汗疱ってご存じですか?手足に出来る水ぶくれで、とても痒くなります。
症状が水虫に似ていることから、「手に出来た水虫」と思っている方も多いようです。

「汗疱って、水虫とどう違うの?」
「水虫が人に感染するんだもの。汗疱も人に感染するんでしょ?」
確かに汗疱は水虫と似ています。
けれど、汗疱と水虫は全くの別物なのです!

汗疱と水虫ってどう違うの?人にうつるの?

まず水虫は、白癬菌と呼ばれる菌が原因で起きる皮膚病で、それによって皮膚感染します。
また、治療方法も、白癬菌をターゲットにした薬を使って治療する事が出来ます。

一方、汗疱は自分の汗が原因で起きる皮膚病と言われていますが、
原因は他にも様々なことが言われていて、
“これ!”といった原因が未だ解明されていないのが現実です。

しかし、水虫のような菌によって発病する皮膚病ではないので、他人に感染することはありません

手をつないだからと言って、汗疱が手をつないだ相手に感染するなんて事はありませんので、ご安心ください!

それじゃあ、汗疱の原因って何?


https://twitter.com/suchmos_sakana/status/875866248642387968
このように間違われやすい汗疱…
残念ながら、汗疱は決定的な原因は、未だ解明されていません。

けれど、原因と思われる事はいくつかあります。

  • 金属アレルギー
  • ストレス
  • 喫煙
  • 主婦湿疹
  • 体質
  • ビオチン欠乏

他にも様々な原因が囁かれています。
一番有力な原因と言われているのが、
汗が汗腺につまって、皮膚の中に汗が溜まってしまうことだそうです。

この原因の中に、聞き慣れない言葉が一つあります。
それがビオチン欠乏症です。

このビオチン、何だかご存じですか?
ビタミンの一つで、ビタミンHと言われていて皮膚の成形に関わっている重要なビタミンです。

普通ならば、ビオチンとは身体の中で生成されるものです。
ところが、腸内バランスが崩れて悪玉菌がビオチンより増えるとビオチン欠乏症となってしまいます。

そして、ビオチン欠乏症になると、肌湿疹として皮膚に現れることがあるそうです。

実際、ビオチンを摂取することによって汗疱を治療することはありますが、
この治療は、実際は一部の皮膚科でしか実施されていません。

ビオチン剤が皮膚科で処方されるときはそれだけを処方されることはありません。
身体がビオチン欠乏になっているときは、腸内環境が悪くなっているときです。

ビオチンと一緒に整腸作用のあるミヤリサンや、
ビオチンの吸収を助けるビタミン剤も一緒に処方されると思います。

また、ビオチンはサプリメントでもとることが出来ますが、
その時も、整腸剤とビタミン剤を一緒にとることをお勧めします。

ビオチン欠乏を根本的に解決するには、腸内環境を整えると良いです。
汗疱の原因がビオチン欠乏によるものでしたら、
腸内環境を整えることによって治れば、汗疱は治るかもしれませんね。

汗疱の対処法についてはこちらの記事もご参考に!

日常生活でできる対処法ってあるの?

痒い上、見栄えもあまり良くない汗疱。
症状が軽ければ、先に紹介したビオチン欠乏や腸内環境を整える以外にも、
自宅で出来る対処方法はあります。

汗疱の原因で一番有力だと言われている事が、汗によって汗腺が詰まってしまうことです。

こまめに手を洗って汗を落として、手を保湿するだけでもかゆみは随分治まります。

ワセリンなどを手に塗って保湿するのも効果的です。

また、“塩浴”をするのも効果的です。
洗面器やボウルにお湯を張って、できるだけ沢山の塩を溶かします。

その中に手を入れ、4,5分塩浴します。
終わった後は、水で良く洗って保湿します。

これをやるだけでも、手のかゆみが引いて、随分楽になるようです。

試してみる価値はあるかもしれません。
汗疱で辛い方は、是非一度お試し下さい。

まとめ

  • 汗疱と水虫は別物
  • 菌が原因で発病するのが水虫で、水虫は皮膚感染するが、汗疱は感染しない
  • ビオチン不足が原因で汗疱になる場合もある
  • ビオチンは処方してくれる皮膚科もあるが、サプリでも摂取できる
  • ビオチン不足の解消には、腸内環境を整えるのが重要
  • 汗疱は、手の汗が原因の場合もある
  • まめに手をあらって汗を拭き、保湿をすることによってある程度は対処できる
  • コーフルやワセリンも有効

春から夏にかけて、酷くなってくるのが汗疱です。
この汗疱は、ちょっと治ったと思ってもすぐ再発してしまう上、
かゆみはなかなか治まらない、本当に厄介な皮膚病ですね。

けれど、腸内環境を整えてピオジン欠乏を解消したり、家庭でもある程度はケアできます。

中々治らない皮膚病だからこそ、こまめなケアがとても重要になってきます。
どうか、一日も早く汗疱のかゆみから解放されますように。