似たような症状の出る、水疱瘡帯状疱疹
実は、このふたつ、同じウイルスが原因でかかる病気なのです。

でも、同じウイルスが原因でも、水疱瘡と帯状疱疹では症状が違います
水疱瘡と帯状疱疹の違いとは、何なのでしょうか。

また、水疱瘡や帯状疱疹になったら、どうやって治していくのでしょうか。
ここでは、水疱瘡と帯状疱疹の違いなどについて書いていきます。

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水疱瘡と帯状疱疹の関係って?

水疱瘡帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスが原因でなる病気です。
同じウイルスが原因の病気ですが、水疱瘡は感染力が高いのに対し、
帯状疱疹は、基本的には他人に感染しないことが特徴です。

水疱瘡と帯状疱疹の違いは?

水疱瘡と帯状疱疹の違いは、まず感染するかどうかにあります。
水疱瘡は、高い感染力をもっています。

しかし、帯状疱疹は他人に感染することはありません。
帯状疱疹はうつりませんが、
水疱瘡にかかったことのない人に水痘帯状疱疹ウイルスが感染すると、水疱瘡になります。

水疱瘡は、一度かかると免疫ができて、もうかかることはありません。
でも、帯状疱疹は、体内に潜んでいる水痘帯状疱疹ウイルスが、
体力が低下したときなどに活発になって再発することがあります。

水疱瘡は、水ぶくれが全身に出ます。
対して帯状疱疹は、一カ所に固まって帯状に水ぶくれができるのが特徴です。

水疱瘡の水ぶくれは、痒みを伴いますが、
帯状疱疹は皮膚だけでなく皮膚の下にまで症状が出るので、強い痛みが出ることも特徴です。

また、水疱瘡にかかりやすいのは、小さい子供が多いですが、
帯状疱疹は、若年層から50〜70代の人まで、幅広い年齢の人がかかります。

水疱瘡や帯状疱疹の感染経路は?

水疱瘡は、感染力がとても高く子供がかかりやすい病気なので、
幼稚園学校に行くのは禁止されている病気です。

水疱瘡の感染経路は、
水ぶくれがつぶれたところから出た液体に触れた手で粘膜に触れることで感染する接触感染と、
水疱瘡にかかっているひとの
くしゃみや咳などに混ざっている水痘帯状疱疹ウイルスを吸い込んでしまってかかる飛沫感染
空気中にいる水痘帯状疱疹ウイルスを吸い込んで感染する空気感染の3つの感染経路があります。

帯状疱疹の感染経路

水疱瘡が、人から人にうつる病気なのに対して、
帯状疱疹は人から人にうつることはありません。

帯状疱疹に感染するのは、水疱瘡にかかったことのある人で、
体内に潜んでいる水痘帯状疱疹ウイルスが、体が弱っているときなどに活発化することで発症します。

大人が水疱瘡や帯状疱疹になったらどんな経過で治すの?

水疱瘡は、大抵の人が子供の頃に感染します。
だいたい2〜3歳くらいからが水疱瘡に感染するピークです。

まれに、大人になるまで水疱瘡にかからなかった人が水疱瘡を発症すると、重症化することが多いです。

大人が水疱瘡に感染すると、半日ほどで全身に水ぶくれが広がり、
子供よりも高熱が出やすいのも特徴です。

水疱瘡は、感染力が高いので子供などにうつさないよう、
水ぶくれができたら、すぐに皮膚科を受診して下さい。
皮膚科を受診すると、発熱や水ぶくれを抑える薬と、水ぶくれの痒み止めの薬が処方されます。

お風呂に入ったりすると、家族に感染する恐れが高いので水疱瘡の間は湯船に浸からないようにして下さい。

薬を飲み始めてだいたい5日ほどすると、水ぶくれがカサブタに変わり熱も下がり始めます。
水ぶくれの跡が残ったりすることもありますが、だいたい1週間ほどで、ほぼ完治します。

帯状疱疹は、1度水疱瘡にかかった人がかかる病気です。
なので、大人がかかることが多い病気です。

最初の症状は、痛みです。
痛みが出てきてから数日すると、赤い発疹が出始めるため、この時点で病院に行くようにしましょう。
発疹が出始めてから3日以内に薬を処方してもらって服用すれば治りが早くなります。

受診する病院は、皮膚科内科です。
抗ウイルス薬が処方されるので、処方箋通りに飲みましょう。
痛みがひどい場合は、痛み止めも処方されます。
抗ウイルス薬は、発疹がおさまっても、7日は飲み続けることが必要です。

帯状疱疹は、基本的にはうつりませんが、
水疱瘡にかかったことのない人には感染して水疱瘡を発症してしまうので、
可能なら学校や仕事は休むようにして下さい。
ストレスが溜まっていると重症化しやすいので、その面でもなるべく休養をとるようにしましょう。

顔に跡を残さないように治すことはできる?

