いくらシミに対してのケアをしても肝斑には効果が無いこともありますよね。
そんな肝斑に有効だと言われているのがシミにも効果のある、ハイドロキノンなのです!!
しかし、強力な効果を持っているハイドロキノンだからこそ、使用上に注意すべき点があるようです。
この記事では肝斑に有効なハイドロキノンの効果や注意点について書いていきます。
肝斑とは?
肝斑は目の下から、顔に対称にできるシミのようなものです。
肝斑は老人性色素斑(いわゆるシミ)とは異なり紫外線や外的な刺激が原因で出るとは限らないのです。
ですから、いくらシミ対策をしていても出てくる可能性があります。
その原因は、ピルや妊娠などをきっかけにして出たり消えたりすることから
女性ホルモンの乱れが原因だと考えられています。
しかし、その治療法は
女性ホルモンに影響しない「トラネキサム酸」によるものが昔から知られています。
その作用は、シミと同様にメラノサイト活性因子「プラスミン」をブロックすることで
メラミンの発生を抑制することになります。
ハイドロキノンとは?
ハイドロキノンは強力な脱色効果のあることで知られている物質です。
メラミンの生成をするメラノサイトを弱めるだけでなく破壊してしまう可能性もあるほどです。
そして、肝斑にも有効なことが知られています。
たぶん肝斑だと思うからハイドロキノン軟膏とシステインとかシナールとか出してもらおう。
— チーン御隠居。 (@goinkyo_go) March 12, 2017
老人性色素斑にもそうですが、肝斑に怖いくらいの効果があるそうですね。
肝斑の治療でハイドロキノンを使ったことがあります。怖いほどキレイになったのは数日後、また戻ったことを思い出しました。日々のUVケアは大切ですね。 / “紫外線Aをカットせよ!紫外線対策でしみ・しわ・たるみエイジングケア – ナー…” https://t.co/PttLC5ZDOE
— soboku-kobe (@soboku_cafe) March 11, 2017
使用上の注意点
怖いくらいの効果があるハイドロキノンだからこそ、その危険性もあると言われています。
最近は安定ハイドロキノンという危険性の低いモノが開発されているようですが
以前ハイドロキノンを含んだ化粧品で白斑の被害が報告されていて、少し怖いですよね。
また、シミはもともと紫外線などの外的な刺激から皮膚を守るための防御反応です。
肌を守るメラノサイトがなくなったり弱まるということは、
肌が傷つきやすくなっていしまう弱くなってしまうということです。
つまり、いつもよりも紫外線対策を強化しなければいけませんし場合によっては絆創膏で、
紫外線から皮膚を守ったり肌のシミ以外の部分にハイドロキノンがついてしまわないように注意しなければなりません。
紫外線など外的刺激からの保護が十分ではないと
炎症性色素沈着というシミが悪化したような症状が出てきてしまう可能性もあるのです。
また、同じ理由により長期間は使用をできませんし、
ハイドロキノンの濃度にも注意が必要です。
しかし、その効果はかなりすごいので
濃くて大きなシミや肝斑に悩んでいる人には素晴らしい薬剤だと思いますし
実際ハイドロキノンは日本以外の国では最も一般的な色素沈着の治療薬なのです。
肝斑の治療についてはこちらの記事もご参考に!
悪化させないためのケア
先ほども書いたように肝斑の原因はホルモンの乱れになります。
ですから、日頃からストレスを減らしたり漢方や軽容量ピルなどで
ホルモンバランスを整えるようにすることが最も有効な対策になります。
実際肝斑はシミとは違い、ホルモンの乱れを整えることによって消えることもあるのです。
わたしは命の母ホワイトを摂っていると、生理前とか精神的にも肉体的にも良い感じです!!他には、やはりシミと同様にビタミンCが有効なようです。
一日3000㎎以上摂るといいらしいですよ。 通常のマルチビタミンのサプリメントですと多くとも100㎎程度しか入っていないので
ビタミンC専用のサプリメントを別で摂るのがいいと思います。
まとめ
肝斑は通常のシミと違い、
ホルモンバランスの乱れからシミと同じような症状になるということは、
なかなか知られていないと思います。
わたしも知らなかったです。
シミも気になるので、
どちらにも有効なハイドロキノンを積極的に使用していくのがいいと思いました。
ただし、夏からの使用は避けるなど使用には十分に注意したいですね。