感、悪寒をともない、皮膚に境のはっきりした赤いはれが現れ広がります。
熱感があり触ると痛みを伴います。

伝染性膿痂疹と丹毒は一般的にどう治す?

2つの感染症の概要が分かったところで、
次はどのように治療していくのかを確認していきましょう。

伝染性膿痂疹
→おもに抗菌薬を使う治療。


抗菌薬以外にも、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を使いかゆみを軽減させる治療も可能です。

また、亜鉛華軟膏は患部を保護する効果があり勧められることも多いのです。

丹毒
→ペニシリン系抗菌薬の飲み薬または注射が有効。
再発を防ぐために、患部が回復しても10日間ほどは治療を続ける必要があります。


参照:楽天市場

その間患部には冷湿布をしておくと良いでしょう。
柔らかい素材の氷枕も良いですよ。
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皆さんが持っているステロイドを塗ってもOK?

アトピーや肌荒れなどの肌トラブルで持っている人も多いステロイド。
一見肌の感染症にも使えそうですが、実際はどうなんでしょう。

ステロイドは、湿疹の症状を抑えるのにとても効果のある薬です。
病院によりますが、ステロイドと抗菌剤を混ぜた薬を処方してくれるところもあります。

でもここで注意!
ステロイドを単体で使うのはとても危険!!ということ。
特に、普段アトピーにステロイドを使っていて、
それが原因で皮膚感染症を起こしてしまった人はすぐにステロイドの使用をやめて病院へ。

いずれにせよ、抗菌薬と混ぜて使うことはできますが
ステロイドだけの使用は辞めましょうね。

皮膚感染症を起こしたら、病院へ行くようにしてください。

まとめ

2016-04-12c

伝染性膿痂疹と丹毒の違いについて理解できましたか?
どちらも皮膚感染症ですが、原因や症状も少し異なります。

自分で判断せずに病院に行くようにしましょう。

また、治療法については専門家の指導が必須です。
自宅にステロイドがあるからという理由で自己判断で治療をするのは避けましょう。

ステロイド飲みを使った治療はかえって症状を悪化させることもあるので実は危険なんです。

皮膚感染症を起こしてしまったら薬を服用するか塗って、
患部は決して無理に掻いたり触ったりしないよう注意することが大切です。

適切に治療すれば1週間ほどで治る病気です。
「かゆみが引いたな」と思ってもしばらくは安静を心がけてくださいね。

専門家の元、正しい治療をして早く治しましょうね。