気が付いたら、下まぶたがピクピクと、
自分の意志とは関係なしに痙攣している状態になったことはありませんか?

この、目の下の痙攣だけではなく頭痛を伴う場合は、
とある現代病の可能性があります。

今回は、目の下の痙攣と頭痛が起こっているときの原因と、
その対処法をご説明します。

目の下の痙攣だけなら、疲れやストレスが考えられる

2015-09-23b

症状が一時的な目の下の痙攣だけなら、
それは目を酷使することによる疲れや、ストレスによるものが大半です。

その場合は、特に病院などにも行く必要が無く、身体をゆっくりと休めたり、
目を使う作業からしばらく離れたり、ストレス解消に努めることで良くなります。

また、より早く回復したい場合は、
目の周りを温めて血行を良くすることも有効です。

下まぶたも、筋肉によって動く部位ですから、
この筋肉のコリを熱によってほぐすことで痙攣や引きつけを和らげることができるのです。

また、ストレスも原因となりますから、過剰に目を気にするのは良くありません。
気にしすぎるせいで余計にストレスが溜まり、
リラックスできずに症状が悪化する恐れがあります。

痛みなどが無い痙攣なら、このように過ごすと、
知らないうちに症状が無くなっていることがほとんどです。

痙攣だけでなく、頭痛もある場合は「VDT症候群」かも

ただ、痙攣が長期にわたり、しかも頭痛まで伴う場合は、
「VDT症候群」という病気の可能性があります。
この病名、聞き慣れませんよね。

それもそのはず、この病気は現代病のひとつで、
最近になって深刻視されている病気なのです。

VDTとは、
「Visual Display Terminal(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)」の略で、
いわゆるコンピューターのディスプレイを指します。

その画面を長時間見ることにより生じる体調不良の全般を、
「VDT症候群」と呼んでいるのです。

このVDT症候群は、先ほどの目の下の痙攣や頭痛のほか、
ドライアイや視力低下などの目の症状、肩こりや腰痛などの身体的症状、
不安感や抑うつ症状などの心的症状が、その代表的な症状として挙げられています。

長時間画面を見ることの、特定の要素を原因としているのではなく、
目の疲れと、そこから来る頭痛、長時間同じ姿勢をとることによる身体の痛み、
そして作業の内容によって蓄積されるストレス症状など、あらゆる要因によって起こる症状を指します。

VDT症候群の症状が出ているのに放置し続けていると、
最初は目の痙攣や頭痛などの軽微な症状だったものが、
視力の大幅な低下や不眠症など、取り返しの付かないところまで、症状が悪化する可能性があります。

VDT症候群にならないための対処法

そうは言っても、現代の社会人には
パソコンやスマホは必須アイテムとも言うべきもののため、使わないようにするのは難しいですよね。

ですから、VDT症候群に陥らないように、
適度に休憩を入れて、長時間画面を見ることの無いように努めましょう。

時間の目安としては、
1時間に10分~15分ほど、画面から目を離す時間を作ります。

その間は、机の周りを整理整頓したり、お手洗いに行ったりなど、
身体を動かす作業をすると、筋肉のコリがほぐれ、気持ちもリフレッシュされます。

また、画面からの刺激を和らげる眼鏡をかけたり、
画面に保護シートを貼るなどの対処も効果的です。

対策としてはこのようなブルーライトカットフィルムを使用するのも一つかもしれません

VDT症候群を予防するための体操がありますので、ご覧ください。
少し長い体操ですが、自宅での作業の合間に行う分には、
ちょうど良いリフレッシュになるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
目の下の痙攣や頭痛から考えられる病気、VDT症候群の症状と、
その対処法についてご説明しました。

現代ではどんな仕事も、
パソコンやスマホ、タブレット無しでは成り立たない場合が多いです。
そのため、VDT症候群に悩む人の数も、急増しているものと考えられます。

また、仕事だけではなく、生活面でも、VDT症候群のリスクは高まる一方です。
スマホが生活必需品となった今、SNSの閲覧やゲームなどで、
余暇の時間のほとんどを、スマホと共に過ごす人が急増しています。

これにより、学生などにも、VDT症候群が浸透してきているようです。

目の痙攣や頭痛だけではなく、精神疾患や視力低下は、
治療が長引いたり、元の健康を取り戻せなくなる恐れがある症状です。

そんなことになる前に、今一度、
パソコンやスマホのヘビーユーズについて、考え直してみませんか。