マイコプラズマ肺炎という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
肺炎の一種で、細菌による感染で発症する病気です。

子供が感染しやすいイメージがありますが、一体何歳くらいの子供がよくかかっているのでしょうか。

また、通常の肺炎と症状の違いや治療方法の違いはあるのでしょうか?
今回は名前は知っているけれども詳細を知らない方が多いマイコプラズマ肺炎について説明いたします。

マイコプラズマ肺炎の主な症状や原因

マイコプラズマ肺炎とは、マイコプラズマという細菌が引き起こす肺炎のことです。
この菌が気管支や喉に感染して炎症を起こすことが原因となります。

発症しやすい年齢は6〜12歳小学生の子供がかかりやすい病気です。

症状は止まらない咳と発熱が特徴。
咳は日に日に強くなり解熱後も1ヶ月ほど続くことがあります

また、ヒューヒューといった呼吸音がする喘息の症状も見られます。
マイコプラズマ肺炎は診断がつきづらいので、
長い咳が出ているときは疑ってみることをオススメします。

マイコプラズマ肺炎の薬の種類、効果のある症状

マイコプラズマに効く薬は何があるのでしょうか。
ワイドシリンムコダイン、ジェニナックといった薬の効果を紹介していきます。

ワイドシリン

ワイドシリンは、ペニシリン系の抗生物質です。
風邪で処方される抗生物質ですが、マイコプラズマ肺炎には効果がありません。

効果がある抗生物質はクラリスやクラリシッドなどのマクロイド系抗生物質と呼ばれるものです。
通常マイコプラズマ肺炎と診断されれば、ペニシリン系の薬が処方されることはありません。

ムコダイン

ムコダインは、痰を取り除く薬です。
マイコプラズマ肺炎だけではなく気管支炎や肺炎でも処方されます。

ジェニナック

ジェニナックは、中耳炎や肺炎を引き起こす細菌に効く抗菌薬です。
キノロン系と呼ばれる種類に入ります。

1日1回で効果が出るため、日常生活でも服用しやすい薬となっています。

マイコプラズマ肺炎についてはこちらの記事もご参考に!

市販薬での治療は可能?

マイコプラズマ肺炎は、主に抗生物質で治療を行います
抗生物質は医師による処方がなければ入手することができず、
同じ効果を持つ市販薬は販売されていません。

自己判断で市販薬に頼るとかえって症状を悪化させたり、
治癒が遅れる原因となります。

一方で一部の漢方薬には細菌感染に効果が期待できるものや、
気管支や肺の炎症を抑える効果が期待できるものがあります。

1つの選択肢として漢方薬はありますが、
早く治療を行いたいのであれば抗生物質を服用することが無難な判断と言えるでしょう。

日頃からできる予防法は?

マイコプラズマ肺炎の感染経路として、
物を媒介して感染する接触感染咳やくしゃみから感染する飛沫感染があります。

接触感染の予防方法は、手洗い・うがいです。
手が菌に触れた状態で食事や目を触ったりするなどして感染しますので、
手や喉についた菌を洗い流して清潔に保つことがポイントです。

飛沫感染の予防方法は、マスクの着用です。

咳やくしゃみは1〜2メートルの範囲まで飛ぶと言われています。
マスクを着用することで飛んでくる菌を体に入らないようにしましょう

また、予防だけではなく感染するとマスクの着用で人にうつさない配慮が必要です。
お子さんからお母さんに感染する例もありますので、子供の病気と侮らず対策をしっかり行いましょう。

まとめ

マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ菌に感染して発症することがわかりました。
菌が原因のため市販薬での治療はできず抗生物質を服用することで早く治癒できる可能性が高まります

この病気は感染性のため、インフルエンザと同じように流行することがあります。
お子さんの周囲でマイコプラズマ肺炎の症例が出た場合は、速やかに予防策を講じましょう。