反復性耳下腺炎という病気を聞いたことはありますか?
子どもによくみられる病気ですが、実は大人でもかかってしまう病気なのです。
症状としては「おたふくかぜ」に似ていて、痛みを伴うこともあります。

今回は、反復性耳下腺炎が大人に感染してしまった場合どんな症状があらわれるのか、

また、痛みがある時の対処法について確認していきます。

反復性耳下腺炎の概要。

どんな病気なの?

反復性耳下腺炎とは、「耳下腺」や「顎下腺」が、
数カ月〜1年間隔で繰り返して起こる病気で、
その症状はおたふくかぜに似ています。

耳下腺や顎下腺の症状についてはこちらをチェック!

おたふくかぜとの見分け方は、おたふくかぜは繰り返しかかることはないので、
症状が繰り返されたらこの病気が考えられます。

潜伏期間は2〜3週間と比較的長くなっています。

原因は、感染症アレルギーなどの関与が考えられていますが実のところははっきりしていません。

ほとんどの場合は12歳を過ぎるとあまり見られなくなりますが
大人でもかかることはあるので安心できません。

「反復性耳下腺炎」に大人がかかった時の症状

「反復性耳下腺炎」は子どもがかかりやすい病気ですが稀に大人がかかる場合もあります。
もし大人がかかってしまったらどんな症状が表れるのでしょうか。

実は、大人が反復性耳下腺炎にかかったときは
子供よりも症状が重くなってしまうと言われています。

例えば、下記のような症状が現れます。

耳の下が腫れる

耳下腺炎の原因となるウイルスが飛沫感染などによって
体内に入ってしまうことによって起こる症状です。

耳の下から顎にかけての部分が腫れて痛んでしまいます。
片方だけが痛くなることが多いようです。

発熱

38℃以上の高熱が3〜5日間続きます。

体のだるさ

特に大人の場合は身体全体を重く感じたりして何もする気が起きなくなると言われています。

頭痛

発症してから2〜3日目がピークと言われており、
頭と同時に耳の下やこめかみのあたりが痛くなります。

咳や鼻水

反復性耳下腺炎のウイルスが飛沫感染により口から侵入。
その影響で気道部分でも炎症が起こってしまうのです。

「反復性耳下腺炎」にかかってしまった時の対処法

反復性耳下腺炎にかかった時はまず病院へ行きます。
普通のおたふくかぜと区別するためにも自己判断はせずにきちんと診断してもらいましょう。

治療としては、痛みが強い時に鎮痛薬を服用するくらいで特別な治療法はありません。

また、誰かにうつることもまずないので学校や会社に行くこともできます。
ただおたふくかぜの場合はうつるので、
あくまでもはっきりと「反復性耳下腺炎」と診断されたときです。

家では痛みを軽減するためにすっぱいものは避け、
できるだけおとなしくしていることが大切です。
お風呂には入ることができます。

「反復性耳下腺炎」が酷くなってしまった時

また、1つ気を付けなければならないことがあります。

耳の下や顎のあたりが酷く痛むときは耳下腺を軽くマッサージしてみてください。
もしその時に頬の粘膜から膿が出てしまった場合は化膿性の耳下腺炎という可能性が出てきます。

その場合は病院で抗生剤を処方してもらい、1週間〜10日間飲み続ける必要があります。
それでも治らないときは耳下腺を洗浄しなくてはなりません。


耳下腺を洗浄すればすっきりするみたいです。

腫れの再発を防ぐためには、完全な方法はありませんが
ガムをかんだり、耳下腺を定期的にマッサージすると良いと言われています。
いつかは自然治癒するものなので気長に待つしかありません。

ガムを噛む際の注意点があります。
ガムにはたくさん糖分が含まれていますので、
頻繁に噛むようであれば、ノンシュガーを選ぶようにしましょうね。

まとめ

2016-05-02c

いかがでしたか?
反復性耳下腺炎は、おたふくかぜのような症状が何度も繰り返され、
おたふくかぜと間違える人も多いですが
自己判断で治療法を変えたりすると危険なこともあるのでまずは病院に行くことをおすすめします。

また、反復性耳下腺炎は12歳までの子どもに多い病気だと言われていますが、
実際には大人にも感染することがあります。

もし大人がこの病気にかかってしまった時は
子どもより症状が重くなってしまうと言われています。

特に耳下腺炎の最たる特徴と言われている
耳の下の痛み」は、酷いと膿んでしまうことも。
無理をせず、強い痛みがある時は休むことも大切です。