生理前にだけ皮膚炎が出るという人がいるようです。

何か悪い病気ではないか?と不安になるかもしれませんが、
それはある意味自然な状態です。

なぜなら排卵後に分泌される黄体ホルモンというホルモンが、
皮脂の分泌を増やす働きをするからです。

このように生理に関係して起こる皮膚の疾患を月経疹と言います。

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月経疹ってなに?

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生理の時だけ現れる皮膚疾患の事を言います。
発症の形は人それぞれで、湿疹だったり皮膚が赤く腫れたり、
水ぶくれが出来たり、シミ・そばかすが増えたりと、
皮膚に病変が生じる事だけが共通しています。

これは排卵後に分泌される、黄体ホルモンの影響だと言われています。
黄体ホルモンには、体温を上昇させて皮脂の分泌を促す作用があり、
更に排卵後にはメラニンも一時的に増加するので、
シミ・そばかすにも影響が出るのです。

肌の異常自体は、女性全体のおよそ80%が生理前後に感じています。
この時にニキビが生じる人は70%近くもいるようです。

月経疹は生理が終われば自然に治まるので、あまり心配する必要はありません。
妊娠中閉経後にも発症しなくなるようです。

ただし、生理中に痛み止めなどを使っている場合には、
薬疹が発症している場合があり、これを混同している可能性もあります。

この判断は、一度薬を止めてみて、
湿疹が出ないかどうかを確認してみると分かるようです。

月経疹の時期は?

生理前生理中生理直後、人によって発症の時期もまた様々です。
共通しているのは、生理前後症状が現れる事、
そして、しばらくしたら自然に治るという事です。

思春期のニキビとは違う現象なので、対処法も変える必要があります。
その症状が出やすいのは顎から耳に掛けてと首筋で、
乾いたきめ細かい肌の人に発症しやすいようです。

年代としては思春期後半から成人ぐらいの間が一番発症しやすいようですが
閉経まで続く人も多く、強いかゆみを訴える人もいるようです。

もし我慢が出来ない場合は、婦人科のお医者さんに相談するのが良いでしょう。
状態を改善するには、
生理前後には特に肌の清潔を保つ事で、ある程度の改善は見込めます。

ただし、皮脂の分泌が多いからと、洗顔を繰り返したりすると
更に分泌が激しくなる可能性があります。

洗顔保湿、両方に気を配ってください。

こちらのクリームは月経疹や季節の変わり目の発疹、
大人ニキビに悩む方へオススメのクリームです。

皮脂の分泌をコントロールし、皮膚常在菌のバランスを整えてくれます。
洗顔後、化粧水などでお肌を整えた後に、
気になる部分に塗るだけなので、いつものスキンケアにプラスアルファするだけです。


黄体ホルモンと身体の仕組み

排卵時に卵子が飛び出した後に黄体が出来るのですが、
その黄体から分泌されるのが黄体ホルモンです。

黄体ホルモンは脳の体温中枢に働きかけ体温を上昇させます。
この黄体は排卵後2週間ぐらい存続して、その間中体温は上がった状態を維持します。

その後、黄体はしぼんで、生理が始まります。
妊娠した場合は黄体は萎まずに存在し続け、
その為体温は高い状態で保たれる事になるのです。

体温が高いと皮脂の分泌が高まり、皮膚も乾きがちになります。
肌の状態が悪くなるのは主にこのせいだと考えられています。

皮膚は約2週間交代で入れ替わっているので、
この黄体ホルモンの影響を受けた肌が2週間続く事になります。

この事から考えると、生理前の時期には肌の状態が通常とは違う事を理解して
普段より保湿を心がけると、ある程度の改善は見込めるのではないでしょうか?

何にせよ身体の作用としては自然な事なのであまり気にしすぎずに、
その時その時に相応しい対処をしていけば、良いのではないでしょうか。

月経疹と皮膚炎

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この月経疹の発症によって、元々の皮膚炎悪化する場合があります。
肌の状態が悪くなるのですから当然と言えば当然です。

これも事前になぜそうなるのかを理解していれば、
ある程度対処がしやすいと思います。

女性は生理だけでもうんざりなのに
皮膚炎まで引き起こされるのでたまったものではありませんが、
全ては赤ちゃんを迎える為の準備なので、出来るだけポジティブに受け止めましょう。

生理前には肌の状態が変わる事が分かっていれば、
対処もし易いですし、慌てる事もありません。

急に湿疹が出来て治まるという事を繰り返すと、
なんとなくアレルギーを疑いますが、
原因を切り分けて考える事で月経疹かアレルギーか判断も出来ると思います。

どうしても気になる場合はお医者さんで相談すると良いでしょう。
また、皮脂の分泌が増える時期に、脂物やチョコや刺激物を避ける事によって、
肌の状態をある程度良い方向に抑えておく事も、出来るのではないでしょうか?