水疱瘡や帯状疱疹で心配なのは、顔のような目立つ場所に跡が残らないかどうかですよね。

水疱瘡は、水ぶくれをつぶすと跡になってしまいます。
痒いので、どうしても水ぶくれをつぶしてしまいがちですが、
跡になってしまうので、顔に水ぶくれができても掻かないよう、
処方された痒み止めを塗って、水ぶくれをつぶさないように気をつけて下さい。

水疱瘡の水ぶくれを掻いてしまいがちなお子さん向けの手袋です。
小さい子供は、我慢しきれないことが多いので、手袋などで対処すると良さそうですね。

眠っているときに無意識に掻いてしまったりすることもありますので
子供だけではなく、大人も手袋をして寝ると良いでしょう。

跡が残ってしまった場合は、美容外科での治療で消すなどの方法がありますが、
保険適用外なので、高額なのが難点です。

帯状疱疹は、顔にできると跡が残りやすい病気なので治っても跡が残ることが多いのが難点です。

https://twitter.com/NJPW_K/status/821697355174903808
顔にできて痛みが強いのも、帯状疱疹の怖さです。
抗ウイルス薬を飲んで、しっかり休んで治したいですね。

跡を残さないためには、痛みや痺れといった、
初期症状の段階で病院を受診して、抗ウイルス薬服用することが重要です。

顔に痛みや痺れを感じたら、
すぐに皮膚科を受診することで顔に水ぶくれができにくくなり、跡も残りにくくなります。

帯状疱疹の跡が顔に残ってしまった場合は、
水疱瘡と同じ様に美容外科での治療で消すなどの方法があります。

水疱瘡や帯状疱疹についてはこちらの記事もご参考に!

感染したらどうすればいいの?

水疱瘡や帯状疱疹に感染したら、どうすればいいのでしょうか?

水疱瘡に感染した場合

水疱瘡に感染したら、まず幼稚園や学校、仕事など、
人と関わる場所には絶対に行かないようにして下さい。
水疱瘡は感染力がとても高いため、
抗体を持っていない小さな子供や大人になるまで水疱瘡にかかっていない人に感染してしまうからです。
https://twitter.com/5407mrt/status/823663433056854016
兄弟がいると、順番に感染してしまうことが多いのも、水疱瘡の特徴ですね。
一緒に暮らしていると、どうしても感染しやすくなってしまいますよね。


感染力が高いので、保育園のように
まだ水疱瘡の抗体ができていない小さな子供たちがいるところでは、集団感染しやすいですよね。

病院を受診することも重要です。
水疱瘡に感染したとわかったら、すぐに皮膚科を受診しましょう。
感染力が高いので、病院についたら別部屋に隔離されますが、
他の患者さんにうつさないために必要なことなので、きちんと病院の指示に従って下さい。

水疱瘡は、初期症状の発熱や発疹が出たら、すぐに皮膚科にかかることが重要です。
治療が早いほど、治りも早くなるので、初期症状を見逃さないよう気をつけて下さい。

帯状疱疹に感染した場合

帯状疱疹は、水疱瘡にかかったことのある人が、
疲れたりストレスが溜まったりしたときにかかる病気です。


確かに、帯状疱疹の痛みもストレスになりますよね。
辛いですが、鎮痛剤などで対処して、しっかり休むようにしましょう。

帯状疱疹の初期症状は、皮膚の痛み痺れです。
この段階で皮膚科を受診すれば、比較的軽度におさまりやすいです。

発疹が出て、痛みがひどい場合は、病院で伝えて鎮痛剤を処方してもらいましょう。
疲れやストレスが原因の病気なので、とにかく心身を休めることが治療に大切なことです。

他人にうつることがないからといって、無理に学校や仕事に行かないように注意しましょう。
水疱瘡にかかったことのない人と接触すると、その人に感染して水疱瘡になる原因になってしまいます。

まとめ

水疱瘡帯状疱疹は、同じウイルスが原因でかかる病気です。
でも、それぞれ症状感染経路が異なります。
水疱瘡は感染力が高いので、かかったら人の多いところには絶対に行かないようにすることが大切です。

帯状疱疹は、疲れストレスを溜めすぎないようにすることで予防できます。
かかってしまったら、適切な治療を受けて、早めに治すようにしたいですね。