りんご病は、子供だけがなってしまう病気だと思っていませんか?

実は、りんご病は大人になってからも感染してしまうことがあり、
大人の場合は症状が子供よりひどくなってしまうようなのです。

今回はりんご病に大人が感染した場合の症状、
りんご病とはどのような病気なのかや原因、
予防や対策について詳しく紹介していきます!

りんご病に大人が感染した場合の症状とは?

2015-03-11a

りんご病は症状として頬が真っ赤になることが特徴なのですが、
大人がりんご病に感染した場合、
頬は真っ赤にならず手足だけに赤い発疹がまだらにあらわれるのが特徴です。
https://twitter.com/kocchaan06/status/819940039245209600
ですが、頰も赤くなる人もいるようなので、
頰が赤くなるのは子供だけとは言い切れないようです。

赤い発疹の症状は子供より長引くことが多く、
3週間もの間続くことがあるようです。

また、大人の場合は発疹があらわれ始めたときから発熱関節痛、
全身のだるさを伴うようになり、
子供に比べると重症化してしまう恐れがあることが多いのが特徴です。

特徴的な紅い印が出にくいために
関節炎の症状が重いため他の病気と間違えることが多く、
血液検査をしない場合は2,3日で治ってしまうためにりんご病であったことがわからない場合もあります。

しかし、りんご病に特効薬がないので
結局は関節炎の治療の抗炎症剤などを処方されるので
軽く治る場合はわからなくても問題はありませんが
やはり人にはうつしてしまうので注意が必要です

りんご病が重症化してしまうと、
関節が曲がらなくなったりすることもあるみたいで、
生活に支障を来たしてしまうことにもなるので気を付けましょう。

妊娠中の人は注意!!

そして、りんご病に特に注意しないといけないのは、妊娠中の方です。
妊娠中にりんご病に感染してしまい重症化してしまうと、
お腹の中の胎児に流産胎児貧血など重大な影響を与えてしまう恐れが出てくるのです。

特に注意するのは妊娠20週目までの時期は
影響を与える可能性も大きくなるので慎重に見極めることが必要です。
りんご病のウイルスであるヒトパルボB19が感染するのは赤芽球という
赤血球のもとになる細胞でその赤芽球が破壊されることで母体の中で
一時的に赤血球ができなくなり胎盤への血液供給がスムーズに行われなくなります。

そして、胎盤を通して胎児にも感染して胎児の赤血球も減少します。
りんご病に感染した人の約7割で胎児に重篤な影響があると言われています。
母子感染を防ぐためには地域で流行しているなどを早く知り予防に努め、
流行している時に風邪のような症状しか出なかったとしても
念のために流行していることを産婦人科医に伝え対処をしてもらうほうがリスクは減ります。

りんご病と間違えやすい風疹の抗体を持っていない場合は
妊娠をする可能性がある時には予防摂取をしておくと、りんご病との区別はつきやすくなります。

りんご病の場合、保険適用もないことから基本的には確定検査をしませんが、
妊娠中の場合は保険が適用されます。
血液を採取しウイルスの遺伝子を検出しその抗体の状態を確認して
りんご病に罹っているかを診断します。
妊娠中でも血液を取るだけなのでもしも?と思う場合は
医師に相談して確定させて適切に治療をおこなうことが必要になります。

ですから、もしまわりにりんご病に感染した人がいる場合は、
自分がりんご病に感染しているのかどうかを早めの段階で確定診断することが大切なので、
病院へ行ってきちんと検査してもらうようにしましょう。

りんご病とはどんな病気?

りんご病とは、頬がりんごのように真っ赤になることからそのように呼ばれていて、
正式な病名としては「伝染性紅斑」と言われています。

真っ赤になるのは頬だけではなく、
腕や太ももにも赤い斑点がまだらにあらわれてきて、
頬がほてってかゆみを感じることもあるようです。

子供がりんご病に感染した場合は熱は出ないのですが、
大人が感染した場合は上でも紹介したように
高熱や関節痛、体全身のだるさを感じるケースもあるようです。

合併症

また、りんご病は子供の時に罹る珍しくはない病気ですが、
軽症でりんご病の症状だけですめばいいのですが
まれに重い合併症を引き起こしてしまうことがあります。

無菌性髄膜炎・血小板減少性紫斑病などや
溶血性貧血を持病に持つ人はりんご病によって重い貧血を起こすことがあります。

もともと、りんご病では合併症を起こす可能性は低いですが
妊婦さんや持病のある人や極端に症状が重くなってきた場合は
大きな病院で診察を受けていろいろな場合に備えることも必要になります。

りんご病の原因とはウイルス?

