低血糖というと、ふらふらしたり、動くのが億劫になったりと、
行動力が落ちる印象がありますが、実は、低血糖の症状はそれだけではありません。

摂食障害のひとつである、過食の原因にもなるというのです。

今回は、低血糖の知識や症状、
そしてそれを改善するための食事の摂り方などについてお伝えします。

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低血糖とはどんな状態か

2016-08-07b

低血糖は、文字通り血糖値が低い状態を指します。

症状としては、発汗や震え、動悸、強い空腹感などの自律神経症状
意識の混濁や強い眠気、注意力が散漫になるなどの中枢神経症状があります。
また、低血糖によってやる気が出ない、いらいらするなどの精神症状が出ることもあるようです。

低血糖は内臓などの病気、
または薬物治療の経過により起こることもあります。
もちろん、極度の空腹状態でも低血糖になります。


忙しくてご飯が食べられない人は当然、低血糖になりやすいですが、
それよりも深刻なのは、過度のダイエットで必要な糖質を得られていない場合です。

ダイエットしているからと闇雲に糖質だけを制限すると、
低血糖症状が出るだけではなく、反動で過食してしまう恐れがあるからです。
次項で、低血糖と過食の関係についてお話しします。

低血糖で過食してしまう理由

低血糖は、精神にも影響を及ぼす状態だということは先ほど軽くお話ししましたね。

なぜかというと、人体は低血糖に陥ると、
それを安定させるために血糖値を上昇させる
アドレナリンノルアドレナリンなどのホルモンを分泌させます。

これらのホルモンは交感神経を刺激する作用もあるため、
手の震えや発汗だけではなくいらいらしたり、不安になったりなどの症状が出ることになります。

この状態になると、過食の影が忍び寄ることになります。
低血糖で身体は糖分を欲している状態+いらいらしているとなると、
食べることがストレス解消になる人なら、ドカ食いしてしまいますよね。

そうでなくても、ずっと食べたいものを我慢しているストレスが、
低血糖を引き金に爆発してしまうことも想像に難くありません。

ダイエットや不規則な食生活で低血糖が日常的に起こり、
自律神経が不安定な状態の人の場合、
いらいらする→食べる→後悔する→吐く……という、
摂食障害の中でも最悪のパターンに陥る可能性も捨てきれません。

朝ごはんをしっかり摂ることが、低血糖や過食を防ぐ

では、低血糖を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは、毎日3食、適度な時間に規則正しく食べること、
特に朝食を欠かさず摂ることは必須です。

忙しい、もしくは食欲が無い等の理由で朝食を抜くと、
お昼ご飯の前に低血糖になりますし、お昼にその反動で過食しがちになります。

ダイエット中の人でも、
朝から野菜やたんぱく質中心のしっかりした食事を摂ることをおすすめします。
朝食は、カロリーになるものを摂るだけではなく、
一日元気に身体を動かすためのビタミンやミネラル補給の目的もあるからです。

朝食で摂る炭水化物は、白いパンやご飯よりも、
ライ麦パンや全粒粉パン、玄米などの消化が緩やかなものを選ぶと良いでしょう。
糖分を緩やかに吸収できれば、血糖値の乱高下を防げますので、
自律神経に影響が出にくくなります。

これらは、精神の安定を助けるビタミンB群も豊富なので、
ストレスを感じやすい人なら是非取り入れて頂きたいですね。

まとめ

portrait of beautiful smiling young woman

いかがでしたか?
低血糖が精神的にも影響を及ぼすなんて、怖いですよね。

軽い気持ちのダイエットがどんどんエスカレートし、
気付けば摂食障害に陥っていた……というのは、珍しい話ではありません。
これは、個人の性格的な問題により起こるものと考えられていました。

しかし、実際は、ダイエットによる低血糖自体が、
摂食障害を引き起こす原因の一つなのです。
ただ、低血糖がどれだけ精神に影響するかは、個人差があるようです。

お腹が空くとイライラしやすいとか、
悲観的になってしまうという人は、要注意です。
こんなタイプは、血糖値がその時の気分に影響を与えやすいタイプと言って間違いないでしょう。

小さな飴などを持ち歩くと、空腹時の助けになるかもしれません。

このように、お腹の中で30倍に膨らむ飴だと
少し空腹の足しになりそうですね。

また、ダイエットで低血糖になるのは避けられないことではありません。
規則正しく、バランス良く食事を摂るようにすれば、心身ともに健康的に痩せられるはずです。