花粉症の時期に咳や吐き気が・・・
それは、鼻水が喉へ垂れてきてしまう「後鼻漏」という症状なのです。
花粉症で咳や吐き気があらわれる「後鼻漏」は、
病名ではなく症状のことなので、病院へ行っても大した治療をしてもらいないこともあるようです。

ここでは花粉症による咳や吐き気が起こる後鼻漏についてとその対策について詳しく紹介していきます!

花粉症による咳や吐き気・・・なぜ後鼻漏は起きるの?

0320031

花粉症によって喉へ大量の鼻水が喉に流れ込んでくると、
喉はデリケートな器官なので、違和感があったり異物が入ってきたりすると、
防御をするために外へ押し出しために咳や吐き気を感じて吐くこともあるのようです。

そして、寝ているときに喉へ垂れてきた鼻水が乾燥して固くなり、
飲み込もうとしても喉に張り付いてしまって飲み込めない場合、
反射的に吐き出そうとして吐き気を感じたり、咳をしたりすることもあるようです。

寝ているときに後鼻漏が起こってしまうと、すっぱい唾液が口の中で大量に分泌されて、
それを飲み込んだら飲み過ぎてしまい吐いてしまったということもあるみたいです。

いずれにしても、身体が健康な状態であっても人は無意識のうちに
1日で飲み込んでいる鼻水の量はなんと1ℓにもなるそうなので、
後鼻漏の場合はいったいどれぐらいの量の鼻水を飲み込んでいることになるのか・・・考えるだけでも恐ろしいです。

このように考えると、花粉症で大量に鼻水が出て後鼻漏が起きてしまい、
咳や吐き気がするのも納得できると思います。

花粉症による咳や吐き気・・・後鼻漏の対策とは?

花粉症による咳や吐き気があらわれる「後鼻漏」に長い間悩んでいる人が
意外と多いにもかかわらず、病院へ行っても後鼻漏に対して
大した治療を行ってくれないのは、
まだ効果的な治療法が確立されていないからなのです。

後鼻漏に効果的な薬もないとされていて、特に体にあまり悪い影響を与えることはないので、
「気にしないように」ぐらいしか言えないというわけなのです。

それではもう自分で対策するということしかないので、後鼻漏の対策について紹介します。

マスクを常に着用する

後鼻漏が悪化するという人は、ほとんどが喉に炎症を起こしてしまっているようです。

例えば、痰がよく出る、何でもないときに咳が出る、
工業地帯など空気があまりキレイではない地域に住んでいる、
風邪をひきやすい、アレルギー体質、花粉症などに思い当たる人は、
鼻だけではなく喉も弱いという自覚をもっている人が多いのです。

また、ここ最近注目されている「PM2.5」は、あまりにも微細な粒子なので、
鼻にも喉にも悪い影響を与えてしまうのです。
ですから、少しでも異物の侵入を抑えて後鼻漏の悪化を防ぐための対策として、
マスクは必須アイテムなのです。

そして、マスクはできれば高性能のものを選ぶようにしましょう。
もし高性能のマスクがないようであれば、ガーゼマスクを少し湿らせて使うことで
同じような効果を期待することができます。

ミスト吸入器でこまめにケアをする

ミスト吸入器は家で鼻と喉を同時に潤すことができるので、とても便利でおススメです。

鼻や喉の炎症の原因や悪化してしまう理由は、
鼻や喉は付いた異物を洗い流すことができない場所であることと空気の乾燥などです。
ですから、ミスト(細かな霧)を鼻と喉から吸い込むことによって、
粘膜に付いた異物を洗い流して潤す効果を期待することができます。

ミスト吸入器は一般的な価格で1~3万円ぐらいのものが
いろいろと販売されているので、忙しくてなかなか病院へ行けない
という人にとっては手頃でとても助かるものだと思うので、
ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

喉を鍛える

これは意外な方法かもしれないのですが、炎症を起こしやすい喉を鍛えるのに
効果的な方法として、「歌を歌う」ということがあります。

歌を歌わなくても、発声だけでも充分に効果を期待することができるので、
簡単な発声方法について紹介します。

  • 口を「お」の形に開く
  • 「ほ」の発音で、ド・レ・ド・レ・ドの音階を「ほ・ほ・ほ・ほ・ほ」と歌い、
    息は喉と鼻の両方から出すようにしましょう。
  • そのまま次は、レ・ミ・レ・ミ・レの音階でとひとつ音を上げて、
    次は「ミ・ファ・ミ・ファ・ミ」・・・というように、
    ひとつずつ音を上げて、無理のない高さまで続けましょう。
  • 1番上まで行ったら、今度はひとつずつ音を下げて、低い音まで続けましょう。

「ほ」の音というのは、喉を丸く開いて無理な力が入らないので
楽に喉を鍛えることができるのです。
鼻からも息を出すことで、喉と鼻が連動するので慣れてきたら
とても爽快感を感じられるようになると思います。

カラオケに行って好きな歌を歌うことも良いのですが、
空気の悪いところで何時間も歌うと逆に喉を痛めてしまうこともあるので、
力を入れずに30分ぐらい軽く歌うことをおススメします。

そして、声を出す前後には、うがいをして喉を潤すことも忘れないようにしましょう。

まとめ

最後になりますが、花粉症による咳や吐き気は、鼻水が大量に喉へ流れてきてしまう
「後鼻漏」という症状によるもので、病院へ行っても
「気にしすぎ」などと言われてしまい大した治療をしてくれない場合が多いようです。

ですから、後鼻漏は自分で対策するしかないので、
今回紹介した対策をぜひ実践していただき、
つらい後鼻漏を少しでも和らげるようにしましょう。