夏風邪偏頭痛胃腸炎は急に発症してとても辛い思いをしますが、
これらの病気はストレスが引き金であるという話があります。

しかし、夏風邪はその多くがウイルス性、胃腸炎もウイルス性や細菌性が多く、
一方で偏頭痛は体質的な病気です。
とは言えストレスはあらゆる病気の原因になる事はあります。

夏風邪の原因

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夏風邪の原因として有名なのがアデノウィルスとエンテロウイルスです。
この内アデノウィルスは喉に痛みを感じる症状が出やすく、
エンテロウイルスは胃腸炎を発症しやすいウイルスとされています。
これらのウイルスに感染する事で夏風邪に罹ります。

ウイルスに感染するのは保菌者が拡散したウイルスに接触して
体内に取り込んだ事が原因ですが、
その際、免疫機能が有効に働いている場合には多少の接触では感染しないと考えられています。

つまり僅かな接触で感染したのならそれは免疫機能が衰えていると考えられるのです。
この免疫機能が衰える大きな原因にストレスがあります。

ストレスによって免疫力が低下する状態を現代型免疫低下と呼ぶようです。
なぜストレスで免疫力が低下するかと言うと、
免疫機能を司るリンパ球をコントロールしているのが自律神経であり、
ストレスはこの自律神経の調子を乱してしまうからです。


こんな風にストレスによって病気に罹りやすくなる事はあるようです。

胃腸炎について

夏風邪の内エンテロウイルスは胃腸炎を引き起こすウイルスで
夏風邪の多くが胃腸風邪と呼ばれるのは
このエンテロウイルスやいくつかの細菌の感染が発生するからです。

つまり夏場に活性化するウイルスや
細菌に感染する事で胃腸炎が起きやすくなる訳です。

もちろんこれらの感染も免疫機能の低下によって起こりやすくなるので、
しょっちゅう感染しているという場合は
ストレスが原因で胃腸炎を発症しているという可能性はあります。

とは言え、健康な状態の免疫機能でも
一定以上のウイルスや細菌に侵入されてしまった場合、
なかなかその全てを処理出来ない事もあるので、
必ずしも胃腸炎が全てストレスによるものとは限りません。

これはもちろん夏風邪についても言える事ですね。
ただし周囲の人と同じように生活しているのに
自分だけいつも胃腸炎や夏風邪になるという場合はストレスによる免疫低下を疑った方が良いかもしれません。

偏頭痛は体質による病気

偏頭痛は本来体質に伴う病気であり、夏風邪や胃腸炎とは一線を画します。
夏に発生する事が多いのはこの病気が暑さや強い光、
息苦しさをきっかけに発症する事が多いからです。

ある意味この発症のきっかけになる物をストレスと呼んでも良いかもしれません。
偏頭痛の原因はこめかみ近くの血管の拡張作用によるものだとされています。

そのため、偏頭痛の痛みは心臓の鼓動に合わせて脈打つように発生します。
頭がズキズキすると表現される頭痛の多くが偏頭痛です。

また、偏頭痛の特徴として視界にギザギザの光の模様が見える場合があり、
これによって視界の一部が遮られる事があります。

更にその症状の一部として強い吐き気を伴う事があり、
これらの症状の為偏頭痛は夏風邪と間違われやすい性質を持っています。

偏頭痛は主に寝ている間に発症して目が覚めた時に
痛みや目眩を感じる事が多いとされていますので
朝頭痛が起きるという方は偏頭痛を疑っても良いかもしれません。

その殆どが10代ぐらいの若い頃に発症して少なくとも
60代以降に新たに発症する事は無いようです。
高齢になると軽減したり、妊娠中もほとんど発症しないとされています。

偏頭痛と似た頭痛に「緊張型頭痛」という物があり、
こちらは首や肩のコリによって発症します。
こちらの頭痛は頭が締め付けられるような痛みを感じるとされています。

偏頭痛の話

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実を言うと私は小学生の頃から偏頭痛持ちで夏場には
熱は無いのに酷い頭痛がして吐き気があり視界の一部が光で欠落するという事が度々起きていました。

ただ、本人はずっとそれを夏風邪だと思っていたので、
大人になるまでそれが偏頭痛だとは気付きませんでした。

あまりにも毎年夏場になると風邪をひくので不思議には思っていましたね。
熱が出ないので学校を休めない事もしばしばで体温計をごまかして早退した事もあります。

大体酷い吐き気を伴い、吐くと楽になるので
自分の身体はそうやって病気に対応する体質なんだろうと思っていました。

大人になって自分が偏頭痛だと気付いた時に原因として考えたのが夏の直射日光です。
そこで帽子を被るようになったらほとんど発症しなくなりました。

遮光効果の高い帽子がオススメです。

うっかり思い込みで病気を判断しているとなかなか解決しないという事の証明ですね。
もしかすると同じような経験をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ずっと同じ症状で困っている場合はちょっと自分の症状を違う角度から考えてみるのも大切かもしれません。