ノロウイルスは嘔吐や下痢などの胃腸症状を引き起こす感染力の強い小型のウイルス。
感染力が非常に強く、1年を通して感染者が報告されています。

症状は2~3日程度かけて徐々に軽減していきますが、免疫力が低下している妊娠中は要注意。
つわりの吐き気との区別がつかず処置が遅れてしまう恐れもあります。

ノロウイルスの症状とつわりとの違いを知識として持っておけばいざというとき安心です。

つわりの吐き気とノロウイルスの吐き気に違いはある?

ノロウイルスには24~48時間潜伏期間があり、ノロウイルス感染症感染性胃腸炎のひとつです。
主な症状は嘔吐下痢などの胃腸症状ですが、軽度の発熱悪寒筋肉痛などの症状が表れることがあります。


ノロウイルスに感染して筋肉痛を感じた人が多いようですね。
下痢や嘔吐が続くと体が脱水状態になり喉が乾いたり、ミネラルが流出して筋肉痛や倦怠感を感じるようです。

水分が体外に出て行く時には、ミネラルも一緒に排出されています。
汗をなめると、しょっぱい味がしますよね。
それが、ナトリウムなどのミネラルです。
ですから、脱水症の予防には水分だけでなくミネラルが欠かせないということを忘れないでください。

妊娠中のつわりの時期にノロウイルスに感染したものの、
区別がつかず対処が遅れたという人もいるようです。

つわりの吐き気には種類があります。

においつわり
食べ物のにおいや香水、ゴミなどの特定の香りに反応する
食べつわり
お腹がすくと胸やけや吐き気がする

つわりの吐き気がどんなときに起こるかを把握していれば、
ノロウイルスに感染して起こった症状との区別がつきやすくなります。
吐き気とともに発熱筋肉痛などの症状が表れたとき、
家族に感染者が出た場合は感染を疑い病院へ行きましょう。

ノロウイルス対策と感染したときの対処法

健康な成人なら水分補給をしながら安静にすることで回復に向かいますが、
免疫力が低下している妊婦や高齢者、小さな子供は重症化する恐れがあります。
特に妊娠中のママはお腹の赤ちゃんへの影響が心配ですよね。

ノロウイルスは非常に感染力の強いウイルスです。
ウイルスを大量に含む吐しゃ物の処理には細心の注意を払う必要があります。
吐しゃ物を処理するときに気をつけることは…?

  • エプロンやガウン、マスクを着用し使い捨て手袋を使用する
  • 新聞紙で吐しゃ物を覆い、その上からまんべんなく消毒剤をスプレーする
  • 新聞紙ごと吐しゃ物を除去する
  • 床や周辺に消毒剤をスプレーして拭き取った後、水拭きをする

消毒には次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を用いましょう。アルコールや逆性石けんはあまり効果がありません(※エタノール系消毒剤には、ノロウイルスに対する不活化効果を期待できるものがある。)。

吐しゃ物を除去するときに使った新聞紙や手袋は、
ビニール袋などに入れしっかり密閉してからごみ箱に捨てましょう。

ノロウイルスに感染したら経口補水液で水分を補給しながら脱水症状を防ぎ、安静に過ごします。
ウイルスを死滅させる特効薬はありませんので
治療は下痢止め鎮痛剤などを使う対症療法のみとなります。
症状が重篤な場合や妊娠中の薬の服用が心配なときは迷わず病院へ行きましょう。

ノロウイルスについてはこちらの記事もご参考に!

感染経路を知ってノロウイルスを予防しよう

ノロウイルスの感染経路のほとんどは経口感染と言われています。
感染経路には次のようなものがあります。

(1)患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便や吐ぶつから人の手などを介して二次感染した場合
(2)家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合
(3)食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
(4)汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
(5)ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

ドアノブやスイッチ、手すりなどにもウイルスが付着するため、家族に感染者が出たら注意が必要です。

発症してから1週間程度の間は感染力を保持しており、発症後3日目が特に強いと言われています。
症状の表れ方にも個人差があり軽い下痢や腹痛程度しか感じない人もいます。

軽症の人が無自覚でうつす可能性があり、
嘔吐や下痢がおさまっても1~2週間程度はウイルスを保有しているので油断は禁物です。

ノロウイルス予防には次のようなことが有効です。

  • 過熱が必要な食品は十分に加熱してから食べる(85℃~90℃で90秒以上)
  • 帰宅時やトイレのあとは流水と石けんで手を洗う
  • うがいや手指の消毒
  • 共同スペースのトイレのドアノブやスイッチ、キッチンや調理器具の消毒

消毒液で手が荒れるとウイルスが付着しやすくなるため、
使い捨ての手袋を着用するなどの対処をしましょう。

吐しゃ物が乾燥すると飛沫感染の恐れがあるので乾く前に処理するのもポイントです。

安心・安全に予防するには?

身の回りのものを消毒する際、ハイターなどは効果が高いですが刺激が気になりますよね。
そんな時は食品由来でできた、口に入れても安心なものを使いましょう。
こちらはキューピーが開発したK Blanche(ケイブランシュ)

卵由来のノロクリアプロテインというウイルスを除去する機能成分が配合されています。

99%ウイルスや細菌を除去し、100%食品由来でできているので、
何にでも安心して使うことができます。

まとめ

  • ノロウイルスに感染すると嘔吐下痢などの胃腸症状や筋肉痛発熱などの症状が表れる
  • 感染したら水分補給しながら安静に過ごし、妊娠中感染の可能性がある場合は病院に行く
  • 感染者の吐しゃ物の処理には細心の注意を払う
  • 共同スペースやスイッチなどの消毒手洗いを実施し二次感染を防ぐ

ノロウイルスの主な症状とつわりとの区別の仕方、
二次感染を防ぐ方法などをまとめましたが参考になりましたか?

ノロウイルスは非常に感染力が強く、感染すると嘔吐や下痢、筋肉痛などの症状が表れます。
軽症の場合は軽い下痢程度でおさまることもありますが、妊娠中や高齢者などは重症化する恐れがあり危険です。

二次感染を防ぐためには、手指の清潔を保つことや
共同スペースや感染者が触った場所の消毒が必要です。
感染したら水分補給をしながら安静に過ごし、症状が激しい場合や妊娠中は速やかに病院に行きましょう。