吐き気に嘔吐や下痢、さまざまな症状を引き起こす急性胃腸炎
妊婦さんがかかっても赤ちゃんに直接的な影響はありませんが、
お母さんの具合が悪くなれば成長が止まってしまいます。

急性胃腸炎とは具体的にどんなものでどういう症状が起こるのか。
妊娠初期はつわりと区別しづらいですが、どこで見分けるべきか。

それから治療法や、対策・予防についてもお話していきます。
一緒に急性胃腸炎への知識を深めていきましょう。

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急性胃腸炎とは?

急性胃腸炎とはウイルスや細菌に感染して起こる症状の総称です。
主な症状は嘔吐下痢で、文字通り急に始まるのが特徴。
今までなんともなかったのに、いきなり!ということもあります。

例えば、冬になると流行するノロウイルス、よく聞きますね。
これも急性胃腸炎のひとつだって、知っていましたか?

ノロウイルスはウイルス性の急性胃腸炎に分類されるんです。
細菌性ですと、コレラ、サルモネラあたりが有名でしょうか。

夏は細菌性、冬はウイルス性の可能性が高いんですよ。
夏も冬も関係なく、だからこそ急性胃腸炎は厄介なんです。

さらに、発熱や倦怠感といった症状が出てくることも…。
嘔吐と下痢を繰り返すため油断すると脱水症状にもなります。
「脱水」と言われるととても恐ろしく感じますよね。
https://twitter.com/Raspberry_piano/status/797346998621913088
中には2日間で2kgも体重が落ちてしまった人がいるんです。
嘔吐と下痢が続く上に気持ち悪くて飲めない、食べられない…。
痩せるのも無理はありませんが、とても不健康な痩せ方です。

私も急性胃腸炎を経験したことがありますが、つらいものでした。

妊婦の場合、胎児への影響はある?

妊婦さんが急性胃腸炎にかかった場合、胎児への影響は半々です。
急性胃腸炎そのものが胎児に影響することはありませんが、
お母さんが脱水になったりして体を壊す方がいけないんです。

急性胃腸炎がお腹の中の赤ちゃんに感染することはないですから、
それが原因で嫌な病気を持って生まれてくることもありません。

とにかく急性胃腸炎といえば飲めない、食べられない、ですよね。

ご飯を食べなければ栄養がつかずエネルギーになりませんし、
お水を飲まなければ脱水症状になってしまうでしょう。

赤ちゃんは母体から栄養をもらっていますから大きな問題です。

しかも、脱水は血液の量が不足するため栄養を送りづらくなります。
その結果、赤ちゃんは十分な栄養を取れなくなるんですね。
栄養が足らずに成長が止まる、という危険が出てきます。

じゃあどうすれば良いの?となると、やはり治すことでしょう。
きちんと病院で治療すれば急性胃腸炎は早くて2日で治るんです。

ただし、急性胃腸炎はヒトからヒトへ感染するため産婦人科はNG
内科消化器科を受診してお医者さんに診てもらって下さいね。
急性胃腸炎の嘔吐や下痢を薬で止めるのはいけませんので、
薬は整腸剤を処方されることが多く、脱水なら点滴をします。

急性胃腸炎とつわりは間違えやすい!

つわりと間違えやすいのも急性胃腸炎の怖いところです。
でも、じっくり観察すればちゃんと見分けられるんですよ。

急性胃腸炎の初期症状といえば、“胃がムカムカする”。
続いて吐き気がひどくなり、嘔吐や下痢へ続いていくんです。

そして、つわりというのは妊娠初期に起こる吐き気嘔吐のこと。
妊娠とつわりは、残念ながら切っても切り離せない関係です。

普段からどちらも経験している妊婦さんには区別しづらいんです。
妊婦さんによってはつわりが原因で下痢も起こりますから、
そういう人はもっと区別するのが難しくなるでしょう。
見分けるには、つわりだと決めつけずじっくり観察して下さい。

本当につわりの時と同じ吐き気でしょうか?質が違いませんか?
横になると楽になったはずなのに横になっても気持ち悪いとか、
食べ物のにおいを嗅がなくても気持ち悪いことはありませんか?

下痢が続いたり倦怠感もあるならすぐに熱を測ってみて下さい。
急性胃腸炎の症状には発熱もあるので熱が出ていたら要注意です。

少しでも「いつもと違う気がする」と思ったならすぐに病院へ!
検査をして、早めの治療を受けて治していきましょう。

急性胃腸炎についてはこちらの記事もご参考に♪

妊婦はどんな対策や予防をすればいい?

急性胃腸炎の主な感染経路は“生もの”と“飛沫感染”です。

妊娠したら生ものを食べるのはできるだけ避けましょう。
特に冬場の生牡蠣にはノロウイルスの危険がありますので、
どんなに大好物だったとしても妊娠中は避けて下さいね。
どうしても食べたい時は加熱して、しっかり火を通すこと!

それから急性胃腸炎は飛沫感染するので人混みはNGです。
ノロウイルスが流行している時期の不要な外出は控えましょう。

外出しなければならない時はマスクを忘れずにして下さい。
マスクをしていれば飛沫感染を予防することができますよ。

もちろん手洗いうがいも急性胃腸炎の予防に最適です。

正しいうがいと手洗いを徹底すれば効果がさらにアップします。
インフルエンザなどの予防にも繋がりますから、オススメですよ。

妊娠しているとそれだけで免疫力が低下しているため、
アルコール消毒などで大袈裟なくらい予防しても良いでしょう。

まとめ

夏や冬、急性胃腸炎にかかる妊婦さんは少なくありません。
急性胃腸炎が胎児に直接影響することはなかったとしても、
栄養不足や脱水は胎児の成長を阻害してしまうので要注意です。

妊娠初期は症状がつわりと似ていて区別がつきにくいため、
日頃から体におかしいところがないかチェックしておきましょう。

少し変だな?と思ったら早めに病院へ行って治すことが大切です。
とはいえ、やはり急性胃腸炎にかからないのが一番。
生ものは食べないよう気をつけ、外出時にはマスクをしましょう。
正しい手洗いうがいをして、予防と対策を心がけて下さいね。

夏よりも冬の方が急性胃腸炎になったという声をよく聞きますし、
10月の終わり頃になったら警戒し始めても良いと思います。

急性胃腸炎をきちんと理解して、元気な赤ちゃんを生みましょう。