喉が痛み出すと風邪の引き始めのように感じますよね。
でも喉の痛みは風邪の症状だけではないんです!

今回は風邪にもよく似ている症状が出る上咽頭炎についてお話します。
病院で風邪だと診断されていても実は違ったというケースもあるそうです。

上咽頭炎の症状についての詳細や対処法、セルフチェックの項目を記載していますので
喉の調子が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

上咽頭炎の原因は?

喉は位置によって名称が付けられており、上から上咽頭、中咽頭、下咽頭となっています。
これらを総称して咽頭と呼びます。

上咽頭とは鼻の一番奥にあり、鼻と喉の境目にある器官です。
この部分に細菌やウィルスが付着し炎症することで上咽頭炎を起こします

症状として鼻と喉の間に粘膜が絡みついた感じがしたり、
鼻水が鼻から出ずに喉に落ちて咳が出る場合は上咽頭炎を疑います。

こんな事が原因になることはあるの?

上咽頭炎が発症する原因は主に2つあります。
上記でも述べた細菌ウィルス感染蓄膿症です。

細菌やウィルス感染

人はストレス身体に疲れを感じる免疫力が低下し、
細菌やウィルスに感染しやすくなります。
上咽頭炎だけではなく、風邪やインフルエンザにもかかりやすくなります。

また、喉には線毛と呼ばれる細かい毛のような組織があり、
細菌やウィルスから喉を守る役割があります。

喉が乾燥することで線毛が細菌やウィルスから喉を守る力が下がり、体内に入り込みやすくなります

蓄膿症

蓄膿症になると細菌を含んだ粘り気のある鼻水が出やすく、喉へ流れ込むことがあります。

睡眠時にこの鼻水が喉に溜まりやすくなるため、
上咽頭炎を起こす原因となるのです。

上咽頭炎についてはこちらの記事もご参考に!

こんな病気との見分け方は?

上咽頭炎に近い病気として、風邪、逆流性食道炎、副鼻腔炎が挙げられます。
それぞれの違いを見ていきましょう。

風邪

風邪を引いたときに何か飲み込むと喉が痛むことがあります。
この場合に炎症しているのは上咽頭ではなく、
中咽頭または下咽頭の部分が炎症を起こしています。

上咽頭炎は風邪に似ている症状ですので判別がつきにくく、
病院でも喉の炎症をチェックする際に上咽頭まで診ていないこともありますので単に風邪の診断を受けることもあります。

上咽頭炎の症状を自分で感じたときは、その旨を診断時に伝えると良いでしょう。

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは胃酸が食道を逆流して起こる炎症です。
胃には胃酸から守る粘膜が張られていますが、
食道にはその粘膜がないため胃酸が触れると炎症を起こします。

症状は胸焼けを起こしたり、呑酸と言って口の中が酸ですっぱくなることがあります。

上咽頭炎の鼻の奥に粘膜が絡みつく症状とは異なりますので、
すっぱさを感じた場合は逆流性食道炎を疑います。

しかし、逆流性食道炎の炎症が上咽頭炎を引き起こす可能性もありますので注意が必要です。

副鼻腔炎

副鼻腔炎とは蓄膿症のことです。
症状は主に鼻づまりや鼻水など鼻に関連しています。

蓄膿症は上記でも述べたように、
細菌やウィルスを含んだ鼻水が喉に落ちることで上咽頭炎を引き起こす原因となります。

こちらで紹介した3つの症状は上咽頭炎とは異なるものですが、
どれも上咽頭炎を引き起こす原因となり得ることがわかりました。

上咽頭炎のセルフチェック方法

上咽頭炎は自分の目で見てわかる症状ではありませんので、
チェックリストを用いてセルフチェックを行いましょう。

項目をいくつか挙げますと…

  • 鼻と喉の間に焼けるような痛みがある
  • 咳が出る
  • 喉が痛い
  • 発熱をしている
  • 鼻と喉の間が乾燥している
  • 鼻と喉の間に違和感がある

などがあります。

特にこの項目の中で鼻と喉の間に焼けるような痛みがある、乾燥している、
違和感があるなど鼻と喉の間に症状を感じる場合は上咽頭の位置に症状が出ている可能性があります。

セルフチェックで上咽頭炎について知る方も多いようです。

上咽頭炎だった場合お酒やたばこは治るまで一切ダメなの?

上咽頭炎が発症した場合に注意すべきことは喉への刺激を抑えることです。

たばこは喉への負担も大きく、
刺激が強いため控えることが好ましいとされています。
早く治療したいのであれば、これらのものをしばらく我慢するのが良いでしょう。

また、お酒やたばこが原因で慢性的に上咽頭炎になることもあります。

禁煙で症状が緩和するつぶやきもあります。

まとめ

セルフチェックを行った結果、
自分の症状が上咽頭炎ではないかと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あくまでセルフチェックは上咽頭炎の可能性を見るためのもので、
実際の結果は病院での診断をオススメいたします。

症状に合わせた適切な治療を行うことで、
治療の期間が短くなり、不快な喉の痛みともオサラバできます。

喉の痛みは会話や食事を楽しむことができなくなるため、
事前の予防や適切な治療で喉を大切にしていきましょう。