最近、体温が十分に上がらない低体温の人が増えています。
特に子どもたちや若い女性に多いと言われています。

低体温になれば低血圧・脳貧血のような状態になりますので、
下半身に力が入らないフラフラしてしまいます。

良く寒い学校体育館での朝礼で倒れる生徒がいましたが、
低血圧・貧血とともに低体温も原因の一つです。

人間は恒温動物

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人間は一定の体温を維持して生きていく動物です(恒温動物)。
ですから暑いところでも、
寒いところでも活動していくことができます。

暑ければ汗を出して身体を冷やし、
寒ければ鳥肌を立て身体からの放熱を抑え
エネルギーを燃やして制御する装置が備わっています。

そうした事のできない爬虫類や両生類(変温動物)などは
冬になって寒くなれば死んでしまうか、冬眠して仮死状態となってしまいます。

人間の体温は平均36.5℃くらいです。
この36.5℃で体内の酵素がもっともよく働くようになっています。

低体温ですと、酵素の働きが弱まるため、
新陳代謝が落ち免疫力も低下し病気にもなりやすくなります。

低体温になる原因

低体温に陥る病気として自律神経失調症があります。
低体温がそれによって引き起こされているのであれば、
この治療によって改善が期待されます。

自律神経は交感神経と副交感神経があり
それがバランスを取って身体と心の健康を支えています。

例えば交換神経が優位になると血管収縮が起こり闘う体制となります。
副交感神経が優位になると血管が拡張してお休みモードになります。

この自律神経で体温の調整もさています。
ストレスが多い、イライラ、怒りが続く場合交換神経が優位となり
血管収縮が続き血行が悪化し体温が下がることになります。

副交感神経が優位となりこの緊張状態を解きほぐし
血管を拡張して血行が良くなれば、身体は温まり体温が上がることになります。

このバランスが崩れるとで低体温が生じます。


低体温になる生活習慣

低体温になる生活習慣として次のことが上げられます。
このほかに日常生活の中で低体温になっていく場合があります。

それは、
1、冷暖房がされ自分の身体で調整しない生活
2、冷たいものや甘いものの食べ過ぎ・食生活の乱れ
3、間違ったダイエット
4、過度のストレスに
5、自律神経の乱れ
6、便秘

運動不足をちょっとした工夫で

運動不足は低体温のモトになります。
また、低体温だと何をするのもおっくうになりますし、
運動しないから運動が下手となり、「運動嫌い」に拍車がかかる。

下降のスパイラルに巻き込まれてしまいます。
運動といってもバレーボールやバトミントンといったチームで争ったり
ゲームに参加するというのは最初からは難しい。

でも、ただ歩くだけというのもつまらない。
しかし、どうにかしなくてはと思われる方にお勧めは「太極拳」です。

簡単、太極拳で低体温改善

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太極拳といえば、中国で朝にお年寄りが公園でやっている、
へんてこな踊りのようなものと思われるかもしれませんが、そうですあれです。

ゆっくり動くのでさほど難しくもなく誰でもできそうです。
たしかに難しいものではありません。

太極拳は中国武術を元にした健康体操です。(中には武術として行っているのもある)

東洋医学に基づいた呼吸法がその中に含まれています。
人によっては「太極拳は大あくびと背伸びが組み合わさったもの」という人もいます。

ぐーっと身体を伸ばし大きな呼吸をする。
なるべく大きく長い息。
例えば吸うのに10数え、吐く時に15数えるようにします。

最初からはできなければ、多少短めからで良いです。
これを4回も繰り返せば身体は温かい感じになります。

イスに腰掛けてもできます。
背もたれによりかかり、腕を万歳をするように伸ばして
胸を開き十分に息を吸います。

その時危なくなければ両足も床から話し上げるようにします。
十分吸ったら、足を床につけ、背中を背もたれから離し、
両手を膝に当て脛を伝わって足首の方に下ろしていきます。

背中は丸まります。息を吸う時の1.5倍くらいかけて吐きます。
これを1分間で4回程度行うと、間違いなく身体はポカポカしてきます。

これなら、運動嫌い、運動オンチといわれる人でも大丈夫です。
もう少しやってみたいと思ったらお近くに太極拳教室に行ってみてはいいかがですか。

24式太極拳を一通り行っても時間で15分程度です。
これを日に何回か行えば低体温は解消されるでしょう。

ハンドブックもご参考に!
ぜひ48式身につけて、毎日の健康法に取り入れてみませんか?