テレビのニュースでよく耳にした、エボラ出血熱
100人以上に及んだ死者の数や、
その致死率の高さで、日本国民も混乱に陥りましたね。

人々の恐怖心から、の噂も入り乱れていたことも混乱の一因。
エボラ出血熱の原因と症状、パンデミックに至る可能性とは?

正しい知識を頭に入れておけば、
いざという時の混乱を最小限に抑えることに繋がります!

エボラ出血熱とは?

2016-05-17b

エボラ出血熱とは、エボラウイルスによって発症する感染症。
アフリカを中心に猛威をふるい、致死率最高90%という脅威の高さを持っています。

最初に感染した男性の出身地付近に流れる川、
ザイールのエボラ川を由来にエボラウイルスと名づけられました。

エボラウイルスの一番の脅威は、増殖率の高さ。
一度発症してしまうと、
そのウイルスの増殖を防ぐことは非常に難しく、高い致死率の大きな要因です。

主な症状

エボラウイルスに感染してから発症するまでの期間は、
個人差はありますが、2日〜21日。

初期症状は、インフルエンザと似ていて、急な発熱・軽い吐き気・倦怠感等。
重篤化してくると、高熱・出血・内臓機能不全等の症状が現れます。

末期の感染者は、嘔吐や下痢等の症状により、
10リットル近い水分を1日で失います。
その吐瀉物や排泄物、出血した血液によって
感染を非常に広めやすい特徴を持った病気です。

感染から直ぐに症状が出ることが無く、
初期症状がインフルエンザと似ていて間違えやすいのも厄介な点。

エボラ出血熱の、嘘の噂と本当の事

エボラ出血熱がテレビで報道されるようになってから、
脅威の致死率と、特効薬になるワクチンが存在しないという恐ろしさもあり、
様々な噂が世間で飛び交いました。


テレビでも話題になった空気感染の噂や、
特効薬に麻薬、身体が爆発する等、ちょっと非現実的な噂。

そんな噂による、風評被害を心配する声も上がっています。
特に心配される感染経路についてですが、噂になった、空気感染は全くの嘘です。

エボラウイルスは、主に体液を通して感染します。
感染者の血液や体液、排泄物等に触れると、
粘膜や傷口からウイルスが体内に侵入し、感染。

エボラ出血熱の発症者に近づいただけで感染することはありません。

エボラ出血熱は、パンデミックになりうるのか?

感染症が世界的規模で大流行することをパンデミックといいます。
有名なのは、パンデミックインフルエンザ。

インフルエンザは、空気感染の結果大流行しましたが、
空気感染は無く、直接の接触が無いと感染しないエボラ出血熱は、
パンデミックに至る可能性はほぼ無いと言えます。

致死率が高いことで、
感染拡大する前に、エボラウイルスは感染者と一緒に焼却処分で死滅しています。
その結果、接触感染する経路も絶たれることに。

テレビで報道されなくたった理由とは

エボラ出血熱が発見された当初は、
過熱化した報道をよく目にする機会がありました。


最近ではほとんど報道されなくなったことで、
陰謀論めいた説をお考えの方も出てきているようです。

報道されなくなった理由。
あくまで私の考えですが、日本人の感染者がいないため、
人々の関心が徐々に薄れ、報道も沈静化していったのではないかと思われます。

恐ろしい感染病ではありますが、日本とは関わりの薄い国の話であり、
日本人での感染者もいないとなると身近な問題として考えるのは難しく、
なかなか興味を持続させられません。

そんな、民衆の気持ちと呼応しての結果なのではないかと思います。

感染予防と、もしもの時の治療

エボラウイルスは、接触しない限り感染しませんので、
十分な保護服等の無い状態で、感染患者や、
エボラ出血熱により死亡した人・動物の死骸、体液、排泄物に触らないことが予防策です。

つまりは、エボラウイルスと距離を置いていれば危険は無いので、
感染者の発見された国には近づかないことです。

万が一、感染してしまった場合。
現在の時点で、エボラウイルスに対するワクチンは残念ながら無く、
自己治癒力に頼る対処両方で、主に治療されることになります。

早期治療なら、治る可能性も十分にありますので、
初期症状と似た症状が現れたら、個人の判断で甘く見ずに、
直ぐに病院の診察を受けると良いでしょう。

いつエボラウイルスが日本に侵入してくるかわかりません。
日頃から様々なウイルスから身を守るよう心がけましょう。
帰宅時は必ず、その他もこまめに除菌しましょう。
赤ちゃんにも使える優しい成分のものであれば
毎日使っても肌荒れの心配はありません。

まとめ

2016-05-17c

エボラ出血熱に対して、漠然とした恐怖感に囚われていたあなたは、
今回の記事を読んで、少しはご安心いただけたでしょうか?

その致死率の高さから、確かに恐ろしい感染症ではあるのですが、
空気感染の噂は嘘で、感染者の近くにいただけで感染はせず、
直接触れることでしか感染はしないので、
パンデミックに至る可能性も低く、そう怯える必要はなさそうですね。

しかし、感染の広がっている国に旅行で訪れるのは避ける、
体調を崩したら、自己判断で甘く見ず病院へ行く等、ある程度の自衛は必要不可欠。

常に危機管理は怠らず、冷静な判断力を保てるようにしてくださいね!