生理用ナプキンの主流としては、もちろん紙ナプキンですが
最近、「布ナプキン」が注目されているのをご存知でしたか?
お気に入りの生地を使って、布ナプキンを手作りしている方もいらっしゃるようですね。
紙ナプキンには様々な有害物質が含まれていて
それが不妊のリスクを高めているという見解もあるようです。
今回は、布ナプキンと紙ナプキンを比較してそれぞれのメリットとデメリットなどについて調べてみました。
紙ナプキンについて
使い捨ての紙ナプキンはケミカルナプキンとも呼ばれています。
紙ナプキンのメリットは便利で使いやすいことですね。
吸収力に優れているので長時間の使用もできますし使い捨てだから衛生的です。
洗濯の必要もないので、忙しい女子たちの必需品となっています。
ただ、この紙ナプキンにはとても多くの化学物質が含まれているのです。
紙ナプキン自体の原材料は石油系素材で、吸収力を高めるために高分子ポリマーが使用されています。
そして、清潔さを保つために塩素系漂白剤が使われているのです。
高分子ポリマーは皮膚疾患を引き起こす可能性があり、
長時間接触することによって経皮から吸収される恐れもあります。
さらに経血を吸収した高分子ポリマーは体を冷やすため、
それが不妊の原因にもなると言われています。
妊活中の女性にとって体を冷やすことはNGです。
布ナプキンについて
布ナプキンのメリットは、化学物質が含まれていないから安心して使用できることです。
布ナプキンは衣類と同じように体温を保ってくれるので
身体を温めて、冷えから守ってくれるのです。
冷え性は不妊の原因にもなりますから、布ナプキンに切り替える女子たちが増えているのかもしれませんね。
要「最近のナプキンは紙のものが多いけど、布ナプキンのが保温力が高いから生理痛が酷い子には良いみたいだね。妹ちゃんも使ってみたらどう?」
— 生理中の貴女を応援する朝日奈兄弟bot (@asahina_seiri) May 3, 2017
https://twitter.com/kozuedayoo/status/859939735459975169
そして、繰り返して使用できるので経済的です。
ゴミも減るので、お財布にも環境にも優しいと言えます。
でも、もちろんデメリットもあります。
まず、紙ナプキンに比べて吸収力が劣るということです。
ですから、量が多い時などはこまめにチェックするなどの配慮が必要になります。
粘着テープがないため固定する力が弱くモレが気になるという人もいます。
そして、洗濯の手間が増えること。
忙しい時には、面倒だと感じてしまうかもしれません。
こちらの記事でも布ナプキンについて詳しく説明しています。
布ナプキンって作れる?
タオルやハンカチなど綿素材のものを使って布ナプキンを手作りしている人が多いようですね。
Tシャツなどをリユースして作っている方もいます。
型紙は、「布ナプキン 型紙 無料」で検索するとたくさん出てきますので、
お好みの型紙を選んでくださいね。
「普通の日用なら2枚、多い日用なら3枚重ねる」など、
用途に応じて何種類か作ってみるといいと思います。
可愛いハンカチを使って作れば、生理中の憂鬱な気分も少し和らぐかもしれませんね!
https://twitter.com/Madokaaaaaa1/status/855379723618144257/photo/1
布ナプキンビギナーの方へ
まず、気を付けなくてはいけないことは、
紙ナプキンに比べて替えるタイミングが早いということです。
紙ナプキンより吸収力が落ちるため量が多い日は注意が必要です。
こまめにトイレに行って、モレを防いでくださいね。
そして、お洗濯は慣れるまで大変かもしれません。
まず、軽くすすいでから半日くらいつけ置き洗いをします。
それから洗濯機にかけます。(汚れが十分落ちていたらすすぎだけでも大丈夫です)
乾かすときは天日干しがおススメです。
紫外線は殺菌効果がありますから、次に使う時に気持ちがいいですよ。
最後に、布ナプキンを持ち運ぶ袋を2枚用意してください。
1枚は未使用の布ナプキンをいれますので、素材はお好きなもので大丈夫です。
もう1枚は使用済みのものを入れますので、プラスチック製で密閉できるものがおススメ。
匂いが気になるという人は、消臭スプレーなどを用意してください。
オーガニック素材の布ナプキンは?
こちらはオーガニックコットンの優しい肌触りの布ナプキン。コットンなので、肌が敏感な場合にも安心です。
楽天やamazonには本当にたくさんの布ナプキンがあり、価格も様々です。
私としては、おりもの用から始めるのがおすすめなので、一度見てみてくださいね(*^^*)
まとめ
布ナプキンは環境と身体に優しいものだと感じました。
ずっと紙ナプキンを使っている方は、慣れるまで手間がかかって大変かもしれませんが、
機会があったら試してみてくださいね。