首の痛みは、肩こりの延長線上にあるものと思って放置しがちになりますよね。
でも、首はたくさんの神経が集中している大切な場所ですから、ただの痛みも何かの病気のサインという可能性もあります。

今回は、首の痛みとTVで紹介された解消法などについてご説明します。

首の痛みの原因として考えられるものや病気は

首の痛みの原因としては、寝違えむち打ちなどの外傷性のものや、
姿勢の悪さから血行不良になって起こる首コリがよく見られます。

でも、病気によって起こっているという可能性も捨てきれません。

変形性頚椎症という、頚椎が変形してしまい神経を圧迫する病気でも、首の痛みが起こります。
これは40代〜50代と年齢を重ねた人に起きやすく、治療は保存療法が主となるためずっと痛みと付き合うことになります。

また、ウイルス細菌に感染して起こる髄膜炎でも首が痛くなります。
こちらは、頭痛発熱、吐き気などを伴い、首の動きが硬くなるという特徴があります。
インフルエンザなどの感染症の後にこんな症状が出たら、髄膜炎を疑ってみましょう。

ためしてガッテンの特集の内容は?

首の痛みに関して特集を組まれたのは2007年と少し前ですが、今でも十分に参考になる内容でした。

この番組では、年齢を重ねた中年以降になって
突然首の痛み腕のしびれに襲われる症状について特集されていました。

これは、首の骨の間にある椎間板が加齢によってしぼんでしまい、
クッションの役割をする椎間板の代わりに骨が棘のように出っ張ってしまうことで起こります。

この棘状の骨を「骨棘」と呼びますが、年齢を重ねると誰にでも起こるものですが、
無理なストレッチなどを行うことで首に痛みを発生させるのだそうです。

この骨棘は首そのものにダメージを与えるだけではなく、
棘のせいでどんどん首の骨がずれていってしまい、
脊髄が圧迫されて寝たきりになるという恐ろしいケースもあると説明されていました。

この骨棘は、前項で説明した変形性頚椎症の症状の一つで、
やはり加齢によって起こりやすいことと、根治が困難なことが特徴です。

ガッテン流首の痛み解消法

番組では、首の痛みを予防する方法と、
その前兆である首のコリを解消するための方法について紹介されていました。

その中から、仰向けのままできる首の筋肉を鍛えるトレーニングをご紹介します。
首の筋肉を鍛えると骨への負担が減り、骨の変形を防げるだけではなく、コリの解消にも繋がるそうです。

方法は、ベッドなどに仰向けに横になり、
枕に頭を押し付けるように5秒間力を入れては抜くという動作を繰り返すだけ。
力を入れる時は、顎が上を向かないように注意してください。

最初は一日10回から始め、慣れてきたら20〜30回くらい行うのが理想だそうです。
この方法は骨棘の予防になりますが、既に首の痛みやしびれが生じている人は
症状を悪化させる恐れがあるため、避けるべきとのことです。

首の痛みについてはこちらの記事もご参考に!

予防のためにしたいこと、効果的な市販薬は

上のような首の筋トレの他、姿勢を整え、
無意識に首に負担がかかる姿勢になるのを防ぐのも、大事な予防法の一つです。

現代の人はPCスマホの作業が多いため、
首が前傾気味になり、負担がかかりやすくなっていますよね。
これを長時間続けると首の形が負担が大きい形のままで固定され、
変形性頚椎症を始めとする首の不調に繋がりやすいと言われています。

首への負担を最小限にするためには、PCのモニターは目の高さにし、
首をもたげなくてもまっすぐ見られるようにしましょう。
スマホはどうしても下向きに見てしまいがちですが、これは意識して目の高さに持ってくるようにしましょう。

読書や筆記作業も長時間同じ姿勢で行うのはやめ、適度に休憩をとるようにして下さい。

もし、首の痛みが出てしまった場合は、軽いコリなら「コリホグス」などの内服薬でかなり解消されるようです。


痛みが強い場合は、急性のものには冷湿布慢性的なものには温湿布が良いとされています。

また、ロキソニンパップなどの外用鎮痛剤もおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ただの首のコリだと思っていても、しびれ寝たきりにまで発展すると考えると怖いですね。
むち打ちや寝違えで起こる首の痛みは一時的にとても痛むものの、適切な治療を行えば後に残らず治りますよね。

でも、骨の変形によって起こる痛みはじわじわ来るものの、一生続くというのが恐ろしいところです。
誰でも加齢によって骨の変形は起こるものと言いますが、若いうちから姿勢に気を付け、
適度に首の筋肉を付けることで少しでも変形を防げるはずです。

今から首を大事にして、長く元気に過ごせるように気遣いたいですね。