過食はストレスが原因ということは良く知られているのですが、実は寝不足も原因になるのです。
寝不足によるホルモンバランスの乱れが過食のきっかけになるようです。
そんな寝不足を解消するためには、いったいどうすればよいのでしょうか?
今回は寝不足と過食の関係性と寝不足を解消するための方法について詳しく紹介していきます!
寝不足と過食の関係性とは?
寝不足と過食の関係性ということで、寝不足によって
過食が起こるということがわかっています。
寝不足の人全員に過食が起こるかといえばそうではないのですが、
過食は多くの方にあらわれている症状なのです。
では、いったいなぜ寝不足で過食が起こるのでしょうか?
これにはホルモンの分泌が関係してきます。
寝不足になってしまうと体がストレス状態になり、
食欲を抑制するレプチンというホルモンが減少し、
その代わりに食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌が促されてしまいます。
この反応によって食欲が増し、さらに満腹感の限度が引き上げられるので、
過食になり食事の量が増えてしまい、肥満へと繋がるのです。
寝不足になってしまうと、なんだか体がだるくなったり
気分が高揚したりなどと何らかの変化を感じると思うのですが、
このように何となくではなく、実際に体の中でも大きな変化をもたらしているのです。
さらに睡眠不足は過食だけではなく、高血圧の原因にもなると指摘されています。
このように、寝不足は本当に百害あって一利なしなので、
1日7~8時間はぐっすりと眠れるような生活を作り上げることが、
若く美しい生活を維持していくうえでとても大切なことになってくるのです。
他の寝不足でなる症状についてはこちらを参考にしてください。
過食の原因もなる寝不足を解消をするための方法は?
寝不足を解消をするためには眠たくなったときに眠ればいい
と思っているかも知れないのですが、仕事をしている方の場合は
なかなかそういうわけにもいかないと思います。
また、寝たくなったときに寝ればいいと思っている人もいるかもしれないのですが、
不規則な眠りというのは体力の回復などのメリットが十分に得られなくなってしまうので気を付けましょう。
寝不足を解消するための方法として、
まずはじめに心地良く眠るための準備をしなくてはいけません。
寝るときは精神的に落ち着かなければぐっすりと眠ることができないので、
寝る直前にお風呂に入るのではなく、2時間ぐらい前に入ることをおススメします。
それから、できるだけぬるいお湯に浸かるようにして、
ゆっくりとお風呂に入ることでリラックス効果を期待することができます。
また、寝る前にホットミルクなどを飲む方法もおススメです。
冷たい牛乳はお腹に刺激を与えてしまうのですが、ホットミルクは刺激がないですし、
あたたかい飲み物は精神を落ち着けてリラックスした状態にしてくれます。
ただし、ホットコーヒーはカフェインが含まれているので、
逆に刺激になって眠れなくなってしまうので控えるようにしましょう。
食事で過食防止をする
私がホットミルクよりおススメしたいのが「ホットココアミルクセーキ」です。
とても効果があるのでぜひ一度試してみてください。
ホットココアミルクセーキ
- 材料(2人分)
- 卵黄 1個
- 牛乳 1.5カップ
- ココア 大さじ1杯
- 砂糖またははちみつ お好みで大さじ1~2杯
- お湯 大さじ1杯
- シナモンスティック 1本
<作り方>
- 鍋にココア、砂糖またははちみつ、お湯を加え、泡だて器でよく混ぜます。
- よく混ぜ合わせたら卵黄を加えてさらに滑らかになるまで混ぜ、
牛乳を加えてさらに混ぜながら火にかけて、沸騰する前に火を止めたら完成です。
そして、音楽などを聞く方法も効果があるようです。
ただし、このときは日本語の歌よりもクラッシックなどの音楽を聴くことをおススメします。
クラッシックなどの音楽はBGMのように特に何も考えることなく聞くことができるからです。
歌詞が日本語の場合、ついつい意味を考えてしまい
逆に眠れなくなってしまうこともあるので気を付けましょう。
さらに、いくら寝不足だからと言っても、休みの日に寝だめをすることは
絶対にやめるようにしましょう。
なぜかというと、きちんと整っている体内時計を狂わせてしまう要因になるからです。
これらの気をつけることで、質のいい眠りを実感することができるでしょう。
胃で膨らむ過食防止食品
食べたら胃の中で水分を吸って膨らんで満腹感を得られるタイプ
ダイエット用の食品を食事に取り入れるのも有効な手段です。
お腹で膨らむ成分と言えばグルコマンナンやココナッツファイバーなどが効果的です。
「やばい!食べ過ぎそう!」と思った時に
水と一緒に飲むと過食になるのを抑えてくれます。
まとめ
最後になりますが、寝不足が原因で過食になってしまうことがあるようです。
過食は肥満につながるので、寝不足をそのまま放置することはやめるようにしましょう。
そして、寝不足を解消するためにここで紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。
補足として、朝起きる時間を決めることも大切になります。
朝起きる時間がバラバラだと、夜眠気を感じる時間も変わってきてしまうので、
なるべく10時までには起きるように心がけましょう。