低温火傷は高温でなる火傷と違って
火傷した時にすぐに気づかずに症状が悪くなってから気づき、
皮膚移植しないと治らないようなことも起きます。

症状によっては移植しなくても
壊死組織を取ることで治る場合もあります。

軽い低温火傷の場合の応急処置方法と
低温火傷にならないように注意する点をまとめてみました。

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低温火傷とは?

2016-11-11b

低温火傷とはこたつやホットカーペットやカイロなど
そんなに熱くなく気持ち良い程度でも
長時間その環境にあることで段々に皮膚の内部まで火傷をしてしまう状態をいいます。

45度〜60度くらいで低温火傷を起こすと言われていますが、
44度とそんなに熱くない場合でも
6時間位同じ場所に熱をあてていると低温火傷を起こす場合があります。

熱湯などの火傷と違い痛みを感じないので気づきにくいです。

しかし、低温火傷は皮膚の表面だけではなく
真皮皮下脂肪組織にまで届く深い火傷になってしまっています。

表面上は赤くなっていたり、水ぶくれになっていますが
気づきにくいために重症化して
皮下組織まで熱が伝わっていて皮膚細胞の一部が壊死してしまっていることもあります。

低温火傷のメカニズムの動画はこちらをご参考に♪

便利な暖房器具も使い方を間違えないことが大事なんですね。

皮膚移植(植皮)しないと治らない?壊死組織とは?

低温火傷で軽度の1度では少しヒリヒリして
皮膚に赤みが薄くなる程度と
中度の2度では水ぶくれが出来て強い痛みになります。

熱源に触れている時間が長ければ長いほど
火傷の皮膚への深さも深くなっています。

重症の3度になると皮膚が壊死してしまっています。
壊死した壊死組織は取るしかありません。

壊死組織とは3度の火傷の場合、
皮膚が白か黒っぽくなって痛みを感じなくなっています。

深部まで進行した低温火傷では
神経まで死んでしまっているので痛くなくなっています。

低温火傷では2度でも
深く火傷をしてしまっている場合もあります。
目に見えて化膿したり
壊死している部分は取り除くしかありません。

まず、壊死している部分を取り除いて
新しい皮膚ができるのを待つことができればいいのですが
皮膚を作る組織まで壊れている場合は
皮膚移植をするしか方法がなくなります。

皮膚移植(植皮)は
自分の体の健康な外からは見えにくい部分の皮膚を取り
火傷した部分に移植することです。

移植した皮膚で
その場所に新しい皮膚が形成されていくことになります。

低温火傷ではすぐに直接的な治療を始めるのではなく
2~3週間程度は保存的治療で様子を見ます。

時間がたって火傷の部分が
ハッキリとどのような状態かわかってきます。
小さく浅い火傷の場合はそのまま保存的治療を行い、
火傷の部分が1センチ以上で深い場合は手術ということになります。


軽い火傷と考えられがちな低温火傷で
大変なことになってしまうこともあるようです。

低温火傷については、こちらの記事でも詳しく説明しています(*^^*)

軽い低温火傷の応急処置方法

少しヒリヒリする程度で赤みを持っている場合、
普通の熱傷の火傷と同じように水道水を流すことで冷やし応急処置をします。

低温火傷の場合見た目ではわかりにくいですが、
内部が深く火傷をしてしまっているので冷やす事自体にはあまり効果はないようです。

しかし、見た目ではわかりにくいので
低温火傷の場合は必ず皮膚科などを受診してください。

すぐに病院に行けない場合は
ワセリンを塗ってラップで覆います。
病院での治療でも軽い火傷だと
消毒とワセリンなどの軟膏で保湿するようです。

この時、大事なのはガーゼを貼らないこと
ガーゼがくっついて傷口をさらに傷める恐れがあるので
ラップをかぶせるようにしましょう。

低温火傷にならないための注意点

低温火傷はそれほど熱く感じないカイロ
コタツなどが原因になることが多いです。

貼るタイプのカイロは直接肌に貼る人はいないと思いますが、
1箇所に長時間貼ったままにしないように気をつけます。

寝る時には使わないとか
用途の場所以外には使わないなど
使用上の注意は必ず読んでください。

湯たんぽも流行していますが、
必ずカバーをするようにしてください。

寒い時期にコタツやホットカーペットなどで
寝てしまうこともあると思います。
タイマーなどを利用して長時間同じ場所に
熱源をあてないことを心掛けるようにすることで防ぐことができます。

まとめ

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低温火傷は足など見える場所の場合、
すぐに見つけられますが、
お尻や背中の場合軽いと見過ごすこともあります。

カイロを貼ったりした場合は低温火傷していないかな?
と気をつけるようにしてください。

そして、熱湯で調理中にちょっと火傷して
病院に行かないで治ってしまうこともあると思いますが、
低温火傷の場合は見た目では
火傷の深さがわからないので必ず病院で診察をするようにしてください。