気象庁によると2014年に発生したエルニーニョ現象は収束し、
今後はラニーニャ現象の発生が危ぶまれているようです。

エルニーニョ現象に対してラニーニャ現象はあまり聞かない現象ですが、
その影響として猛暑となる不安があります。
その一方で台風は近場で発生する寿命の短い物が増える事が予想されます。

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ラニーニャ現象とは?

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エルニーニョ現象という言葉は天気予報などで良く聞くと思いますが、
その一方でラニーニャ現象については耳にする機会が少ないのではないでしょうか。

ラニーニャ現象は以前は2007年に発生し、
その年日本では最高気温を更新する猛暑となりました。
ラニーニャ現象はエルニーニョ現象の丁度反対の現象で、
エルニーニョ現象は南米ペルー沖の海温が急激に上がる現象ですが、
ラニーニャ現象は逆に南米ペルー沖の海温が急激に下がる現象です。

このエルニーニョ現象とラニーニャ現象は互いに関連していて、
エルニーニョ現象の後にラニーニャ現象が起こりやすい事が分かっています。

ラニーニャ現象が起こると日本には乾燥した空気が流れ込み、
強い東風が吹き、雨が少なくなります。

梅雨が短くなって猛暑になり、
台風は日本に近い場所で発生して短い期間で消滅するという特徴があります。

ラニーニャ現象で案じられる事とその対策

気象庁によると2016年3月時点での日本の気象は以前ラニーニャ現象が発生した時の
気象の状態と酷似しているという事で、
2016年の夏が猛暑になる可能性が高いと考えられています。

また、ラニーニャ現象が発生すると雨が降りにくくなるので
水不足や野菜などの作物の発育に不安があると考えて良いでしょう。
水不足と猛暑が合わさると脱水症や熱射病の危険が高くなるので、
夏場の体調管理をきちんと考える必要もあります。


既にラニーニャ現象の予感を感じ取っている方もいるようですね。
暑さに負けないようにするには早めに冷房のメンテナンスを済ましておくと良いでしょう。

そして外気温と屋内の温度差が大きくなると考えられます。

自分である程度調整出来るように薄手の上着などを
冷房が効き過ぎるような職場には持って行くのも良いでしょう。

ラニーニャ現象の時の台風の挙動は?

ラニーニャ現象の際は台風の発生位置が普段とズレ、夏場は北に、秋には西に寄ります。

普段台風は太平洋上、日本のやや南東寄りで発生しますが、
それが北と西にズレるという事はつまり日本近海での発生が増えるという事です。

いつもの年なら台風の発生から上陸までかなり期間があり、
ある程度準備期間がありますが、
ラニーニャ現象時の台風は発生から上陸まで短くなると考えて良いでしょう。

その反面、秋の台風が増える時期には台風の発生から消滅までが短くなる傾向があるので
上陸してすぐに消滅する事も多くなるとも考えられています。

発達する時間があまりないという事から
大きな台風は減る傾向にあると考えて良いでしょう。
大きな台風が減るのは嬉しいですが、突然来るのは困りますね。
台風の時期になったら天気予報に注意するようにしておきましょう。

ラニーニャちゃんとエルニーニョくん

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前述した通りラニーニャ現象とエルニーニョ現象は
お互いに影響し合って発生している現象であり、セットとして考えられています。

その為、対になっている現象という考えの元、
ラニーニャは女性名、エルニーニョは男性名で付けられているのです。
つまり2つの現象はカップルという事ですね。

エルニーニョ現象もラニーニャ現象も地球規模で災害をもたらす困った現象ですが、
エルニーニョくんが暴れまわった後を
ラニーニャちゃんが謝りながら着いて行くみたいに考えるとなんとなく可愛い感じがします。

元々はエルニーニョが暑くラニーニャが寒いという現象なのですが、
日本に影響する時には違った形で影響する事も多く、
エルニーニョだから日本も暑い、
ラニーニャだから日本も寒いという事にはならないのが分かりにくい所です。

どちらかと言うとエルニーニョ現象の時は日本付近は湿気が多く、
ラニーニャ時は湿気が少ないという風に覚えている方が分かりやすいかもしれません。
単純に気温で言うならラニーニャ現象時は夏が暑く冬が寒くなる傾向にあります。