過呼吸は過呼吸症候群と言って、
必要以上の早く深い呼吸を繰り返す事によって起きる
身体的、精神的な状態異常を指します。

二酸化炭素が過度に排出され、血中酸素濃度が上がり、
胸が締め付けられるような痛みを感じたり眠くなるなどの状態に陥ります。
多くは精神的な不安から発症しますが過剰な運動で発症する事もあります。

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過呼吸とは

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過呼吸、または過呼吸症候群と呼ばれる症状は
ストレスや運動などの原因で早く深い呼吸を行う事によって
血中酸素濃度が高くなって二酸化炭素が異常に減り、
指先の痺れや胸の痛み、目眩や眠くなると言った症状が発症し、
自分の身体に対する不安が高まる事によって更に症状が悪化するという悪循環を起こします。

肉体的な状態としては激しい運動を続けた後に
心臓の鼓動が早くなり息が苦しくなる事で
過度に呼吸をしようとして逆に過呼吸に陥ってしまう事があります。

スポーツ選手などが発症する過呼吸はこの原因が多いようです。
また、何らかのパニックに陥る事でこの過呼吸を一度発症すると、
再び同じ条件下に置かれた際にまた苦しくなるのではないか?
と不安になって過呼吸を引き起こすように
なるという習慣性の過呼吸症候群の方もいます。
https://twitter.com/Hoso1Nico328/status/727104586238939136
精神的な不安が引き金になる事が多い為、
発症するのは若い女性や几帳面な方、心配性の方などに多いとされています。

過呼吸の症状について

酸素を多く取り込み過ぎると血中酸素濃度が高くなり息苦しい状態になります。
この状態に身体は脊髄反射で酸素の供給を止めようと息を止めるのですが、
今度はそれを異常と捉えた脳が身体に呼吸をさせようとしてしまい、身体がパニック状態に陥ります。

その悪循環の結果、血中に二酸化炭素が少なくなってしまい、
めまいや筋肉の硬直が起こり、更に脳の機能が低下して眠くなってしまうのです。

昔は過呼吸の緊急対処方で紙袋やビニール袋を頭に被せるという物がありましたが、
今はこの方法は本来は致死に至らないはずの過呼吸の患者さんを
窒息死させる危険があるとされ、危険な処置として使わないようにと指導されています。

発作が起きた時に傍に適切な処置の可能な医師がいない場合には、
落ち着かせてゆっくりとした呼吸をさせる事が大切です。

二酸化炭素を増やすためにと呼吸を止めてしまうと今度は酸素が不足してしまうので、
呼吸を阻害する事で対処をするのは素人の場合は避けた方が良いでしょう。

見た目には危険な症状に見えますが、死亡に至るような発作ではありません。
ただし心臓に疾患があったり、高齢の場合には心臓に負担がかかり危険な場合があります。

過呼吸症候群を治すには

習慣化した過呼吸症候群を治療するのはなかなか難しい場合があります。
以前同じシチュエーションで過呼吸を起こしたという記憶があると、
本人が意識的に落ち着こうとしても身体が反応してしまい、
過呼吸を起こしてしまうという事が多いのです。

また、さしたる原因も見当たらないのに急に過呼吸を発症する場合もあり、
その場合も何らかの強迫的不安が根底に存在すると言われています。

これは精神的なものだけでなく肉体的な記憶が関連している場合もあり、
なかなか本人にも解析は難しいとされています。

最も良いのは病院で専門の医師にしっかりと病気について教えてもらい、
本人が発作の際に慌てずに対処する事です。

一度発作を抑えこむ事に成功するとそれが自信となり、
また、肉体的にも安心出来る記憶となるので、出来るだけ自力で治す経験を積む事が大切とされています。

一番良くないのは周りがパニックになる事で、
周囲の状況に本人も煽られてなおさら過呼吸に陥ってしまいます。
https://twitter.com/yua__yua/status/622626052834078720
過呼吸気味になった方がいた場合、静かに見守ってあげるのも大切なのです。

もし身近な人や、あなたが過呼吸を起こしやすい場合は
対処法などを頭に入れておけば、冷静に沈めることができるかもしれません。

周りも自分もパニック状態に陥らないために基本的な知識を身につけておきましょう。

ドラマなどに登場しやすい過呼吸

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過呼吸は習慣化していない方でも
なんらかのきっかけで起こしてしまう事のある症状であり、
かつ基本的には命に関わらないものなので扱いやすいのか、
ドラマなどで登場するシーンも見受けられ、認知度の高い症状となっています。

ただしこれらのシチュエーションを真似して過呼吸の呼吸を行うと
本当に過呼吸を起こしてしまう場合が多く、危険な行為なのでやめましょう。

下手をするとそれで過呼吸が習慣化してしまう事もあるので
軽い気持ちで過呼吸の真似などをしないようにしてください。

更にそんなドラマなどで袋を被せる応急処置が広まってしまった為、
それを真似する方もいるのではないかと思います。

その中でもコンビニ袋などのビニールタイプの物は窒息しやすく危険なので絶対にやめましょう

その対処法をやろうとする方がいたら止めるようにしてください。
ドラマはドラマ、現実は現実と割り切る事が大切です。