急性胃腸炎とは、その名前の通り、胃や腸に急性の炎症が起こった状態のことで、
下痢、腹痛、嘔吐、血便、発熱、食欲不振などの症状があらわれます。
これらの症状の中でも、急性胃腸炎による発熱はどのように対処すればよいのでしょうか?

ここでは急性胃腸炎による発熱の対処法など急性胃腸炎について詳しく紹介していきます!

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急性胃腸炎による発熱はどう対処すればよい?

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急性胃腸炎による発熱は、敵ではなく自然治癒力なので、
解熱剤で無理矢理下げない方がよいみたいです。

風邪などのウイルス感染症の場合には、身体の本来の免疫力が反応して発熱するのですが、
体温が上がることで体の中のウイルスは増えにくくなります。

胃腸炎による発熱は、普通1日ぐらいで自然に下がってくるのですが、
解熱剤を服用して強引に熱を下げようとすると、
その分体の中でウイルスが長生きしてしまうので、身体はもう一度発熱してウイルスを退治しようとします。

発熱は自然治癒力なので、解熱剤を服用して熱を下げてしまうと、
逆に病気の回復を遅らせてしまうことになるので注意するようにしましょう。

また、解熱剤を服用し過ぎると胃や腸の粘膜が荒れたり、熱を下げるために汗をかいてしまうので、
さらに脱水症状が進行したりします。

したがって、急性胃腸炎で発熱があるからといって安易に解熱剤を服用するより、
熱のせいで頭痛や関節痛がひどいときにのみの薬を服用するのが上手な活用法なのです。

急性胃腸炎とはどんな病気?

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急性胃腸炎とは、急に胃腸に炎症が起こってしまった状態のことで、
それまでは元気だったのにいきなり腹痛嘔吐下痢発熱といった症状があらわれます。
この急性胃腸炎はいろいろな原因で起こり、暴飲暴食によっても腹痛、
嘔吐や下痢があらわれることがあります。

そして、寒い季節に増えるのがノロウイルスによる感染性胃腸炎で、
乳幼児の場合はロタウイルスによる胃腸炎が有名です。
夏には食中毒による細菌性胃腸炎が増えるのですが、
夏風邪の原因になるウイルスの感染で胃腸炎になることもあるようです。

急性胃腸炎の対処法は?

急性胃腸炎の対処法として、まずは胃腸を休ませることがポイントになります。

急性胃腸炎になってしまったとき、初めの1日は吐き気や嘔吐、下痢がとてもつらいものなのですが、
これらの症状は胃腸の中で増殖したウイルスや毒素をなるべく早く身体の外に出そうとする目的があるので、
完全に出し切ってしまった方が治りやすくなります。

つまり、吐き気や嘔吐、下痢といったつらい症状は、病気と闘うための防衛反応なのです。
このときに下痢止めや吐き気止めを飲んだりすることは、
逆にウイルスの排出を邪魔することになるので、治りを遅くしてしまうのです。
それよりも、こんなときに薬を飲んでも効かないと思います。

この段階の対処法として大事なことは、胃腸を休ませるということ脱水症状にならないよう気を付けることです。
吐き気がひどいときは、しばらく何も飲んだり食べたりせずに安静にするようにしましょう。

脱水症状にならないようにと水分を取ろうとすることは良いのですが、脱水とは体液、
つまり水分と電解質が失われた状態のことなので、
無理に水を飲んで吐いてしてしまうと胃液に含まれる電解質も失われますので、
逆に脱水症状の状態が悪化してしまうのです。

参照:http://item.rakuten.co.jp/

ですから、数時間ぐらいは何も飲んだり食べたりしないようにして様子をみるようにし、
吐き気が落ち着いてきたらスポーツドリンクや経口補水液のような電解質の飲み物
まずは「一口」飲むようにしましょう。

もしこの一口で吐いてしまうようであれば、またしばらく飲むのをやめるようにしましょう。
一口飲んで大丈夫であれば、少しずつ飲む量を増やしていくようにしましょう。

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急性胃腸炎になってしまったら、食事はどうすればよいの?

急性胃腸炎のときは、お腹が空くまで何も食べないことをおススメします。
食事の開始については、「空腹感を感じたら」が原則です。

無理矢理食べて栄養をつけて治そうとする人が多いのですが、
胃腸に炎症がおこっているときは、食べ物を消化吸収する機能が正常に働いていないので、
無理に食べてしまうと腹痛や嘔吐、下痢が長引いてしまいます。

つまり、食事をせずに休ませた方が治りやすいのです。
身体には予備力というものあるので、1日ぐらい何も食べなくても大丈夫なのです。

「お腹が空いた」というのは「急性胃腸炎が治ってきたから食べても大丈夫」というサインなので、
お腹が空くまでは水分のみで様子をみるようして、
お腹が空いてきたらまずはお粥のような食事を少し食べて、2~3日かけて少しずついつもの食事に戻していきましょう。

食べた後に腹痛や下痢が再発した場合は、食事の量が多かったということなので
様子を見ながら少しずつ食べるようにしましょう。

まとめ

最後になりますが、急性胃腸炎で発熱や腹痛、嘔吐、下痢などが軽い場合は、
ここで紹介した対処法を参考にしていただいて治療すれば、自宅でも治ると思います。

ただし、乳幼児や高齢者は脱水症状を起こしやすいので注意しましょう。

下痢、腹痛、嘔吐、血便、発熱、食欲不振などの症状がひどかったり、
長引いたり、熱が下がらなかったり、便に血が混じるなどの場合は、
重症化している可能性が考えられるので、早めに病院へ行って診察してもらうようにしましょう。