脂性肌の人は湯シャンについて理解しよう。
近頃、話題になっている湯シャン。
髪が丈夫になる、薄毛予防に有効と様々なメリットがあると伝えられています。
そもそも湯シャンとは、シャンプー、トリートメントを一切使用せず、
ぬるま湯のみで髪、皮脂、頭皮の汚れを落とす洗い方です。
普段、シャンプーで洗い流しすぎていた油分を残すことで、
頭皮や髪が本来のバリア機能を取り戻し、
正常に機能させるというメリットがあります。
某有名芸能人も何人か、地肌に良いという理由で実践しているようですが、
湯シャンは、自分自身の肌質に合わせた洗い方、洗う頻度などを調整しながら行うことが大切です。
自分の肌質が、肌の状態を良く理解した上で、
自分にあった適度な間隔を持って行いましょう。
湯シャンの効果
シャンプーを使わずにお湯だけで汚れは落ちるの?
と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
実は、落す必要のある汚れや皮脂は、
お湯のみでほとんど落す事ができ、お湯の温度が高いほど洗浄力があります。
その為、いつも洗い流されていた髪や頭皮本来の必要な油分、
保湿成分が保たれるので、頭皮が活性化します。
そうすることで、丈夫で健康な髪が生えやすくなり、
抜け毛や薄毛予防ができます。
でも、すぐに効果を実感できるわけではありません。
最短でも効果を実感できるのは約半年以上先と考えておいた方が良いでしょう。
効果を実感できるまでの間、今まで洗い流していた油分が残ることによって
いつもとは違う髪や頭皮のベタ付きに悩まされる事も多くあると思います。
自分の皮脂の分泌量に合わせて、
湯シャンを行う間隔をコントロールしていく事が大切です。
お湯の洗浄力は温度で調整
お湯の温度は、高いほど洗浄力があります。
そして、40度以上になるとシャンプーと同じくらいの洗浄力になるとも言われています。
そこで、油分を洗い流しすぎないお湯の適温として、
33~34度で行う事がおススメです。
湯シャンを行う前に、丁寧にブラッシングしてホコリやゴミを取り除いてあげると
頭皮、髪の汚れがスムーズに落ちやすくなります。
そして、ゴシゴシと力強く洗うのではなく、
優しく軽くマッサージするように、洗い流してあげてください。
しかし、長い時間行うのは、
必要な油分まで洗い流してしまうので、5分程度で終わらせてあげましょう。
脂性肌の人は、湯シャンの間隔をコントロールする事が大切
湯シャンは、乾燥肌や脂性肌といった
自分の肌質に合わせて、行う必要があります。
乾燥肌の人は、少し低めの温度で洗い流すことがおススメですが、
脂性肌の人は、頭皮にもともと普通の人よりも
皮脂の分泌が多いので、ベタつきが気になる所です。
はじめは、40度以下の少し温度が高めのお湯で洗い、
ベタつきがなくなったと感じたら、温度を下げて洗ってあげるのがおススメです。
やはり、本来であれば、脂性肌の人は
シャンプーを使って余分な油分を洗い流してあげて、
毛づまり等を防いてあげるのが、1番ベストです。
皮脂が溜まり過ぎると、臭い、かゆみの原因にもなります。
湯シャンをするのであれば、何日か間隔をあけてやるか、
その日のスケジュール、汗の量に合わせて行いましょう。
湯シャンをするのであれば、何日か間隔をあけてやるか、
その日のスケジュール、汗の量に合わせて行いましょう。
湯シャンのデメリット
湯シャンは、お湯のみで行うので、殺菌作用はありません。
いきなり、湯シャンだけにしてしまうと、
今まで洗い流してきた外の汚れ・雑菌、皮脂の塊などが、
頭皮、髪の中で腐って雑菌が繁殖していきます。
そうすると、臭い、かゆみの原因になり、フケが増える原因にもなります。
まずは、いきなり湯シャンにしないで、週1回からはじめてみてください。
慣れてきたら、徐々に湯シャンの回数を増やしていって、
頭のベタつきが気にならない状態になってきたら、
ほぼ毎日のように湯シャンにしてみても良いでしょう。