に下痢や嘔吐が続いたら、
それは感染性胃腸炎かもしれません。

感染性胃腸炎というと冬になりやすい印象がありますが、
実は夏も感染性胃腸炎になりやすいのです。

また、夏の感染性胃腸炎と、
冬にかかる感染性胃腸炎は、原因が違うのも特徴です。

では、夏にかかる感染性胃腸炎の原因とは何なのでしょうか?
症状は、冬の感染性胃腸炎とどう違うのでしょうか?

感染性胃腸炎の流行時期が夏なのはナゼ?

冬の感染性胃腸炎の原因は、主にウイルスです。
ですが、夏の感染性胃腸炎の原因は、細菌です。

サルモネラ菌カンピロバクター、腸内ビブリオなどの細菌が原因で、
食中毒を起こしてしまうのが、夏の感染性胃腸炎の特徴です。

特に腸内ビブリオは、1日の最低気温が15度以上、
水温が20度以上になると増殖する細菌なので、
気温や水温が上がる夏に増殖するため、
夏の感染性胃腸炎の原因になりやすい細菌です。

夏に感染性胃腸炎が流行するワケを先に書いたように、
腸内ビブリオは気温が高くなると増殖する細菌です。
だから、気温も水温も上がる夏には増殖してしまいます。

また、腸内ビブリオは塩水を好む好塩菌とも呼ばれる細菌です。

だから、夏の海の中や海底では腸内ビブリオが増殖してしまいます。
夏に釣った魚を刺身などで食べると、
腸内ビブリオのせいで、感染性胃腸炎にかかってしまうのです。

ウェルシュ菌という細菌も、夏の感染性胃腸炎の原因になりやすい細菌です。

ウェルシュ菌は、普段は無害な細菌なのですが、
ウェルシュ菌に汚染された食べ物を食べると、
腸管にエンテロトキシンという毒素を生み出していってしまいます。

この毒素が、感染性胃腸炎の原因です。

だから、夏場にカレーなどを作って一晩おいたりすると、
カレーの中でウェルシュ菌が増殖してしまい、
感染性胃腸炎の原因になってしまうのです。

梅雨の時期に感染性胃腸炎の原因になる細菌は、黄色ブドウ球菌です。

黄色ブドウ球菌は、人間の身体に常在している菌ですが、
その細菌がついた手で食品を触ったりすると、
エンテロトキシンという毒素を出します。

毒素が入った食品を食べることで感染性胃腸炎の原因になります。

何より夏に感染性胃腸炎になりやすい原因は、
夏バテなどで体力が落ちていることもあります。

感染性胃腸炎の症状はどんなもの?

腸内ビブリオが原因の感染性胃腸炎になると、
激しい腹痛下痢、嘔吐の症状がでます。
潜伏期間は10~24時間、発症期間は1~3日です。

ウェルシュ菌が原因の感染性胃腸炎の症状

ウェルシュ菌が原因の感染性胃腸炎は、潜伏期間が6~8時間と短めです。

室温に置きっぱなしにしたカレーなどを食べたら、
半日以内に症状が出るのが特徴です。
症状は、腹痛と下痢です。
でも、1~2日という短い期間で治ることが多いようです。

黄色ブドウ球菌が原因の感染性胃腸炎の症状

黄色ブドウ球菌が原因の感染性胃腸炎は、潜伏時間が1~3時間ととても短時間です。
症状は、腹痛、下痢、嘔吐などです。

たいていはその日のうちに快復しますが、
中には重篤化してしまうこともあるので注意が必要です。
子供や高齢者は、特に注意が必要な感染性胃腸炎です。

感染性胃腸炎のtwitterでの反応は?

感染性胃腸炎のtwitterでの反応は、どのようなものがあるでしょうか?


夏風邪と勘違いする人もいるようです。
腹痛と下痢、嘔吐の症状が出たら、病院に行くのが良さそうです。


細菌からの感染性胃腸炎と判明した人のつぶやきです。
夏場は日々の食事のメモを残しておくと、
何から感染したのかわかりやすいかもしれませんね。


感染性胃腸炎で3日もダウンしてしまった人のツイートです。
期間からすると、腸内ビブリオが原因の可能性がありますね。


感染性胃腸炎から、他の病気が発覚することもあるようです。
感染性胃腸炎かも、と思ったら、やはり病院に行くことが重要そうですね。

感染性胃腸炎の主な治療法は?