りんご病の原因は、ヒト・パルボウイルスB19というウイルスの感染によるものです。
そのウイルスの感染経路はほとんどの場合、
すでに感染して症状のあらわれている人の咳やくしゃみから吸い込んでしまう飛沫感染になります。

りんご病というのは、一定期間の間ウイルスが
体の中に潜伏した後に症状があらわれます。
ウイルスの潜伏期間10日~20日と言われ、
感染してすぐは潜伏しているだけで何も症状は出ず人にもうつしません。

発症すれば最初は風邪のような症状で他の病気と区別がつきにくいために
すぐにはりんご病とわかりません。

しかし、ヒト・パルボウイルスB19の感染力が最も強い時期は
頬が真っ赤になるなどの症状があらわれる7日間ぐらい前の風邪のような症状の時で
頬がリンゴのように真っ赤になったときにはもうあまり感染力がありません。

りんご病についてはこちらの記事もご参考に!

子供の頃に感染してると安心なの?

りんご病は一度感染してしまうと体に免疫ができるので
再発はしないと言われているのですが、このことは定かではないので
子供の頃に一度感染しているからと言って安心していては痛い目にあう可能性もあるのです。

それは似た病気があることや症状が軽かった時に
確信を持てないことが原因かもしれません。
りんご病の免疫は原因になる『パルボウイルスB19』というウイルスに感染し、
症状が出ない不顕性感染だったとしても免疫を一生持つことができると言われています。

しかし、それは100%ではなく稀に再度かかることもあると言われています。
子供の頃に罹れば特徴的な症状の頬が紅くなることも顕著にみられますが、
少し成長して罹るとはしか風疹とも間違えられるような症状で出ることもあります。

りんご病だと診断する際にウイルス検査などはしないことが多いので、
罹ったと思っても罹ってない場合や逆の場合考えられます。
100%の保証がない限り注意するに越したことはないということです。

大人になってから感染してしまうと症状がとても重くなるので、
家庭内やまわりに感染した人がいたら感染しないように気を付けましょう。

りんご病の予防や対策はどうすればよいの?

りんご病には今現在まだ特効薬ワクチンというものがなく、
予防接種でもリンゴ病の感染を防ぐことはできないので、
日常生活の中でヒト・パルボウイルスB19に感染しないように気をつけるしかないのです。

とはいっても、頬が真っ赤になってりんご病に感染しているとわかったときには
もうすでにウイルスの感染力はなくなっているので、
りんご病の人との接触を避けるというような対策はできないでしょう。

りんご病の感染経路は二通りです。
咳やくしゃみや鼻水などの感染者からの直接的な飛沫感染
手にウイルスがついている人がいろいろな場所を触って食品やおもちゃなどの
いろいろなところにつけたものを触ってしまう間接的な感染経路があります。

感染して人にうつす期間なのに症状は風邪のようなので
まわりもその咳などに注意をあまりしないことで流行してしまします。

りんご病の予防としては、どちらの経路にしても
りんご病は飛沫感染を感染経路とするウイルス感染症なので
マスクの着用や手洗いが基本になります。

特に妊婦の場合は、まわりでりんご病が流行っているとわかっている場合には
人ごみを避ける、妊娠中は子どもが多い場所へ行かないようにする、
そして例え自分の子供であったとしても感染している人との
接触はできるだけ控えるようにすることが予防につながります。

また、りんご病の原因であるヒト・パルボウイルスB19に感染したとしても
必ずしも症状があらわれるとは限らないようで、
半分以上の人は症状があらわれないようです。

りんご病は基本的に感染したとしても安静にしていれば完治する病気なので、
もし感染の疑いがあるようであれば早めに病院へ行って診察してもらい、
それぞれの症状を抑える薬を処方してもらって無理をしないよう安静にするように心がけましょう。

まとめ

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最後になりますが、りんご病に大人が感染してしまった場合の
症状について理解していただけましたでしょうか?
りんご病に大人が感染してしまった場合、重症化しやすいみたいで
生活に支障を来たしてしまう恐れがあるようで、妊婦の方は特に注意しなくてはいけないようです。

りんご病は飛沫感染によって感染するウイルス感染症なので、
予防としてマスクを着用したり、人混みは避けるなどのことを心がけるようにしましょう。