急性胃腸炎とは突然の下痢や嘔吐を伴う病気で、一過性の物を言います。
ウイルスや細菌・原虫等の微生物が原因となる感染症型と
黄色ブドウ球菌やボツリヌス菌などの毒素が原因となる毒素型の二種類があります。

感染型では、ウイルス性の特徴に水様性の便があります。

たいして、細菌性では、嘔吐と下痢の症状の他に、重症化すると、
便に血が混じる血便や発熱などの他に、
時に血圧低下や意識障害などのショック症状を起こす事もあります。

治療法やおならとの関係性についてご紹介!

急性胃腸炎の治療法

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基本は脱水症状が起きないように水分補給に気を付けて、
体内に入った毒素や細菌などが便と一緒に
体外に排出されないと症状が治まりませんので、
体内に入った毒素や細菌などが体外に排出されるように下痢止め等は使用しません。

使用する薬は、吐き気止めと腸内環境を整える為の整腸剤です。
吐き気が強く口からの水分摂取が行えない場合は
点滴で体内の水分を補給しますが、
殆どの場合は、一日程で強い吐き気は治まります。

また、水分をしっかり取ることで、吐き気は軽減されますので、
取れるようでしたら出来るだけ水分を摂るようにして下さい。

水分補給はスポーツドリンクやジュースではなく経口補水液がオススメです。
失った水分や栄養を効率良く摂取できますよ。

ですが、吐き気が長く収まらずに口から水分が長期間取れなかったり、
下痢が酷くて口からの水分補給では間に合わない等で、
脱水症状が出ている場合は入院して絶飲食にし、
点滴にて水分や栄養の補給を行います。

食事の仕方

急性胃腸炎のときには、胃腸が弱っていますので、
吐き気や下痢が治まってきたら様子を見ながらお粥等の
消化に良く胃腸に負担のかからない物から徐々に普通の食事に戻します。

完治するまでは、飲食をすると胃腸が刺激されて
腹痛や下痢を引き起こしやすくなっています。

弱っている胃腸に負担を掛けない為に、
一回の食事量は少量にして一日の食事の回数を増やします(一日に5~6回)。

胃腸に刺激を与える為に、暑い物や冷たい物は避けて、
消化の良い高栄養のものを積極的に食べて下さい。

油脂類は、折角回復しかけていても
再び下痢を引き起こす原因になる可能性がありますので控えます。

食材は、過熱調理して柔らかくします。

牛乳は栄養価が高く栄養を付ける上では良いのですが、
冷たいままですと胃腸に負担が掛かり過ぎますので、
温めたものを(加熱後、人肌まで冷やす)、ゆっくりと少しずつ飲むようにして下さい。

下痢の時にお勧めなのが「リンゴのすりおろし」と「ニンジンのスープ」です。

リンゴに含まれるペクチンは海綿の様な働きをして
便の水分調整を行ってくれるために、
柔便等の状態では水分を吸収して便を形のある状態にしてくれます。

つまり便秘の時も下痢の時にも良いと云う事です。
リンゴのすりおろしで効果が出ない時には、
ニンジンをドロドロになるまで煮込んだスープが効果があります。

味付けは薄い塩味のみなので、誰にでも簡単に作れます。

おならが食事OKの合図

急性胃腸炎では、
食事をいつから再開するのかに悩まれる方も多いと思います。

消化の良い物を二口三口食べたら、
急激な腹痛と治まりかけていたはずの下痢が再開。なんて事もありますから。

そうなると、食事をするのも躊躇われてしまいますよね。
実は、おならが目安になります。

腸の状態が悪い状態では、おならが出ても
生卵の腐ったような悪臭の上に、お腹はすっきりしません。

ですが、腸の状態が良くなって動くようになると
お腹がすっきりするおならが出るようになりますので、
それを目安にされると良いです。

まとめ

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誰でも、罹る可能性のある急性胃腸炎ですが、
ちょっとした工夫で回復が早くなったり症状を軽くすることも出来ます。

また、早く体調を元に戻す(元気になる)為にも、
しっかりと栄養を取る必要があります。

お腹がすかっとするおならでタイミングを見て、
胃腸に優しい食事をしっかりして、出来るだけ早く治すように心掛けましょう。