花粉は本来人間の体にとって害のある物ではないのですが、
なぜ花粉症になってしまうのでしょうか?
花粉症の原因は、花粉だけではなく運動不足や免疫力の低下、
冷え性など体の内的な原因によっても起こるものです。
ここでは花粉症の内的な原因である運動不足や免疫力の低下、
低体温、偏食などについて詳しく紹介していきます!
花粉症は運動不足などが原因でも起こる?
花粉症の原因としてよく言われるのは、
その原因物質ということで花粉と花粉の量があります。
本来なら原因にならないはずの花粉が、
いったいなぜ人によっては花粉症の原因になってしまうのでしょうか?
結論としては、人間の体側の問題、個人の体質や運動不足などの
生活習慣で個人差があるからなのです。
つまり、花粉症の原因は外的な原因の花粉と内的な原因の体質や
運動不足などの生活習慣を分けて考えなくてはいけないのです。
花粉症の内的な原因である運動不足や免疫力の低下などについて
運動不足
運動不足による血液の循環や新陳代謝の低下、
体力や免疫力への悪い影響も花粉症になりやすい内的原因の1つとして挙げられます。
現代社会はデスクワークや便利な生活環境である一方、
運動不足の人が増えているのですが、この影響は健康面で
いろいろなところにあらわれてくるということなのです。
また、運動不足による血行の不良や筋肉量の減少から
冷え性や低体温になってしまうこともあるので、
花粉症の方は自分が運動不足ではないかについて一度考えてみる必要があるといえるでしょう。
免疫力の低下や免疫バランスの異常
花粉症とは本来人間の体にとって無害なスギやヒノキなどの花粉に対して、
過剰な免疫反応を起こしてしてしまうことです。
これがアレルギーと言われるもので、免疫が正常な機能、
つまりバランスを失っているということであり、
正常に免疫機能が働かないということは免疫力が低下しているということになります。
したがって、花粉症に悩まされている人は、免疫のバランスに問題がある
ということをまずは花粉症の原因というか、
前提の1つとして考えることがポイントになってくるといえるでしょう。
花粉症にならないためには、まずその原因を理解して、
免疫のバランスの正常化に向けて、自分は何が問題になっているのか
を考えていくということが予防や対策の流れになってくると思います。
冷え性や低体温
花粉症になりやすい体質として、冷え性や低体温が挙げられることもあります。
人間は体温が1℃下がってしまうと、免疫力は30%以上も低下するとも言われているので、
花粉症の原因としてはぜひ考えておきたいところです。
また、ここ最近は子供を含めて日本人の低体温化の傾向も問題視されていて、
以前はあまり気にならなかった子供の花粉症が増えているというところも関連して気になるところです。
人間の体は健康な状態では平熱が36.5℃ぐらいなのですが、
最近では35℃台の人も増えているので、低体温が及ぼす
悪い影響についても考えなくてはいけないと言えるでしょう。
さらに、冷え性や低体温は免疫力の低下だけではなく、
新陳代謝や基礎代謝の低下にもつながるので、
反ダイエット体質になってしまうこともあるので気を付けましょう。
偏食や過食、間食、食品添加物
偏食によってきちんと栄養バランスのとれた食事ができていない場合や
食べ過ぎに飲み過ぎ、間食による胃腸・内臓への過度の負担、
食物添加物など化学物質の過剰な摂取も花粉症になりやすい原因として挙げられます。
栄養バランスの偏りや欠如などの食事の問題は、直接免疫機能や
ホルモンバランスをはじめ健康面に悪い影響を与えてしまうので、
自分の普段の食生活で何が過剰で、何が不足しているのか
ということを花粉症の原因を考える上では気にしなくてはいけないのです。
現代の食事は、食物繊維やビタミン、ミネラルなどが不足しやすいのですが、
この中でも特にミネラルは見落としがちな方が多いので、気を付けるようにしましょう。
ミネラルは体の中で作ることができないので、
摂取するほかに方法はありません。
そこで調べたところ、にぼし粉末がいいそうです。
この他にも花粉症の原因としてよく言われていることは、便秘や宿便、
ストレス、睡眠不足、不規則な生活習慣、これらから派生する
自律神経の乱れや免疫バランスの不調などがあります。
まとめ
最後になりますが、花粉症になる原因として運動不足や免疫力の低下、
低体温などいろいろとあるのですが、人によって
何が原因になっているかということは、それぞれ違ってきます。
また、いろいろな原因が複雑に絡み合っている場合もあれば、
連鎖的につながっている場合もあります。
したがって、自分にあてはまりそうな問題については、
花粉症の内的な原因として意識して考えることが花粉症の予防・改善
にもつながってくるので、一度自分自身の食生活や生活習慣を見直してみるようにしましょう。