キスで伝染するウイルス性感染症、伝染性単核球症を知っていますか?
「え?キスでうつる病気?じゃあ、キスしない方が良い?」と心配になる病名ですよね。

この機会に、伝染性単核球症についてと、
よく似た感染症の溶連菌感染症との違いを学んでおきましょう。

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伝染性単核球症(キス病)はどんな病気?

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伝染性単核球症は、唾液に含まれるウイルスにより伝染する病気です。
発症すると、強い疲労感、発熱や発疹、咽頭炎、頸部リンパ節の腫れ、
肝機能の異常などが見られ、数週間も症状が続きます。
重症化すると数カ月も入院が必要になる場合もあります。


こんなふうに、楽しいはずの夏休みが台無しになる可能性も……!

感染経路は、お箸やスプーンの共用、
回し飲み、そしてキスなどの行為によって
ウイルスが混じった唾液が他の人の口に入ることが主となります。

原因となるのは、「EBウイルス」というヘルペスウイルスの一種であることがほとんど。

そして、宿主から抗体の無い人へ……と伝染が繰り返されるのです。

なんでキス病って呼ばれているの?

この病気は「キス病」という俗称がありますが、
実は日本人に関して言えば、キスで感染する人は少数派で、
約70%というかなりの割合の人が幼少期に既に感染経験があるのだそうです。

これはお母さんからの口移しだったり、
スプーンなどの共用による感染がほとんどですが、
幼少期に伝染性単核球症に感染した場合、
発症せずにそのままEBウイルスの抗体ができます。

ですから、自分がEBウイルスの抗体を持っていること自体に
気付いていない人もたくさんいるかもしれません。

しかし、キスからの感染が少ないのになぜ「キス病」と呼ばれているのでしょうか。
これは実はアメリカで付けられた名前で、
アメリカ人の場合は日本人よりもキスから感染する割合が多いために、
このような俗称が付けられるに至ったようです。

アメリカでは、幼少期に感染して抗体を得た人は20%程度にしかならず、
その反面、思春期以降でのキスによる感染者が多くなるのだそうです。

こんな日本とアメリカの差は、
育児におけるお母さんと子供の触れ合い方から生じている部分もあるかもしれませんね。

溶連菌感染症との違いは

ところで、伝染性単核球症は、
溶連菌感染症と間違われやすい病気と言われています。
どちらも唾液から感染する病気ですし、
発熱やだるさ、咽頭炎など、同じような症状が出やすいためです。

ですが、この二つの病気を取り違え、
間違った薬を出されてしまうと問題があります。
溶連菌感染症に出されるペニシリン系抗生剤伝染性単核球症患者に投与すると、
EBウイルスには何の効果も無いばかりか、
余計な皮膚の発疹を引き起こすことがあるからです。

伝染性単核球症に見られるリンパ節の腫れや
上あごの点状出血は溶連菌感染症には見られません。

どちらの病気かわからない場合には、
リンパ節(特に首の後ろや足の付け根)の腫れ、上あごの出血などを見て、
どちらの病気か当たりを付けてから病院に行くと誤診を防ぐ手助けになるでしょう。

でも、時にはこんなふうにダブルで感染してしまうケースもあるので、
そんな時はお医者さんの治療方針にお任せするようにして下さいね!

実際にかかってしまった人の声をネットで見つけたので紹介しておきます。


やはり同時にかかるというのは本当のようですね。

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どちらも喉の痛みを伴う病気ですので、
その場しのぎではありますが、のど飴などで喉の痛みを和らげましょう。
ヴィックスは、うがい薬と同じ効果がありオススメです。
あくまでも、対処法と考えて必ず病院へ行くようにしてくださいね。

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[溶連菌に関する記事はこちら]

まとめ

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いかがでしたでしょうか。
伝染性単核球症と、間違えやすい溶連菌感染症との違いなどを中心にご説明しました。

キス病と言われると、キスをするのが怖くなりますが、
日本人同士の場合はそれほど神経質にならなくても大丈夫です。

もちろん、幼少期に抗体を得る機会が無かった人の場合は、
恋人とのキスで感染する可能性はありますが、
万が一感染しても、誰もが一度通る道だと思うほかありません。

むしろ、一度どこかで感染しておかなければ、
一生伝染性単核球症に怯えて過ごすことになりますから、
早めに感染しておいた方が良いという考え方もあります。

ただ、大きくなってからの感染は症状が重くなることが少なくないため、
発症後のケアに関してだけは、適切に行うように注意して下さいね。