乳幼児期2歳頃までにほとんどの子供が感染するRSウイルス
鼻や喉の粘膜で増殖する気道感染症ですが
呼吸器官とも関係が深い症状があります。

呼吸が早くなった場合の原因は何でしょう?
その場合どう対応すれば良いのでしょうか?

RSウイルスが原因で起きる呼吸器系の病気の種類と
予防方法と対策方法を考えてみます。

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RSウイルスと呼吸器管の関係

Close-up of a cute little girl suffering from cold

RSウイルスは感染すると鼻腔で粘膜細胞につき、
それがいろいろなところに入っていきます。

鼻の中でウイルスによって壊れた細胞とウイルスは
ネバネバする分泌物になり溜まります。

副鼻腔にまでウイルスが入り、
膿がたまってそれが喉に落ちて咳になります。
RSウイルスは咳が酷いという特徴がありますが、
ネバネバした分泌物が肺に入らないように咳で出そうとしています。

咳で防御していても
気管支にウイルスが入り込むこともあります。
気道に分泌物が溜まって喘鳴が出ると喘息性気管支炎になります。

肺に近い細気管支に炎症がおきると強い呼吸困難になる場合もあるのです。

RSウイルスの大人の場合・子供の場合の症状については
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

呼吸が早くなる原因と対処法

肺に近い細気管支の細気管支炎になると呼吸数が多くなります。
喘鳴は気管支に入った場合に酷くなるので細気管支炎では少ない症状です。

気道に抵抗が強くなり呼吸を懸命に行うようになります。
呼吸数が普段通りで体の色も悪くなっていなければ様子を見ましょう。

呼吸数が多くなり、
苦しそうにしていたらすぐに医療機関で診察をしてもらってください。
酸素飽和度92%以下になってしまった場合は入院となることが多いです。

心配な場合は医療機関で診察を受けて対処してもらいますが、
ウイルスに対する特効薬はないので対処療法になります。

RSウイルスが原因になる呼吸器系の病気とは

RSウイルスの最初の感染では気管支に入り込むことによって
気管支炎や細気管支炎に発展してしまうことがあります。

肺炎にまでなる場合もあるので
熱が出て鼻詰まりや鼻の症状が出てきている時には
安静にして重症化しないように気をつけましょう。

再感染している場合には合併症は少なくなりますが、
上気道炎中耳炎を起こしたり
なかなか鼻の症状が治まらずに副鼻腔炎になってしまうこともあります。

元々、低出生体重児先天性の疾患・免疫不全などを持っている場合は
特に注意が必要になるので医療機関で十分に相談するようにしてくださいね。

RSウイルスのニュース動画もご覧になってみてください。

小さな子供やお年寄りが感染しないように、細心の注意が必要ですね。

こちらの記事では、気管支炎の対処法について詳しく説明しています。

予防方法と対策方法

RSウイルスは赤ちゃんが母親から貰う免疫で
防ぐことのできる感染症ではありません。

乳児の免疫が切れる時期の生後半年前後には
最も免疫力が弱くなる時期なのでその時期に感染しないように気をつけましょう。

感染すれば重症化する場合が多くなり、
接触感染・飛沫感染するので乳幼児が触る物は清潔を保ち、
母親自身がウイルスに感染しないようにマスクや丁寧な手洗いによって予防してください。

消毒用のエタノールやアルコールなどを使って
丁寧に消毒することで赤ちゃんへの感染を予防できます。

このような携帯用の除菌スプレーを持ち歩いていれば
外出先でも安心できますね。

流行する時期の人混みも避けるようにします。
風邪のような症状が出た時に熱や咳の仕方が酷くなり
呼吸が少しでも苦しそうならすぐに受診するようにしてください。

咳や鼻水を薬で止めるとウイルスを出せなくなるので、
自己判断せずに医師の指示で治療を進めてくださいね。


RSウイルスの風邪のような症状だけでもつらいのに、
肺炎や気管支炎まで引き起こしてしまうとは、恐ろしいウイルスです(*_*)

まとめ

2016-09-27c

このRSウイルスは元々の免疫が効かないうえに特効薬もありません。

1回感染しても何回か感染してから免疫がつくようです。
感染しても軽症ですむように、
鼻水だからと安心しないで様子を見ながら安静にして重症化しないように気をつけましょう。

ほとんどの人が経験する感染症なので
親の予防であまり小さい時に感染しないように注意することが予防になりますよ(*^^*)