現在、インフルエンザ治療薬は
色々な問題が取り沙汰されたタミフルよりも、
イナビルなどの方が多く処方されている様子です。

このイナビルは、タミフルで問題になったような副作用
特に異常行動などが出ることは無いのでしょうか。

今回は、イナビルの使い方や
副作用の心配などについてお伝えします。

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イナビルはどんな薬?

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イナビルとは、正式な名前を
ラニナミビルというインフルエンザのお薬です。
主にインフルエンザ治療に使いますが、予防もできるという優れもの。

形状は粉末状の吸入薬で、
一回の吸入で効果を得られることから、
現在のインフルエンザ治療の主流となっています。

今まで使われていたタミフルリレンザは、
5日間に分けて服用しなければ効果が得られなかったのですが、
イナビルの登場で患者の負担はぐっと少なくなりました。

また、一回の吸入で良いということは、
受け取ったその場で
薬剤師さんの指示を受けながら吸入できるということ。

このおかげで、小さな子供でも
吸入を失敗する頻度が減ったこともイナビルのメリットと言えるでしょう。

イナビルは、子供から大人まで使える薬です。
治療のためには10歳未満は容器1つ分を、
10歳以上は容器2つ分を吸入することで服用量を調節しています。

ただ、一回の吸入で良いとはいえ、
イナビルの効果が出るまでは平均73時間くらいかかります。

これはタミフルなどと同じくらいの時間なので、
他の薬よりも即効性に優れているとは言い難いですね。

イナビルは予防にも使える

インフルエンザ治療だけではなく、
予防にも使えるのがイナビルの良いところ。

予防のために使われるイナビルも、
治療の時と同じ量を吸入します。

でも、治療の時と違うのが予防投与だと
保険が適用とならず、10割負担になってしまうということです。

イナビル自体の薬価は大人の用量、2つで4280円
それに薬局への薬剤服用歴管理指導料という料金が加わるため
安くても5000円は超してしまうようです。

↓の方のように、
会社が費用を持ってくれる場合はラッキーですが、
全ての会社がそこまで手厚くしてくれるとは限りません。

しかも、イナビルの予防効果は服用日から10日間程度のため、
予防接種のようにワンシーズン予防できるというわけではないようです。

これを安いと考えるか、高いと考えるかはその人次第ですが、
短期的にどうしてもインフルエンザに倒れられない事情がある人には良い方法です。

インフルエンザについてはこちらの記事もご参考に♪

イナビルの副作用はどんなもの?

薬としては素晴らしいことばかりのように
思えるイナビルですが、やはり薬ですから副作用があります。

まず、気を付けたいのは、乳アレルギーがある人、
喘息を持っている人はイナビルのせいで
アレルギー反応や喘息発作を誘発することがあるということ。

また、下痢や吐き気、蕁麻疹や発疹、まれなものとしては
アナフィラキシーショック呼吸困難、肝機能の異常、
白血球数の増加などが報告されています。


イナビルで蕁麻疹が出るのは
1/1000の確率とも言われていますが、
それでもしっかり出てしまう人はやはり存在します。

ただ、一つ安心できるのは、
イナビルのせいで異常行動が出たというケースは
報告されていないということ。

一時タミフルのせいと思われる異常行動が
話題になりましたが、イナビルにはその恐れが無いと考えて良いでしょう。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。
イナビルの効果や使い方などについてご説明しました。

イナビルは治療薬としては大変優れたものだと思います。
でも、10日しか予防効果が無いと考えると、
イナビルだけに予防を託すというわけには行きませんよね。

やはり、インフルエンザ予防に大切なのは、
予防接種と日頃のうがい手洗いです。

予防接種は2000~5000円の費用で、
しかも有効期間は5カ月と長めです。

型が外れると予防効果はありませんが、
今では予想技術が優れているためまず外すことは無いようです。

また、身体を冷やさない、
疲れを溜めないようにして免疫力を下げないことも
予防としてはかなり有効です。

ヨーグルトなどで腸内環境を良くすることでも、
免疫力アップが期待できますよ。

インフルエンザの流行シーズンに突入した今、
あなたに合った方法で予防をしてみて下さいね。