ささくれが出来ると地味に痛かったり気になってしまいますよね。
大人になってからは減ったような気がしますが、子供の頃、ささくれがよく出来ませんでしたか?
実は子供は大人より皮脂膜が薄くて乾燥しやすいため、ささくれが出来やすいのです。
そして、ささくれは気になって剥きたくなってしまいますが、
剥いてしまうと化膿したり悪化する可能性があるのです。
今回は、ささくれが出来たしまった時の自分での応急処置の方法や、
ささくれを予防する方法などについてご紹介します。
なぜ子供はささくれが出来やすいの?
ささくれの原因は、肌の乾燥や栄養不良などが考えられます。
そもそも、子供は皮脂膜が薄いため肌がとても乾燥しやすいので、ささくれが出来やすいのです。
そして、皮膚を保護する栄養素はビタミンです。
食事が偏ってビタミンが不足すると、ささくれが出来やすくなってしまいます。
余談ですが、子供はささくれを剥いたり、かさぶたをはがしたりするのが好きなので、
どうしても擦り傷や切り傷が悪化しやすいようですね。
ささくれの応急処置のやり方
応急処置としては、まずささくれの根本をハサミで切ります。
消毒薬を付けてから絆創膏を貼りましょう。
ささくれを無理にむきとると、
そこからばい菌が入ってしまい、治るのが遅くなってしまうので気を付けてくださいね。
化膿してしまった場合の対処法
ささくれが化膿してしまったら、きちんと消毒した針を軽く刺して中に入っている膿を出しましょう。
そして、殺菌効果のある軟膏やクリームを塗ります。
ささくれに肉芽が出来たら、肉芽の部分にクエン酸を付けましょう。
肉芽とは、肉が盛り上がって塊になったものです。
爪のささくれにできた肉芽にクエン酸は本当に効く。。。
— こたはは (@138mizo) July 21, 2011
皆さんも試してみてくださいね。
化膿してしまっても自然治癒はできますが、症状が悪化してしまったら皮膚科を受診しましょう。
こちらの記事でもささくれについて説明しています。
ささくれには「オロナイン軟膏」が効果的!
消毒薬としては、第一三共ヘルスケアの「マキロン」や明治の「イソジンきず薬」などが一般的です。
ばい菌が入って化膿するのを防ぐためにきちんと消毒しましょう。
患部に塗る軟膏は、大塚製薬の「オロナイン軟膏」や第一三共ヘルスケアの「ベトネベートN軟膏」などがあります。
最近思うけど、どんなネイルクリームより、オロナイン塗ったほうが一番爪周りのささくれがきれいになる
— あき (@akki_hana) May 24, 2017
長く使用されている良いお薬ですね!
市販薬は長期間、大量に使用すると副作用が起こる可能性がありますので、
治りが悪い場合は病院に行きましょうね。
乾燥を防いでささくれを予防!
まずは皮膚を清潔にすることが大切です。
帰宅したら指の間や指の先まで石鹸できちんと洗いましょう。
乾燥しやすい方はハンドクリームなどをつけて保護してあげましょう。
ハンドクリームは出来るだけ刺激の少ないナチュラルなものを選んでください。
ワセリンはアトピーの方でも使用できるのでおススメです。
乾燥ささくれどうにかしたいならワセリンのほうがいい
— めんつゆ (@Mentsuyu102U) January 28, 2017
ワセリンは保湿効果が抜群ですからね。
血行不良もささくれの原因になりますので、クリームなどを塗りながらマッサージをしてあげましょう。
こちらの動画では、ささくれ予防の指先マッサージを紹介しています。
よかったら参考にしてみてくださいね。
まとめ
- ささくれの原因は栄養不良と乾燥である
- 子供は皮脂膜が薄く乾燥しやすいため、ささくれが出来やすい
- ささくれを剥いてしまうと化膿しやすいので、絆創膏などを貼って保護する
- 化膿してしまったら、膿を出して消毒してから軟膏などを塗って処置すること
- ささくれに肉芽が出来てしまったらクエン酸を塗ると良い
- 消毒薬としては「マキロン」や「イソジンきず薬」などが良い
- 軟膏は、「オロナイン軟膏」や「ベトネベートN軟膏」などが良い
- 予防法は、皮膚を清潔に保って、ハンドクリームやワセリンなどを塗って乾燥を防ぐ
今回の内容をまとめるとこのようになります。
ささくれは、きちんと手当をすれば病院に行かなくても治りそうですね。
でも、そうなる前に肌に潤いを与えて、ささくれを予防しましょう。