まだ小さなお子さんが感染すると、
気管支炎になる危険性もあるRSウイルスは、念のため入院となるケースが多いです。

そうなると付き添いが必要になりますし、
期間や費用も気になりますよね。

今回あまり知られていないRSウイルスについての疑問を解決していきたいと思います。

RSウイルスとは?

聞き慣れない名前ですが、
実はインフルエンザよりも怖ろしいウイルスとも言われています。



その感染力の強さから、3歳未満のほとんどが感染するほどです。


特に生後6ヶ月未満の乳幼児や早産で生まれたお子さん、
心疾患を持つお子さんは重症化しやすいので注意が必要です。

しかし、RSウイルスには決まった治療法がなく、ワクチンもありません。

とにかく、症状が悪化するのを防ぐためにも高熱や鼻水が出て、
咳と共に呼吸が苦しそうだと思ったらすぐに小児科を受診することをお勧めします。

また、はしかやおたふくのように一度なれば
もうならないという訳ではなく再度感染する厄介なウイルスなので、
冬から春の時期はいつも以上にマスクを付け、手洗い・うがい、
消毒などを徹底するようにしましょう。


なぜ入院させられるのか

6歳未満の乳幼児の場合、
経過観察ということで入院を提案されることが多いです。
3歳未満になると強制的に入院させられることもあります。

通常、鼻水や鼻の粘膜を取って検査し、
30分ほどで結果が出るのですが、
その結果、RSウイルスだと診断されたら必ず入院!ということにはなりません。

医師による診察で、呼吸数や喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼーなど)、
陥没呼吸(胸の一部が引っ込むような呼吸)の有無を診て
入院するかどうかが決まります。

しかし、入院するとなってもRSウイルスに治療薬はないので
高熱には熱を下げる薬、咳には痰を取り除く薬や気管を広げる薬、
重症だと酸素吸入を行う、といったように『対処療法』しか行われません。

つまり、完治して無事に退院できるかどうかは
その子の治癒力にかかっているのです。
また、退院できたからといっても安心してはいけません。

RSウイルスは症状が落ち着いた後の3〜4週間もの間
体内に残っているので、
その期間は外出を控え、人の多い所には行かず
他のお子さんに移すことのないよう要注意してください。

入院期間や費用について

入院と聞いたら一番に気になるのが入院期間とその費用ですよね。

入院期間については、それぞれの症状やお子さんの状態によって
違いますが平均的には3〜4日とされています。

早いと2日、長いと一週間以上〜1ヶ月もの間入院しなければいけなくなります。

また、入院するとなったら、
必ずと言っていいほど親の付き添いが必要になります。

共働きの家庭では、どちらかが長期間仕事を休まなければいけないので
長引くと非常に困りますよね。

そして気になる費用についてですが、入院するのが乳幼児の場合
自治体が医療費の助成を行なっているので、
治療費は無料になることがほとんどです。

また、その他にかかる食事代や個室料金などの食事療養費についても
助成しているところがあり、もしかかったとしても数千円程度になります。

なので、会計時には数万円もの請求額に驚くかもしれませんが、
きちんと手続きをすれば、実質負担することはあまりないと考えて大丈夫です。

まとめ

私もRSウイルスについてあまり知りませんでしたが、
気管支炎を起こして入院するほどの重い症状が出るということを知って
冬場は今以上に予防が大切だなと改めて思い知らされました。

また、入院費用がほとんどかからないということなので、
もしも入院するかどうか迷っているなら
お金の事は心配せず、きちんと医師や看護師がいて
医療器具や薬が準備されている病院で治療された方が良いと思います。

入院される際は、一緒に入院している大人も感染する可能性があり
大人が重症化すると肺炎などを引き起こす危険があるので
マスクや消毒などの予防を怠らないようにしてください。
持ち運び用の除菌スプレーをカバンに入れておくとかなり便利ですよ。


熱や咳で苦しんでいる姿を見るのは可哀想で
機嫌が悪いわが子のお世話は非常に大変かもしれませんが
少し看護師さんの手を借りるなどして完治するまでの間優しく看病してあげましょう。