熱中症胃腸炎は症状は酷似しているため、
見分けることが難しいのです。

熱中症の場合、胃腸炎よりも致死率が高いので、早い段階で見極めなければなりません。
胃腸炎の場合でも重症化したりウイルスによっては死に至る可能性もあるので、気を付けましょう。

では、どのように見分ければいいのでしょうか?
今回は熱中症と胃腸炎の症状の違いをメインにまとめていきたいと思います。

熱中症と胃腸炎の違いって?見分けはつく?

熱中症胃腸炎見分けるのは困難です。
一概にこうだからこうとは言えないので参考程度に留めて置いて下さい。
病院で検査を受けるのが確実なので症状が現れたら極力早めに自己判断せずに病院にかかりましょう。

まず、一つ目の熱中症と胃腸炎を見分ける方法は
たちくらみめまいなどの症状があるかないかだそうです。

胃腸炎の場合、痛みによるめまいはあるかもしれませんが、
血の気の引くような立ちくらみがある場合は熱中症の可能性が高いそうです。

次に熱中症の場合は熱が外に出にくくなり熱がこもるので、
熱がこもっているかこもっていないかも判断基準になります。

しかし、細菌性の胃腸炎の場合、発熱の症状もあるので、
発熱と熱のこもりを見分けるのが難しい場合もあります。

最後に熱中症の場合胃腸炎と違っておかしな言動ひきつけがあったり、
真っ直ぐに歩けなくなったりの症状があります。

しかし、これらの症状が出だした時には熱中症はもう既に重度になっているので危険です。
軽度や中度やの場合、胃腸炎と見分けるのは難しいみたいですが、
重度の場合は割とわかりやすいようですね。


https://twitter.com/nonnoncha3/status/895132900768731136

熱中症の症状

軽度

めまい、失神、たちくらみ、動悸、顔面蒼白、唇の痺れ、呼吸数の増加、筋肉痛、筋肉の硬直、
熱けいれん意識レベル、体温は正常、汗が大量に出る。

涼しいところで休ませて身体を冷やし、水分補給をさせるなどの応急処置を施す。
熱中症の場合、薬を飲んでも効果は無いので熱中症の疑いがある場合は薬を服用しない方が良いそうです。

中等度

失神、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、判断力の低下、倦怠感、
意識レベルは正常、熱がこもり体温が高くなるが、肌は冷たいようです。

重度

けいれん、意識障害、過呼吸、おかしな言動をとる、
ひきつけ、真っ直ぐに歩けない意識レベルは低下、体温も40℃近い高熱になる、汗をかかない。

中等度や重度の場合応急処置では対応しきれないため、早急に119番通報をしましょう。

胃腸炎の症状

共通の症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
細菌性の場合は血便、下痢便、発熱、血圧低下、意識障害
ウイルス性は水様性の下痢便、倦怠感、筋肉痛

熱中症についてはこちらの記事もご参考に!

入院が必要なのはどんな場合?

熱中症が軽度の場合、入院に至る可能性はあまり無いそうですが、
中度になると検査や経過次第では入院が必要になってしまう可能性があります。

熱中症が重度にまで進んでしまうとほぼ入院をしなければならないそうです。
前述した通り、熱中症が重度になってしまった場合には、
40℃近い高熱の影響でおかしな言動を取ったり、受け答えがまともにできなかったり、
ひきつけやけいれんを起こしてしまったり、
酷いと心臓や腎臓などの器官に影響を及ぼしてしまい死に至る可能性があります。

なので重度にまで進んでしまっている場合は入院が必要になるのです。

入院した場合の治療ですが、身体を冷やして熱を冷ます冷却療法や、
脱水症状を改善するために水分やナトリウムの点滴を施します。

大体入院してから1日〜3日で退院することができるそうです。
ただし入院費用はバカにならないほど高額です。

入院費用の内訳は部屋代、ベッド代などの基本的なもの以外にも、
初診料、診察料、検査費用、処置料、投薬料、三食の食事代がかかってきます。

更に部屋によっては差額ベッド代もかかりますし、熱中症の場合は急な入院なので
入院準備をしっかりしている方は少ないだろうし、入院グッズをレンタルすることもありますよね。

そうなるとレンタル費用も日数分かかってしまいます。
熱中症で入院した場合、保険適用でも5万円〜8万円ほどかかり、
3日以上になったり手術が必要になると10万円を超えてしまうこともあるそうです。

勿体無いからとエアコンを控えた結果熱中症で入院するよりも、
シーズンの間エアコンを付けっぱなしにした方がずっと安いですね。

日頃から水分や塩分が不足しないよう適度に摂取し、
規則正しい生活適度な運動で丈夫な身体作りをして熱中症にならないよう予防しましょう。

低血圧の人が熱中症になりやすいのはなぜ?

低血圧の人はなぜ熱中症になりやすいのでしょうか?
血圧が低いと聞くと体温が低いのかなと連想してしまいがちですが、
実はそうではなくて、体温が上昇する時に血圧は下がります

なので熱中症で体温が急激に上昇してしまうことでたちくらみ失神の症状が現れるのです。
低血圧な人の場合、元々低い血圧なのに体温の上昇によって
更に一気に低下しひどい低血圧状態になってしまいます。
そのため、低血圧な人は熱中症になってしまいやすいのだそうです。

では、低血圧の場合、効果的な熱中症対策はあるのでしょうか?
熱中症の予防には前述した通りこまめな水分補給規則正しい生活を心がけ、
朝が苦手でも朝ごはんをしっかりとることが大事です。

低血圧の人の場合は更に食後のカフェイン摂取が良いそうです。
食後に紅茶やコーヒーなどのカフェインを含んだ物を適度に摂取すると、
血圧の低下を防ぐことができるんです。

熱中症対策でなくても低血圧の人にはぜひ適度なカフェイン摂取をおすすめしたいですね。
私も低血圧なのでこれから食後にカフェインの摂取を心がけようとおもいます。

まとめ

近年温暖化の影響もあり、
夏には外に出ただけでも汗がにじむ程の暑い日が続くことも多いですよね。

毎年例年にない暑さや、記録的な猛暑などとニュースで報道されていて、
年々気温が高くなっていって大丈夫なのかと不安になります。

熱中症で救急搬送される方も多いそうなので、今まで以上に熱中症対策をしなければなりませんね。
数年前知り合いが熱中症で救急搬送されましたが、本人は経験上胃腸炎だと思い込んでいたらしく、
救急搬送されて診断されるまで気付かなかったと言っていました。

両者を見分けるのは難しいし、更に胃腸炎と熱中症を併発している場合も多いので、
出来るだけ早い対処をしたり、病院に行くようにしましょう。