食後の吐き気や胸焼け、胃痛は
普段から良く表れる症状で個人差はあるのですが、その症状も軽いものがほとんどです。

よって、あまり気にしてないという方も多いと思います。
しかし、なかなか症状が回復しなかったりよく起こるという場合には、
何か病気が原因となっている可能性もあるのです。

ここでは、食後の胸焼けや吐き気、
胃痛の原因についてと胸焼けの予防と対策について紹介していきます!

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食後の胸焼けや吐き気、胃痛の原因とは?

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食後に胸が焼けるように感じる胸焼けの原因としては、
主に暴飲暴食ストレスによるものが考えられます。
また、肥満もその原因の1つと考えられています。

そもそも胸焼けが引き起こる仕組みは、
胃液(胃酸)が食道に逆流することで起こります。

逆流した胃酸が食道の粘膜に炎症を発生させることで起こるのですが、
食道は本来胃液の逆流を防ぐ構造になっているのです。

しかしながら、暴飲暴食や過食によって胃酸が出過ぎたり、
肥満によって腹部の脂肪が増えてしまうと、
胃への圧力が高まり、胃液が逆流しやすくなってしまうのです。

そして、胃痛の原因としては、
単純に食べ過ぎたことによる「消化不良」以外に、
胃炎」や「胃潰瘍」、「十二指腸潰瘍」、「機能性胃腸症」といった
消化器系の病気が原因と考えられています。

胃炎
胃炎は、胃酸過多(胃酸の出すぎ)によって胃の粘膜に炎症が起こり、痛みを感じます。

胃酸が出過ぎてしまうと、いろいろな刺激から
胃の粘膜を守っている「胃粘液」の分泌が低下してしまい、胃炎が引き起こってしまうのです。

また、胃炎の中でも特に多いといわれている
慢性胃炎」の自覚症状としては、食後に胃痛や胸焼け、
吐き気といった症状があらわれ、食後以外でも夜間空腹時にも胃の痛みを感じます。

ただし、これらの症状は胃炎だけのものではなく、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、
胃ガンでも同じような痛みを感じることがあるので、
ただの胃炎だと甘く考えるのではなく、長い間痛みが続くようであれば
専門の病院へ行って診察を受けるようにしましょう。

胃潰瘍と十二指腸潰瘍
胃潰瘍と十二指腸潰瘍は、2つとも胃酸や一部の酵素の消化作用によって
胃粘膜を傷つけてしまうことで起こり、
主な自覚症状としては「心窩部痛(みぞおち周辺の痛み)」の痛みがあらわれます。

さらに、痛みだけでなく、胸やけや吐き気、嘔吐、
食欲不振、酸っぱいゲップなどの症状も表れます。

食後30分~2時間後ぐらいに痛みを感じることが多く、
食べ過ぎた場合などに症状が長引いてしまうという特徴があります。

また、十二指腸潰瘍の場合、
食前や食後2~3時間ぐらいたってから空腹時に痛みを感じることが多く、
夜間に症状が現れることもあります。

そして、胃潰瘍と十二指腸潰瘍のともに症状が進行して重くなってくると
夜間や空腹時食前食後などに関係なく痛みを感じることがあります。

日本人はとても我慢強いと言われているのですが、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍と診断される方の多くは
この進行した段階になってから始めて病院へ行くというケースが多く、
治療が長引いてしまうことが多いようです。

機能性胃腸症(FD:Functional dyspepsia)
機能性胃腸症は、胃の粘膜に
はっきりとした外見上の異常があらわれていないにもかかわらず、
胃の痛みやもたれ、胸やけ、膨張感や吐き気・嘔吐といった症状が、
一定期間あらわれる場合に診断されます。

これらの症状が発生する原因としては、
胃腸の運動機能が低下してしまうことで
正常に機能しなくなることによるもので、別名「機能性胃腸障」とも呼ばれている病気です。

この病気は比較的新しい病気で、
少し前までは上記の症状で悩まされた人が病院で内視鏡検査を受けても、
特に異常は見当たらないことから、
「少し様子をみてみましょう。」と言われたり、
神経性胃炎」や「慢性胃炎」と診断されたりしていたそうなのです。

どうして外見上は何も異常が無いにもかかわらず、
胃に関わる不調が起こるのかは、医学的にもまだ解明されていないのです。

しかしながら、最近ではストレスや過労、
乱れた食生活が原因なのでは?と考えられているそうです。

食後の胸焼けや吐き気の予防と対策は、どうすれば良いの?

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胸焼けや吐き気の予防と対策としては、
やはりまずは食べ過ぎ飲み過ぎに気をつけるということでしょう。

そして、肥満気味の人はダイエットや運動を習慣にするようにして、
肥満体質を解消していく必要あるでしょう。

食後はついつい横になって寝転がってしまうことが多いと思うのですが、
横になると胃液が逆流しやすい体勢となってしまい、
胃の不調が起こる原因になるので、食後しばらくの間は横になることを控えるようにしましょう。

当たり前のことですが、食事をしてすぐに寝ることも避けましょう。

また、カフェインも胸焼けの原因になるそうです。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

食後のコーヒーをノンカフェインに変えることで
少しずつ胸焼けの原因となるものを減らしていきましょう。

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まとめ

最後になりますが、胃酸の逆流は胃の粘膜に近い構造をした食道粘膜が、
「バレット食道」と呼ばれる状態になり、
最悪の場合食道がんのリスクを高める原因となってしまいます。

最近なんだか胸焼けが続く・・・と心当たりのある人は、
「たかが胸焼け」と考えずに一度専門の病院で精密検査を受けてみることをおススメします。