夏の感染性胃腸炎は、最近が原因のものがほとんどなので、
抗菌薬を飲んで治す方法が一般的です。

また、絶食して胃や腸を休ませることも大切です。
薬を飲むからと、無理におかゆなどを食べるのは止めましょう。

ただし、下痢が原因で脱水症状を起こしやすくなっているので、
水分の補給は忘れずにして下さい。

必要な水分の量は、1日に1000ml~1500mlくらいです。
水を飲んでも吐いてしまうときは、
病院で点滴を受けることで水分補給をします。

補給する水分は、水で大丈夫ですが、
水が飲みづらいときはスポーツドリンクや麦茶などの、
カフェインの入っていないものなら大丈夫です。
果汁の入ったジュースや牛乳などは、
胃腸に負担がかかるので止めておきましょう。

ロペミンってどんな薬なの?

ロペミンとは、腸の働きを抑制する、いわゆる下痢止めの薬です。

医師による処方の他に、市販薬でもロペラミドの名前で配合された薬が売っています。

ロペミンは、緊張やストレスからくる下痢には有効な薬です。
でも、感染性胃腸炎の下痢は、原因菌による下痢なので、
体内の原因菌を体の外に出すために起きている現象です。

だから、ロペミンのような下痢止めで止めるのは、
かえって体内で原因菌が増加してしまう原因になるので、
感染性胃腸炎のときには使用しないようにしましょう。

感染性胃腸炎の症状を緩和・予防するツボ

抗生物質を飲んでも、感染性胃腸炎の症状はつらいものですよね。
そんな症状を和らげるツボがあります。

まず、簡単に押せる手のツボをご紹介します。
手の薬指の爪の生え際の小指側にある関衝というツボです。

反対の手でつまむようにして、少し強めに押します。
「気持ちいい」と感じる程度の強さで押すのがポイントです。

足にも感染性胃腸炎の症状を和らげるツボがあります。

まず、足の親指の付け根の出っぱったところの公孫というツボです。
手でさするようにしてから、徐々に力を入れて押していって下さい。

足の人差し指と中指の先にも、感染性胃腸炎の症状を緩和するツボがあります。
手の指でつまむようにして、少し強めに押してください。

感染性胃腸炎を予防するツボ

できることなら、感染性胃腸炎にならないに越したことはないですよね。
次は、感染性胃腸炎を予防するツボもご紹介しますね。

手首の内側の、手のひらから指4本分くらいの位置に、
「内関」というツボがあります。
そのツボを、親指でグッと力を入れて押すと、
胃の動きが良くなって、気持ち悪さが軽減したりするので、
感染性胃腸炎の予防に効果があります。

胃腸炎で苦しいとき、
思うように力が入らないこともあります。
このような棒があれば少しの力で十分に押すことができますよ(*^^*)

感染性胃腸炎についてはこちらの記事もご参考に♪

感染性胃腸炎の時の良い食材や食事方法

感染性胃腸炎にかかってしまったら、
食材や食事に気をつけなければいけません。

感染性胃腸炎の症状が出ている間は、絶食が望ましいです。

その症状が少しおさまってきたときに食べるのは、
おもゆやクタクタに煮込んだスープなどがおすすめです。

おかゆなどの固形物は、もっと症状が弱まったときの回復食として食べて下さい。

食事を摂る方法は、症状の下痢吐き気がおさまってきた頃です。
吐き気があるうちは、まだ食事をしない方が良いでしょう。

食事と共に、水分補給も忘れずにするようにして下さい。

まとめ

夏の感染性胃腸炎についてまとめてみました。

夏場にかかる感染性胃腸炎は、細菌性のものなので、
感染性胃腸炎だと思われる症状が出たら、
病院で診断を受けて、抗生物質を処方してもらいましょう。

症状が出ている間は、水分補給をしっかりすることも大切です。

一番は、感染性胃腸炎にかからないことなので、
手洗いやうがいをきちんとするようにして、予防を心がけたいですね。