身動き一つ出来なくなる程の強烈な痛みを伴う、
椎間板ヘルニアやぎっくり腰。

睡魔に襲われながらも、
痛みの為に眠れないという経験をされた方もいると思います。

今回は、酷い腰痛時でも、工夫してゆっくりと安眠したいものです。。

椎間板ヘルニアとぎっくり腰

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ぎっくり腰は、無理な姿勢で身体をひねったり、
重い物を持ち上げたりした時に起こる急性の腰痛の事を言います。

医学的には急性腰痛症と呼ばれる、いわゆる腰の捻挫です。
腰痛や関節などには問題がなく
筋膜が炎症を起こしている状態のため、安静にしていれば自然と治ります。

ですが、何度もぎっくり腰を繰り返すようならば、
それは腰に不自然な姿勢などが原因で、腰に負担が掛かっていると云う事です。

椎間板の原因も不自然な姿勢や加齢によるものです。
何度もぎっくり腰を繰り返して、癖になっている人は、
椎間板ヘルニアを発症する可能性が高くなります。

椎間板ヘルニアは、急激な痛みが起こる等、ぎっくり腰と似ていますが、
椎間板に突出や膨張がみられるなど、椎間板が原因で起こります。

椎間板ヘルニアと診断されると、
よく腰痛の酷い状態と勘違いされている人もいます。

ぎっくり腰が悪化して椎間板ヘルニアになったと勘違いされる人などです。
ですが、椎間板ヘルニアは、
椎間板がヘルニアを起こした状態で、ぎっくり腰とは違います。

椎間板は、背骨の一つ一つの間にある軟骨のことです。
背骨が動く時に、椎間板がクッションになって、
各背骨の動きがスムーズに行われる、とても大切な器官が椎間板です。

体内にある臓器が正常な状態から、逸脱した状態をヘルニアと云います。
ですので、椎間板ヘルニアは椎間板がなんらかの原因によって、
正常な位置から飛び出して、背骨周辺の神経を刺激したり圧迫することで
痛みやしびれを引き起こす病気です。

椎間板は一度痛めると、元に戻す事が難しくなりますので、
椎間板を痛めないように予防することが大切になります。


腰痛時の上手な安眠姿勢

腰痛時は安静にする事が大切なのですが、
ただ横になっているだけでも、寝ている姿勢によっては痛みを強く感じます。

基本は、リラックスできる姿勢です。
お勧めは、横向きになってエビのように身体を丸めた姿勢です。

また、仰向けで寝る事を好まれるならば、
膝の下に枕やクッション等を入れて膝が立つ状態にされて寝ると良いです。

寝相が悪くて膝の下のクッションがどこかいってしまう!
なんて方は、足を通して使うクッションがオススメです。

相当、寝相が悪い方はこれでも朝起きたらなくなってしまっているかもしれませんが、、、

足を通して固定されているので、蹴ってしまって
布団の外へ出てしまうということは少なそうですね。
もともとは、むくみ解消用ですが、
膝まで通せば高さを作れますし効果が期待できそう。

要するに、出来るだけ背筋を伸ばさないようにするのがポイントで、
ましてや背筋が反るような姿勢は、より痛みを強くします。

背筋が伸びて、反るような姿勢になるうつ伏せは
痛みを強くしますので、NGとなります。

横向きで寝られる場合は、上になる足を前に出して、
下になっている足を軽く曲げる姿勢も、お勧めの姿勢です。

寝具のポイント

寝るときに姿勢も大事ですが、寝具も大切なポイントになります。
腰痛ですので、敷寝具(マットレスや敷布団等)も、とても大切です。

高すぎる枕や柔らかすぎる敷寝具は、
腰が落ち込んで背中が反るような姿勢になります。

その為、背骨が不自然に曲がった状態になってしまいます。
特に柔らかすぎるベットや敷布団などは、
背中とお尻が落ち込んでしまい腰椎が前に湾曲してしまいます。

ですので、背中やお尻が落ち込まない
硬めの敷寝具を使うようにする事が大切です。

今使っているベットが柔らかすぎるようでしたら、
マットレスの下に硬めのベットマットを敷くなどして調整して下さい。

まとめ

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簡単にまとめると。

・寝るときの姿勢が大事(うつ伏せで寝ない)
・柔らかすぎる敷寝具は使わない
・高すぎる枕は使わない
と云う事です。

腰痛持ちで、なんどもぎっくり腰をしていた私に医師が教えてくれたのが
畳に布団を敷いて寝るでした。

そんな簡単な事?と思いましたが、
ベットを止めて畳に布団を敷いて寝るようになってからは、安眠できる上に
ぎっくり腰をすることが無くなり、気付けば悩まされていた腰痛も殆ど感じなくなりました。

ベットを使っている人で、腰痛やぎっくり腰、ヘルニアに悩まされている方は、
試しに布団に変えてみられても良いかもしれませんね。