冬の寒い季節、ノロウイルスと一緒にロタウイルスという言葉を聞くことがあると思います。
ノロウイルスは良く知られているのですが、
ロタウイルスとはいったいどのようなウイルスなのでしょうか。

ここではロタウイルスの症状で大人が感染した場合や治療法、食事について紹介していきます!

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ロタウイルスとは?

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ロタウイルスは、非常に感染力が強いウイルスで、
ウイルスが少し体内に入るだけでも感染するといわれています。
そして、ロタウイルスは増殖力も強く、感染者の便1グラムあたりに、
1,000億から1兆個のロタウイルスが含まれているといわれています。

これは、ノロウイルスのウイルス量の約100万倍なのです。

ロタウイルスは増殖力が強い上に、少しのウイルスでも感染してしまうぐらい感染力が強いので、
予防することが難しいといわれています。

ロタウイルスの感染経路は主に経口感染です。
ウイルスの付着した食器や食べ物などによって感染します。
ロタウイルスは特に感染者の便の中に大量に含まれていて、、
下痢の始まる2日ぐらい前からロタウイルスが含まれ、
症状が治まった後でもしばらくはロタウイルスが検出されるようです。

また、ロタウイルスの流行時期としては1月~4月頃で、
ノロウイルスの流行が終わった後にロタウイルスが流行します。

ロタウイルスの症状とは?

ロタウイルスに感染してしまうと、2~4日の潜伏期間を経て症状が現れます。
ロタウイルスの主な症状は、嘔吐下痢腹痛なのですが、
症状は重い場合があり 、下痢や嘔吐が激しくなり、発熱することもあります。

一般的に嘔吐から始まり、腹痛、下痢と続きます。
発熱する場合も嘔吐した後に発熱することになり、発熱は2日ぐらいで治まります。

ロタウイルスに感染するのは乳幼児が多く、特に初めて感染したときに症状が最も重くなります。
感染を繰り返すごとに身体が免疫ができ、症状は軽くなっていきます。

ロタウイルスは、ノロウイルスよりも症状が重く、発熱もしやすいようです。
特に下痢は白い水のような状態になることがあります。
症状は1週間から2週間ぐらい続き、自然に治癒して行きます。

ただし、症状が重い場合や脱水症状がひどくなると、最悪の場合死に至ることもあるので、
病院へ行って診察を受けるようにしましょう。

また、ロタウイルスはけいれん、肝機能異常、急性腎不全、脳症、
心筋炎などの合併症を起こす恐れもあり、重症化すると死亡することもあります。
意識が不安定になったり、低下したり、けいれんなどの症状があらわれたときは、
すぐに病院へ行くようにしましょう。

ロタウイルスの症状で大人が感染したら?

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ロタウイルスは5歳までにほとんどの人が感染しているといわれています。
その後は感染を繰り返すごとに症状が軽くなっていくのですが、
大人が感染した場合はほとんど症状が出ることはありません

もし症状が出たとしてもとても軽い症状になります。
ただし、体の免疫力が落ちている場合などは、子供と同じく嘔吐、
下痢などの症状がでることがあるので注意しましょう。

また、症状が出なかったり、軽い症状ですむことがあるので、
感染していることに気づかずまわりにうつしてしまうことがあるので気を付けましょう。

ロタウイルスの治療や食事はどうすればよい?

ロタウイルス感染症の治療法として、今現在特別な治療法はありません。

基本的には安静にして、飲む点滴薬とも言われる経口補水液などで
水分補給を行うことによる対症療法が大事になってきます。
また、発熱がある場合には寒気などを感じることがあるので、
暖かくすることも大切になってきます。

症状がひどくない場合は、そのまま自然治癒に向かっていくので、安静にするようにしましょう。

症状が重くなると病院で点滴を行う必要もあり、
特に小さい子供は症状がひどくなりやすいので、
症状によっては入院して治療を受けることも必要になってきます。

食事についてはまず脱水症状を防ぐため、白湯やイオン水などをこまめに少しずつ取るようにしましょう。
飲み物を受け付けない場合は、病院で点滴を受けるようにしましょう。

食べ物については、胃に負担をかけないようにりんごを擦りおろしたものや
おかゆなどの消化にエネルギーを使わないもの
を体力の回復とともに少しずつ取るようにして、
本来の食事に戻していくようにしましょう。

まとめ

最後になりますが、ロタウイルスに効く特効薬というものは今現在まだ見つかっていないので、
ロタウイルスに感染するとウイルスが体外に排出されるまで症状が続くことになります。
嘔吐は場合によっては吐き止めを処方されることがあるようなのですが、
下痢の場合はとにかく出してしまうというのが現在の考えのようです。

よって、ロタウイルスなどに感染しないよう毎日の手洗いなど、
自分でできる限りの対策をするように心がけましょう。