日射病は夏場に戸外で長時間活動する機会が増えると、
発症リスクが跳ね上がります。

日射病とは熱中症の中の1つで、
太陽下で長時間活動して体内温度が異常上昇する事で発生します。

その症状として表に現れるのが、
吐き気や目眩、そして鼻血と言った物となるのです。

そしてこれらの症状は、
体内で異常が起こっている事を知らせるサインにほかなりません。

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日射病とは

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日射病とは本来熱中症と同じ物です。
それではなぜ名前が違うのか?というと、原因による区別を付ける為に過ぎません。

日射病とはその名前の通り、
太陽に照らされた事が原因で発生する熱中症なのです。

炎天下で長時間作業をしていると、大量の汗をかきます。
これは自然な反応で、体が体温を調整しようとしている為に起こる現象です。

しかし、この調整が上手くいかないと、段々体内に熱が篭っていきます。
この体のバランスが限界点を越えて発生するのが日射病です。

体内温度が急上昇する事によって体内の熱を逃がそうとして血管は広がり、
発汗量は更に増えるのですが、これにより水分が足りなくなってしまいます。

そうすると今度は血液が上手く流れなくなり、
それを防ぐ為に血管が急激に縮小します。

その為、今度は体内の熱が更に上昇し、脳に異常が発生し、
また、水分量が減った事によって血液も粘性が上がって流れが滞り、
心臓が過剰に活動を始めてしまうのです。

日射病の初期症状に注意

そんな日射病に注意する為、
わかりやすい初期症状を知っておく必要があるでしょう。

炎天下で活動中にこれらの症状が出たら要注意、
水分補給して日陰などの涼しい場所で体温が下がるのを待ちましょう。
ジュースやスポーツドリンクでも構いませんが
ミネラルや電解質を含む経口補水液が望ましいです。

Twitterなどでも日射病ではないか?と自覚して
体を休めている人を時折見掛けます。


https://twitter.com/yuto8463/status/624488071111639040
この人達のように自覚して休息を取る事で、
重症化せずに治める事が出来るのも日射病の大きな特徴でもあります。

つまりある程度は自覚的な外的要因に大きく左右されるという事です。
そんな日射病の初期症状には、吐き気や目眩があります。

これは脳に負担が掛かり、自律神経に乱れが生じる事で発生する症状です。
また、稀には鼻血が出る事もあります。

それはどうしてか?と言うと、
血管の拡張から縮小という急激な変化によって血圧が急に上がり、
最も薄い鼻の粘膜が破れて出血してしまうためです。
これらの症状が出たら、早めに体を休め、水分補給をしましょう。

なぜ日射病になるのか

本来、人間の体は自分で体温を調整するように出来ています。
汗が出るのは、水分が蒸発する気化熱によって体温を下げる為です。

しかし、湿度が高い場合これが上手く働かなくなります。
大気中に水分が飽和状態になっているので汗が蒸発しないのです。

汗がだらだら流れ落ちるような状態は既に危険な兆候という事です。
更に気温が体温よりも高い状態になると
体は急激に体温を下げようとするので
どんどん汗をかき血管を拡張し、いわゆる無理を重ねてしまいます。

そもそも、なぜ体温を下げる必要があるのか?
というと、脳が熱に弱いからです。

脳細胞は42℃を超えるとダメージを受けます。
脳細胞は体の細胞と違って再生しない為、
このダメージは致命的な物になってしまうので常に一定以下に保つ機能があるのです。

この機能が限界を越えて重篤な日射病になると、
体温を調整する事が出来なくなってしまう為、危険なのです。

上がり続ける最高気温

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近年、世界中で気温は上昇傾向にあるようです。
つい先日の2015年3月には
南極で過去最高記録が更新されたとうニュースが報じられました。

この記録については
場所などの問題があってまだ検討が続けられているようですが、
日本でも海外でも最高気温の更新が続いているのも事実です。

また、紫外線の危険度の上昇も
日光下に長時間いる事を許さない要因となっています。

そんな風に環境が変化しているのですから、
私達も出来るかぎり自分の身を守るように注意をしなければなりません。

ビーチで肌を焼いたり、炎天下で帽子も被らずに
長時間運動や仕事をするというのは今や危険な行為となっているのです。

せっかくの夏の太陽を楽しく受け止めて満喫したいという望みも、
最近の環境ではなかなか難しい事になってしまっているようです。

このままではいずれ、太陽光線を柔らかく遮る効果のある、
半透明の天井の付いたドーム型の人工的な自然を模倣した施設のような物が出来、
その中でしか夏の遊びを行う事が出来なくなる時代が来るかもしれませんね。